ツァラストラはかく語りき
たまには本も読むんです
「ツァラストラはかく語りき」です
となれば、ニーチェですな
曲は知っていたんですが
それじゃ「ツアラストラは何を語ったのか?」という事になりますと
昔読んだときは皆目でしたけれど
彼が一体このある種のよく知る仏教経典のような
或いは「神は死んだ」とキリスト教の大バッシングと
世間や宗教界から迫害を受けながら
新しい認識を打ちたてようとした思想とは
え~、されど、今、読んでも難しすぎてよく解かりませんし
私のような者がこうだとかはとても恐れ多くて口には出せませんし
多種多様のニーチェ解釈本とかも
学術的研究もなされておりますから、それを参考にするとして
まあ、恐れずに申しますと.....太鼓を打っていると
ニーチェの言うところの「永劫回帰」という一瞬が
インスピレーションではないけれど、「こういう事かな~」と、
ピンと感じる事もあるんですわ
つまり起承転結といった結論や目的に向かっての連鎖運動では無く
序破急といった永遠の回転の中にある今という
その中に突如として起きる花といった
まるでこの本は和太鼓の演奏心得教則本のようでありますww
何ゆえに正義、道徳、通念、概念、目的、権威、真実
そういった認識に常にアンチの立場を貫いたのか
アンチでありながらニーチェは次々と自らの考えを
まるでこういった物は「生きているなら当然」と
過去の認識、判断を全く反対の方向へと次々と変化させてまいります
結構今の時代、そして今だからこそ
成る程と納得する事もありました
アンチでありながら否定も肯定といったものではなく
ありのままに
今ある事は過去にもあった事
そして未来にあるものも過去にあったこと
こんなところで良いんでしょうかね
詳しい方はご指導をば......。
Deodato - Also Sprach Zarathustra HQ audio