デザインの仕事の中には、その物事の依頼を受けてから自分事として考え出す場合とある程度知っている場合と
では熟知していて新鮮なデザインが出来ないのかというとそうではありません。むしろそれこそがプロなのではないかと感じます。
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
本年もいろいろな方から年賀状をいただきました。年賀状が届くのは子供みたいですが、とても楽しみです。よくお会いする方はもちろんですが、あまりお会いする機会のない方の近況などが解るというのはとてもうれしいものです。
写真は京都-北野天満宮です。普段は近所の神社へお参りするのですが、我娘が受験を控えていることもあり、久々に京都へ向かいました。私は性格的に神頼みするタイプではないのですが、こういった雰囲気や建物、人間観察をするのがとても楽しいです。じっくり観察すると不思議だなという感覚からなるほどと気づくその瞬間が気持ちよいものです。
先日電車の中吊りに人体の不思議展 最終公開 2012年閉幕との広告を見ました。そういや大阪で初めて公開されたときには大盛況でかなりの混雑だったと記憶しています。人混みというのは嫌いではないが並ぶというのが嫌いなのでまあ良いかと行かなかったのですが、その後も近くで見る機会はあったのですが結局見ずにいました。しかし中吊りを見て最終という事とまあ並ばなくてもすむだろうと思い。休日に京都へ足を運びました。案の定、人もまばらでゆっくりと見学が出来ました。人体の構造という意味で興味を持っていたので大変参考になりました。もちろん手を触れる事は出来ませんが、出口付近に触れても良い人体がありましたので触れると微妙に弾力があったので「うわっ
!」と小さな声を出してしまいました。見終わったときには生と死というまた違った感情がわいてきましたが、まだ見られていない方は散歩がてら足を運んでも良いのではないでしょうか?
クライアントとの打ち合わせから帰る際にいつも気になっていたので、
車を止めてパチリ!
○○ドンキーは色々な店舗でこのジャンクメイクを採用している。
もちろん情報としてはかなり古いモノではあるが、最近での工場萌えに
通ずるものがある。私はマニアではないがかなり惹かれるものがある。
この建物は人工的に朽ちた感じを表現した、いわばテーマパーク的なもので素っ気ない感じもするが、人間が創り出したものが自然に朽ちていくギリギリのところで、そっと手を差しのべれば美しさをかもし出す瞬間を得ることが出来る。と思う。