私はよく飲食店営業に心理学を取り入れる事が、しばしばありますが前管理者も同じ考え方をしていました…
今回は最近よく耳にする「マーケティング心理学」について解説したいと思います。あくまでも私なりの解釈ですが・・・・
「マーケティング心理学」とは？ これは心理学をつかって市場を作る行為
具体例を挙げて解説しますと、半年ぐらい前に飲食店を経営する私の知り合いからカウンセリングの依頼を受けました。
依頼内容は、オープンして1年経過したが、客足が急激に減り、どうにか来店数を増やしたい・・・
夜の営業がメインだったが、集客手法の一環としてランチの営業を始めたが、これもうまく集客出来ない・・・折込等入れる経費も捻出出来ないし・・・
なんとか最小限の経費で集客する方法はないか？との依頼でした。
ローケーションは、わりと駅近のそこそこ人通りのある場所
業種は、夜型の洋食屋さん、少し高そうなイメージのお店でした。
経費がかけられないとの事でしたので、まずはすぐやれること
バンドワゴン効果、スノップ効果、ヴェブレン効果を使ってみようと・・・
夜への集客方法としてランチを始めたとの事だったので、まずはランチで仕掛け!!
※1日先着10名 ランチ100円!!
営業は11:30分からですが外に順番にお並び下さい!! とPOPを作成
故意に外に行列を作り、バンドワゴン効果を狙ってみました。
更に
※木曜日は限定プチ贅沢ランチ10食限定!! 2.200円
創作コース料理(ランチ)
これはバンドワゴン効果の逆でスノップ効果を狙ってみた。
そして
※最高級牛肉 ○○○ランチ
ランチなのに,000！！ ヴェブレン効果狙い
上記心理テストマーケティングの結果・・・・
今では、ランチの方が忙しくなる程の店に成長・・・・
もちろん、上記以外の仕掛けもかけた結果ですが・・・・・
もう1つ例を挙げると・・
現在、市場にでまわっている「プレミアムとつく商品」は
上記3効果をうまくからました結果、バカ売れしてます。
心理学によって市場は作られている・・・最近の傾向です。
実は、私が立ち上げた「ファイナルよさこい」も、ある意味、
人心掌握術(心理学)をつかったイベントだったのです・・・
何もないところに突然現れる＝非現実 わかりますか？
