りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

お気に入りの眼鏡(2)

2018-11-14 03:59:54 |  日 記 

同じ名前で語られている違うことっていうのは世の中にたくさんあるものですが、

僕にとっては「メガネ」でさえそういうことになってきている。

このごろでは、格安、激安のメガネがあたりまえになっていて、

一本を大事にっていうよりは「着替え」できるくらい山ほど持っているっていうのが

普通のことになっているらしい。

3、4本くらいは持っていて、シーンに合わせて使い分けるっていうくらいなら

感覚として僕にも分かるんだけど、今はちょっと桁が違っていて

普通に「20本以上はある」っていう人がざらにいるらしい。。。

そういう話を聞くと「え”?!そうなの???」と、

僕などは驚いてしまうのだが、それくらいで驚いちゃう時点でもう古い。。。

っていうことに。。。

 

う〜む。

 

そうなの?

 

そんなにたくさん買っちゃうんじゃ、逆に格安の意味がなくね?

 

などと思っちゃったりもする。

 

そう思いつつも、ちょっと勉強くらいしてみるかと、

いわゆる「格安メガネ」のお店をのぞいてみることにしました。

が。

僕にはなんだか入りづらかったりする。

慣れないところには身構えたりしてしまうものだけど、

相手が「格安」を売りにしているのに、なんで緊張しちゃうかな?

っていうくらい、中に入りづらい。

 

なんとなく入りづらそうにしている気配を察知してくれたのか?

若くて気の利く好青年が声をかけてくれる。

す、すみません。。。お手間を取らせてしまって。。。

 

いろいろご説明いただいて、価格を見れば、確かに格安!

「でも、最近ではこれでも『高い!』とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。。。」

そ、そうなのですか?!

う〜む。

そういう時代と言ってしまえばそうなのかもしれないけど。。。

 

ようやくメガネのことについて、いろいろお話を伺って、

なんとなくのイメージをつかむところまでは情報が入ったかな?というところで、

真っ二つになってしまったメガネの話をする。

「測定はもちろんできるのですけど、そのメガネをお持ちいただいた方がよりよい」

ということでしたので、そこで退出しました。

 

とっても感じのいい青年が丁寧に対応してくれたのに、なぜかこちらが

やや緊張気味だったのには、われながら驚きなのだが、

もちろんこれはあの好青年のせいではない。

メガネの有り様がだいぶ違うように思われたので、

正直、このラインナップの中に自分のメガネになってくれそうなものを

見つけられなかったのである。

システマティックにできあがる製品なのだから、そのシステムのテイストに満足できるなら、

それでよし。逆に、気に入らないなら、そのシステムに文句を言ってもムダなのであって、

別の製品(というよりも別のシステム)に向かうしかない。

 

そういえば。

「メガネ」からはだいぶ遠い話になっちゃうんだけど、お寿司屋さんでも居酒屋でも

僕にはそういう傾向がある。

いわゆる繁盛店の「回転寿司」や「居酒屋」では、とても居心地がわるく感じてしまう。

繁盛しているのだから、世間様からの支持は圧倒的に高いに間違いがないのだろうけど。

どうにも、こちらが身構えてしまうような雰囲気がある。

 

いったい、僕はなにに身構えてしまうのだろうか?

いちおう我が身を振り返ってすこし分析してみたのだが、

掘り下げればいろいろあるけれど、結局のところ「これだ!」というものが

たったひとつでもあれば、それで僕には100%、文句なしなのであって、

システムが画期的であるかどうかは関係なかったりする。

そして、たいていのことがこれにあてはまるのだが、

システムが最前面に押し出されているお店で

たったひとつの気に入るものというのが見つかることって

ほとんどない。

 

ただ、接客のお兄さんは、本当に親切でしたし、説明もスマートで

商品さえあるならお兄さんから買いたかった、という気持ちはある。。。

 

 

 

 お気に入りの眼鏡

 Untitled #1819

 

 

 

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