メーデーの日、孫が誕生。

前日から手伝いに行く。帝王切開だから出産日は早くから決まっていた。観劇会の方の担当係りしていて、仲間を増やすのにみんなで悪戦苦闘している最中。理由を話し、会議にも欠席させて貰う。やっと１人入会してくださっていたのでほんの少しは役目が果たせたかな。

入院はタクシー呼び娘が１人で行った。上の子は学校、下の子のお守りが中心になる。今日は凄い暑さ。お天気が続くのは嬉しいがいっぺんに暑くなった。でも孫は元気なもの。また散歩に外へ引っ張り出される。この間のコースは長すぎるので今日は変更しすぐ前の路地を入り公園まで。心配しながら付いて歩くが、シャンとしたもの。自分の行きたいところはハッキリわかってるらしく、わき目もふらずトコトコと歩いて行く。階段もさっさと上る。いつもの公園で暑い中一しきり遊び、今度は「ブランコ公園」に行こうと言う。こんな公園があるのを私は知らなかったのだが、もう少し行った所に滑り台やブランコ、シーソーがある公園があった。道路を渡る時には黄色い旗を持つし、渡り終えると旗をこっち側の旗入れに戻す。良く見てるなと感心する。行く時、おなじみになっているらしい駄菓子屋さんでお菓子を買うという。１坪あるかないかのような小さな子供相手の駄菓子屋さん。買うのはまたいつもと同じお菓子。細長い人差し指大のビニール袋に入ったピンクのジェリー、１袋１０円、これを２つ。２０円出すと店のお婆ちゃんが「すまないけど消費税２円ください」と。２０×８％＝１，６、切り上げて２円なのか？？？１０％払ったようなものだが仕方ないよなあ。仕入れには消費税払っておられるんだろうし、こんなに小さな店でも納めるものはおさめられてるんだろうから。

せっかく着いたブランコ公園は、この暑さで滑り台は滑る部分や手すりが、ブランコは座る部分が暑くて遊べなかった。日陰を見つけて座らせ買ったお菓子を食べさせて、何とか遊べないのを納得させて引き返す。お昼を食べても寝ない。トイレはきちんと言え出したので助かる。並べて置くとちゃんと１人で脱いだものも穿けるようになった。

にいちゃんの下校のお迎えの時間、２人で出る。言われたところへは早く着き過ぎ、少し辺りを散歩していたら「おしっこ」だって。家まで引き返してさせる時間があるかしらと慌ててしまう。が、待った無しだ。すぐ引き返す。途中で帰って来る他の子どもたちに会い、余計に慌てる。と、顔見知りのママに会う。「Sちゃんは今、お家へ送って大ばあちゃんに預けました」「ありがとう、迎えに行ったのにこの子がトイレだと言うので」と慌ただしい挨拶だけでそそくさと別れトイレに駆け込む。にいちゃんは大ばあちゃんが連れて来てくださった。どうも子どもたち、いつもとは違う道を帰って来たらしい。そんな事は聞いていなかったから、入れ違いになってしまったのだろう。

婿が早くに帰って来る。みんなで病院へ行く。綺麗な病院、にいちゃんもここで産まれた、　本人は覚えてもいないだろうが。下の子はタイで。１か月間手伝いに行き、観光は一切せず家事や洗濯買い物をしたっけ。病室は個室なので気兼ねが無くて楽。3時間ほどいたが帰る時、下の子が泣き出した。生まれて初めてママと別れて寝るんだって。泣いて泣いて、8階の窓から見下ろしているママの陰、上を見上げて泣きじゃくる孫。家に着いても泣きやまず、抱っこしていたら寝そうにしたので「しめた」と思ったら、「泣いても良いから風呂に入れます」と婿が言い、やっぱり後長いこと泣いていた。仕事が残っているので寝かせた後また職場に戻ると言う婿に、申し訳なく思うが私が代わって寝かせられる状態ではないので任せる。10時過ぎ出て行き、1時頃戻ってきた。何と言う職場だろう。

7時20分ににいちゃんたちを送り出し、また下の子と2人の時間が始まる。

2時から手術と言っていた。立ち会い出産だとか。3時半過ぎ婿が帰って来て「無事生まれました、女の子です」との報告。女の子と言うのは前から分かってはいたが、こうして聞くと改めて良かったと思う。にいちゃんが帰って来て、一緒に病院へ。部屋の前に着くが鍵がかかっている。？？？と思っていたら、丁度その時娘が術後の始末や何やが済んで戻って来た。赤ちゃんはもう少し後になるって。やがて帰って来てベッドの傍らに赤ちゃんが置かれる。どの子もそうだが、あの生まれたての顔。どうしてこう同じ顔なんだろう。とは言っても、その中にもうち系の顔か、Oさん系の顔かというのは何となくわかる。この子はOさんのお家の顔だ。お姑さんに似ている。まだ目はつむったままだが、開いたらどんなかな？楽しみ。にいちゃんが名前を決めると言っていたらしいが、別の名前になった。私はにいちゃんが付けたいと言っていた方が好きだけど。まあ良いか。決まった名も素敵だし・・・どんなふうに育って行ってくれるだろう。世の中の動きがドンドン危ない方へ向っている今、子育てさえちゃんとやっていれば大丈夫とは言えなくなって来てる。育つ環境や政治の動きも考えに入れ、そのためにしなければならない事も出て来るだろう。

でもとにかく、生まれて来てくれてありがとう。おめでとうMちゃん！！

産後、痛くて体動かすのが苦痛で、やっと昨日から起きれだしたとメールがあった。お乳は良く出るし、飲むのも上手みたいだって。まあ、一安心。退院してからが大変だ。まあ誰もがやって来たことだけど。

何やかやあり最近書くのが間が空いてしまっている。季節は春らしい春が無く、いっぺんに夏が来たみたいだ。山々の芽ぶきの若緑でブロッコリーみたい、その緑の中に山桜の白がアチコチと散らばって、「ああ、やっと春！」って感じたのは束の間だった。山はもう若緑から濃い緑へと変わり、木々は若葉から怖いくらいの真緑になった。庭の刈った草も昨日の雨でまた伸び始めたのか、緑が目立ちだした。あーあ、また暑い中草を刈らなければ。