日本の自殺者が相変わらず年間で3万人を数え、これは4千人に一人という多さ。諸外国の事情も参考程度に。
死ぬ気で頑張ればなんでもできる、とよくいわれる。「やればできる」と同じで、やらなければ決してできることはないがやったからといって必ずできるわけではない、というところにちょっとだけ希望を持たせた言い回し。
ただ、本当に自殺に至る人にとっては、たぶん的外れだ。それは何かにつけて怒りや責めを外に向けることができる人が、自信に満ちた自分の感覚で考えるだけの屁理屈だから。多くの人にとっては正しいが、4千人に一人の特殊な人たちにとっては、そもそも死ぬ気で頑張れない点で無意味なアドバイスのような気が、今はする。自殺を思いとどまらせるためのアプローチとしては、そのような力強い助言は、弱気な自分との落差を際立たせる点で逆効果に思える。
まったく関係ないけど、ストーリー漫画において、登場人物がこのせりふを言ったら後で必ず死ぬ(あるいは必ず生き残る)、という決まり文句がある。効果によって「死亡フラグ」「生存フラグ」と呼び分けられる伏線のこと。急に部屋を片付けだすのも、なんか死亡フラグみたいで嫌だよね。
ブッダは、それを生に対する執着だと言います。
春休みに片付けができなかったら、夏休み。夏休みにできなかったら、冬休み。
持ち越し持ち越しですごいです。
ナンバーカードのひとつも思い出思い出と捨てられません。
くまさん。「生物の進化には目的がない」というところからも、生への執着は正解なのだろうと思います。生きることが揺るぎない前提条件とすると自殺は論外としても、やっぱり負けたときのことも考えておいたほうがいいでしょう。ウィリアムスだって死ぬつもりはなかった。
CHAPPYさん。ははは、ナンバーカード捨てられません。大会ごとに封筒にまとめているので、一つずつ出しては観光パンフレットのようなものだけ捨ててちょっとだけ束を薄くしましたが、そんなので片付くわけがない。