以前他スタッフが書いた素材の色むらについて。↓
http://blog.goo.ne.jp/climat-color/m/200804
面白いテーマでしたので、私も気にしながら色々見ていたら、補修にかなり気を配ったと思われる建物を見つけました。
上野にある芸大の資料館です。
これを見た瞬間、手塚治虫さんの『ブラックジャック』を連想してしまいました…。
少々、痛々しい感じもありますね。
角度によって補修の痕跡が目立ちますが、近くで見ると素材感・色むら共にかなり古いタイルに馴染みつつあるのが良くわかります。
新旧が歩み寄るには、お互いを理解し受け入れるための、ある程度の時間が必要なのだなと思いました。
時間の経過が、色を育てる。
普段、素材や色彩を選定するとき、そこまで長い時間の経過を考慮していないかも知れない、ということに気が付きます。
一度決めたら、数十年そこにあり続ける建築・構造物の素材と色彩。
改めて、より総合的な判断力を鍛えなければならないな、と気持ちが引き締まりました。
カトウ
http://blog.goo.ne.jp/climat-color/m/200804
面白いテーマでしたので、私も気にしながら色々見ていたら、補修にかなり気を配ったと思われる建物を見つけました。
上野にある芸大の資料館です。
これを見た瞬間、手塚治虫さんの『ブラックジャック』を連想してしまいました…。
少々、痛々しい感じもありますね。
角度によって補修の痕跡が目立ちますが、近くで見ると素材感・色むら共にかなり古いタイルに馴染みつつあるのが良くわかります。
新旧が歩み寄るには、お互いを理解し受け入れるための、ある程度の時間が必要なのだなと思いました。
時間の経過が、色を育てる。
普段、素材や色彩を選定するとき、そこまで長い時間の経過を考慮していないかも知れない、ということに気が付きます。
一度決めたら、数十年そこにあり続ける建築・構造物の素材と色彩。
改めて、より総合的な判断力を鍛えなければならないな、と気持ちが引き締まりました。
カトウ