岩盤の隆起跡に強大な地球のエネルギーを感じました。
清津峡渓谷トンネルは、上信越高原国立公園内に位置し、
黒部峡谷(富山県)、大杉谷(三重県)とともに日本三大
峡谷の一つに数えられており、1941 年(昭和 16 年)に
国の名勝および天然記念物に指定されました。
清津川を挟んで切り立つ巨大な岩壁がV字型の大峡谷
をつくり、雄大な柱状節理の岩肌とエメラルドグリーンの
清流が、訪れる人々に深い感動を与えています。
地質は、火山活動による噴出物や火山灰が堆積して固まった
緑色凝灰岩の地層(七谷荘)に、約 500 万年前に地下から
マグマが貫入し、石英閃緑ひん岩となったものです。冷えて
固まる際に体積が収縮し柱状節理となり、その後、地盤の
隆起と清津川の浸食により大渓谷の清津峡となりました。
昨日アップした場所が「パノラマステーション」です。