こちとんの囲碁日記

南信州,下伊那,飯田市にて囲碁なるものをやっています。

碁石

2020-02-04 23:29:53 | 棋具
どうも、こちとんです


2月11日の南信州杯に行きたかったんですが

仕事が入ってしまい断念

飯田の囲碁界から少し離れてしまっております。



2月16日のジャンボ囲碁大会(中部棋院)はよね研に混ぜてもらい出場させてもらう予定です

22人をよく集めてくださいました、よねつちさん

非常に楽しみにしております





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先日、ヤフオクを彷徨っていたら

ほぼ新品の日向特産の碁石が蔵から出てきたと

出品されていました



私、実をいうと

碁石が好きでして

ほぼ幻と化している碁石を安く手にするチャンスと

オークションに参加したわけなのですが

やはり、価値が分かる人が沢山おりまして

あれよあれよという間に5万円弱まで上がり、他の方に競り落とされました


碁石の価値を考えればこれでも、十分安いのですが

何万もポーンと出せる甲斐性は無いので
それに嫁と喧嘩になるので
1万円に上がる前に早々にリタイアでございますw






日本で採れる碁石になる蛤は、江戸時代は三重,茨城がメインで採られていました(やや自信なし)

明治中期からは宮崎の日向でとれるスワブテ蛤が重宝されていました

そして、ほぼ枯渇し、現在はメキシコ産の蛤がメインに使われています

ちなみに、私の今の普段使いもメキシコ産(ノーブランド雪印にて、良いのもあれば悪いものもある感じ)





日本産は今後、復活することは無いと言われています

碁石になるほどの蛤となるためには長い年月がかかり

それほど長い時間人の手が全く入らないことは考えにくいためです






これをキッカケに色々と碁石や碁笥を調べ始めたら

結構奥深くて面白い

瑪瑙や中国の碁石(云子)等々、色んな種類があるのですね


因みに我が家にも本家の蔵に埋もれていた変わり種があります



竹の碁石

昔は蛤の碁石は高級、ガラスの碁石も高級,プラスチック製は勿論無く

このような竹を使っていたようです

これはこれで貴重ですし、面白いので大切に保管しています





でも、やっぱり一番素敵なのは

紅牙撥鏤碁子



あの正倉院にあるやつ

中学の教科書に出てきて感動した覚えがあります

ちなみにこれは象牙

これは欲しくても手に入りませんねえ(笑)








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