ひなげし日記

本と映画とお芝居と…

梅雨空の下の花ショウブ。

2015年06月18日 | 

  山歩き小組のグループに混ぜてもらい「自然保護センター」へ出かける予定だったが、3日ほど前に電話すると「行く先が変わったけど良いかしら?」とまとめ役の方が、「広告が入ってて、花しょうぶが綺麗らしいからそこへ行くことになったんだけど」とのこと。梅雨時の小旅行だから雨が心配だが、降っても菖蒲ならまた風情があって良いなとOKする。前日、「雨が降っても行きます。大丈夫な服装で」とメールが回って来る。レインコートをリュックに押し込む。

出かける時間にも雨は降って無い。良かった。普通車、軽の2台で出発。すっかり田植えが済みズーッと広がる田に苗がそよいでいる。山道に入る。山、山、山、山・・・・ 行けども行けども深い緑が続く。緑の葉の中に白い葉が混じった緑の塊りが現れる。友が「あれはマタタビよ」と教えてくれる。猫が大好きというマタタビか。家などほんとに無く、山の間のカーブだらけの道をどんどん走る。山の真っただ中に西新宿という地名が出て来る。要所要所に旗が立っていて道案内をしてくれ、だいぶ時間がかかるかと思ったが1時間ほどで到着。「おじいちゃんとおばあちゃんの花しょうぶ園」というキャッチフレーズでチラシが出来ていた。入口にお年の方たちがおられ、500円の入場料をはらう。中の係りの方も5,60代の方から70代の様、でも皆さんニコニコと明るく「どうぞゆっくり見て行ってください」の声に、私たちも和やかな気分で園内を回る。しょうぶにもいろんな色がある。それぞれ名札が立てられ種類の豊富さにも驚いた。他にアジサイやカラー、ホタルブクロ、ササユリ。カラーを3株買った。おばあちゃん(私もおばあちゃんです)がスコップで掘ってくださるので申し訳なく、かわるがわる友とスコップを借りて掘り上げた。

          

    左の白い花ショウブの名が「郎月」

   

私達が回るうちにもドンドンお客さんが増え、写真を撮る人がアチコチでカメラを据えておられる。

小さな売店兼食堂があり、そこで手作りこんにゃく玉、あげ、コロッケを買う。大きな三角おあげが2枚で160円だった。素焼きにしてネギと醤油で食べると美味しいと教えてもらう。

帰りは、前の車が右へ曲がらないといけない道を左へ曲がりドンドン行く。道を良く知った人が運転してるので、美味しい店に案内してくださるのだろうと後ろに続く。が、やっぱり勘違いされてたらしく途中で止まって、このまま行くか、引き返すか・・・・じゃあ、引き返そうとなり、又、山の中のカーブ道をドンドン戻る。最初に決めた「…ガルテン」で食事。地元野菜のバイキング。食事の後、安倍首相にレッドカードを送る運動で大きなハガキに一言づつ書き込む。小さな行動だが黙って見過ごすのよりは良いだろう。

ここまではどうにか降らずに待ってくれた。「ガルテン」を出て走り始めたら降り出す。レインコートは用無しだった。お茶も持って行ったが曇り空だったので喉も渇かず、こっちも手つかず。おしゃべりもしっかりしたし、綺麗なお花はタップリ見たし、お土産も買えたし、良い小旅行が出来た。あとは、買ったカラーを何処へ植えるかだ。水気のある土地が良いのだが、西の畑の一部を綺麗にして植えようかと思ったが、ここだと咲いてても見れないからなあ。目の前の方が良いんだが。さあて、何処にしよう。


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