「私は蒼い空が好きで」
この景色はいい。私用でよくここにきていた。蒼い空の下で色んな人に声を掛けられた。そして、服や飯代を稼いでいた。悪い事だとは思えない。一応惚れた相手にしかしないから。三か月で別れると言っている。大人っぽくするから、バレない。一緒に競馬で賭けている。一万円ずつ出して。私の金だぞと言いながら、賭けている。競馬で大穴を狙った職員がいて、当たったらしい。私たちは何故か競馬が好きだ。そして、長く付き合うと「自分ではなくなる」日が来る。怖かった。現実になった。病人と付き合う事にした。そして、病人は後一年で散ってしまうらしい。特別な相手だ。どんな人よりも格好いいし、性格もいい。ただ彼女は去ってしまったらしい。私は蒼い空が好きで。大学一年で辞めて、余命を煙草を吸いながら待っていたらしい。そこにいる間。ずっと、一緒に待つから自然と仲良くなった。「何で煙草吸っているんですか?癌なんでしょ?」「いいよ。どっち道、蒼い空に逝くから。痛くない癌らしい。珍しいから、実験台に去れていたけど。高校時代の夏休みから発症したんだ。家に帰りたいと言ったら診察だけになった。薬も要らないと言った」付き合って服や飯代は求めなかった。一人暮らしのアパートだった。結構年季がある。でも、綺麗にしている。何故本気で惚れたのだろう。18才で稼ぐ事はインディーズでもいいんだけどなって思っていた。馬鹿だね。売れなくなるかもしれない。まともな商売なんか出来る訳ないのに。半年後に彼氏は逝く。金持ちなんだね。そうだね。涙が流れた。私が逝ったら嬉しい?別に。長生きして、楽しく遊んだら。また会いたいな。夢でもいいけど会えないかな。会いに行くよ。そうだったらいいね。涙が止められなかった。私は長生きして恋愛をすると思う。10年間は我慢するよ。逝くまで傍に居て欲しいだけ。「私用でよく散歩した所がある」俺も行きたい。そこを歩くか。冬まで、時間があるし。いいね。買い物以外では初めて二人同時に出るね。高校を辞めたなら。俺の馴染みの先生が教えてくれる高校に通ったら、足しになると思うよ。少なくても体を売るよりは、楽だと思うよ。そんな事言ったかな。大分前に話して貰ったし。ここで景色を観ていた。蒼い空が綺麗だね。そうだね。写真を撮ろうよ。そう言って、通行人の人に頼んで二人の写真を写した。二人は一緒になれた。写真は大切にしたい。君の葬儀は「競馬仲間」を呼んで、寂しくないように葬儀をした。もうこれで金はない。体力に自信はある。今は警備員をしている。夢に出てきた。多分、本物じゃないけど。私は28才を待っている。「競馬仲間は次々と結婚しているよ」そう施設の友人が言ってくれた。私は蒼い空の向こうを眺めて、心が落ち着く。しばらくは一人で生きるよ。幾つまでか分からないけど。私は蒼い空を観た。それから二年は過ぎた。27で出会った男。振ったのが勿体ない。
格好良かった。性格も君よりいいかも知れないのに。頑固だなと自分で思った。
この景色はいい。私用でよくここにきていた。蒼い空の下で色んな人に声を掛けられた。そして、服や飯代を稼いでいた。悪い事だとは思えない。一応惚れた相手にしかしないから。三か月で別れると言っている。大人っぽくするから、バレない。一緒に競馬で賭けている。一万円ずつ出して。私の金だぞと言いながら、賭けている。競馬で大穴を狙った職員がいて、当たったらしい。私たちは何故か競馬が好きだ。そして、長く付き合うと「自分ではなくなる」日が来る。怖かった。現実になった。病人と付き合う事にした。そして、病人は後一年で散ってしまうらしい。特別な相手だ。どんな人よりも格好いいし、性格もいい。ただ彼女は去ってしまったらしい。私は蒼い空が好きで。大学一年で辞めて、余命を煙草を吸いながら待っていたらしい。そこにいる間。ずっと、一緒に待つから自然と仲良くなった。「何で煙草吸っているんですか?癌なんでしょ?」「いいよ。どっち道、蒼い空に逝くから。痛くない癌らしい。珍しいから、実験台に去れていたけど。高校時代の夏休みから発症したんだ。家に帰りたいと言ったら診察だけになった。薬も要らないと言った」付き合って服や飯代は求めなかった。一人暮らしのアパートだった。結構年季がある。でも、綺麗にしている。何故本気で惚れたのだろう。18才で稼ぐ事はインディーズでもいいんだけどなって思っていた。馬鹿だね。売れなくなるかもしれない。まともな商売なんか出来る訳ないのに。半年後に彼氏は逝く。金持ちなんだね。そうだね。涙が流れた。私が逝ったら嬉しい?別に。長生きして、楽しく遊んだら。また会いたいな。夢でもいいけど会えないかな。会いに行くよ。そうだったらいいね。涙が止められなかった。私は長生きして恋愛をすると思う。10年間は我慢するよ。逝くまで傍に居て欲しいだけ。「私用でよく散歩した所がある」俺も行きたい。そこを歩くか。冬まで、時間があるし。いいね。買い物以外では初めて二人同時に出るね。高校を辞めたなら。俺の馴染みの先生が教えてくれる高校に通ったら、足しになると思うよ。少なくても体を売るよりは、楽だと思うよ。そんな事言ったかな。大分前に話して貰ったし。ここで景色を観ていた。蒼い空が綺麗だね。そうだね。写真を撮ろうよ。そう言って、通行人の人に頼んで二人の写真を写した。二人は一緒になれた。写真は大切にしたい。君の葬儀は「競馬仲間」を呼んで、寂しくないように葬儀をした。もうこれで金はない。体力に自信はある。今は警備員をしている。夢に出てきた。多分、本物じゃないけど。私は28才を待っている。「競馬仲間は次々と結婚しているよ」そう施設の友人が言ってくれた。私は蒼い空の向こうを眺めて、心が落ち着く。しばらくは一人で生きるよ。幾つまでか分からないけど。私は蒼い空を観た。それから二年は過ぎた。27で出会った男。振ったのが勿体ない。
格好良かった。性格も君よりいいかも知れないのに。頑固だなと自分で思った。