競輪ホテルのレストランに行った。金曜の夜のことだった。

火災感知器はよく見えない(単に目が悪いから。高い天井に薄暗い店内だとな)。炎?
宿泊客でも予約客でもない。まず先週の金曜の夜に行ったらどうやら満席で、「◯◯時まで待ったら席を開けられそう」という案内だったので、同行者(食にこだわりのない子供である)の意見を聴取した結果、ここを取りやめてマクドナルド店に行くことになった。何ら特別感のない凡庸な選択だった。
さて今週の同時刻、一定の覚悟を持って再度行ったら、がらんがらんだった。食べている間に5組ほど来たかというくらいで、ざっと見て20組ほど入れそうなところで先週いったい何があったのだ。
海鮮丼(食べて年一回の、自分としては贅沢メニューである)を食べてみたいなと思っていたら、見ていたのがうかつにも先週ダウンロードした冬メニューで、実は今週はメニューから海鮮丼がなくなっていた。えー、海鮮丼…。突然の選択に、一見して平凡に見えるカツカレーを取った。合わせて岡山ピーチポークとんかつ(同じ材料のカツカレーのカツに比べ、かなり厚手に作っている)、お子様プレートを注文する。
平凡に思えたメニュー群が、ことごとくおいしくて衝撃的だった。お子様プレートについたアイスクリームの周りにパウンドケーキをみじん切りにしたようなのが入っていて、初見の子が不審がって「食べてみてくれ」というのでひとかけら食べただけで味がわかるようなしっかりした上品。
泊まりに行く機会(去年2月に逃した)はないと思うので今後も夜に飛び込みで行くだけだと思うけど、通路から覗く客室も存外によさそうだったし、よそ様に紹介する宿泊先としては面白いなと思いまして。

火災感知器はよく見えない(単に目が悪いから。高い天井に薄暗い店内だとな)。炎?
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