やまぶどうってどうやって育てるの?苗木はどこで?普通のブドウと違うの?同じなの?

やまぶどうの栽培について基本的なことを何も知らず、ネットで検索したり図書館で数少ない資料を漁ったりしていた5年前、とりあえずなんでもいいからブドウを育ててみようとホームセンターへ行きました。たまたま売っていたのがデラウェアと巨峰の苗木。デラは赤紫色の小粒種、巨峰は黒または濃紫色の大粒種、いずれも有名だけどちょっと時代遅れ感あり。そのせいかとても安かったと記憶しています。
この2本をブの自宅の広大な庭(スイカのタネ飛ばしチャンプなら軽く場外ホームラン)に植えてみました。
1年目
デラも巨峰も、ヒョロヒョロ伸びた。
2年目
デラも巨峰も、モグリハダニという害虫に、葉という葉をボコボコにされながらも、デラは小さな房が3“房“ほど、巨峰は5“粒“ほど、食べることができた。冬に、友人から教わった方法でダニ防除。
3年目
予防の成果で、葉は健康そのもの。しかし、デラも巨峰も全く実らず、収穫ゼロ。何で?
4年目
デラは鈴なり、巨峰も6房だったか7房が期待できそうだった。時々つまみ食いして糖度を確認し、「次の日曜日に収穫だ」。
で、収穫当日。
デラは1/3くらい残っていたが、巨峰は全くひとつもない。ゼロ。
盗られたか!
そうではありませんでした。房の軸(果梗と言います)は残っていることから、恐らくは鳥でしょう。ヤツらは美味しい時期を知っている。
5年目
お待たせしました。今日撮影した標題の写真はデラウェアです。U-Tube先生のアドバイスで、1枝2房まで間引いたのに、たくさん実りました。アップ気味に撮っているので粒が大きく見えるかも知れませんが、パチンコ玉より小さいくらいです。
次の写真が巨峰です。

大きい粒は、既にI円玉くらい。
でも、こちらはU-Tube先生からどやしつけられそうです。1枝1房は守ったのですが、摘粒といって粒の数を1/2から1/3まで減らせとの先生の指示を(もったいなくて)中途半端にしかできませんでした。
このままでは、「二兎を追うもの一兎をも得ず」ではありませんが、100粒を欲張って全部が熟さなかった、ということになりかねない状況。木にそれほどの力があるとは思えないので。
この後、意を決して摘粒を断行します(手遅れかもしれないけど・・・)。
そして秋には、鳥さん達との勝負が待っています。
まあ、売り物ではないので、2〜3割くらいは分けてあげてもいいかな?