CJC Blog 

クールジャパンクリエイト・ブログ
クリエイティブな情報を配信いたします。
クールジャパンクリエイト株式会社

米アップル:時価総額、ITで世界一 タッチパネル勝因 高齢者にも浸透

2010-05-28 | IT
凄いね!

+++

米アップル:時価総額、ITで世界一 タッチパネル勝因 高齢者にも浸透

 【ワシントン斉藤信宏】米ナスダック市場で26日、アップル社の株式時価総額がソフトウエア世界最大手の米マイクロソフト(MS)を抜き情報通信(IT)業界世界一になった背景には、携帯端末や音楽プレーヤーなど消費者に身近な製品でMSの牙城を切り崩してきた戦略の成功がある。

 アップルは、主力商品のデジタル音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」で消費者の好評を得たタッチパネル方式を携帯電話端末に応用。多機能型携帯電話機「iPhone(アイフォーン)」を開発し、米国のスマートフォン業界に大きな変化をもたらした。既にタッチパネル方式は米国内で主流になりつつあり、アイフォーン愛好者はパソコンを使ったことのない消費者にも拡大した。

 マイクロソフトが強みを発揮し、ほぼ独占状態を維持してきたパソコンの基本ソフト(OS)は、用途がパソコン画面上の操作に限られる。アップルは、自社の得意分野で採用したタッチパネル方式をパソコンの競合機器である新型携帯端末「iPad(アイパッド)」に応用。「(アイパッドは)ゲームチェンジャーになるだろう」(ジョブズ最高経営責任者)との言葉どおり、MSの牙城を着実に切り崩しつつある。

 米紙ニューヨーク・タイムズは「机の上にあった一番重要な情報通信端末が、手のひらに載るようになった」とアイパッドの衝撃を報道。「クリック方式からタッチパネル方式への劇的な変化が起きている」(業界アナリスト)との指摘も相次ぐ。

 米国では、パソコンに抵抗を感じていた高齢者にアイフォーンが普及。アイパッドは画面を大きくすることで、こうした高齢層のアイフォーン利用者の取り込みにも成功しつつある。マイクロソフトもスマートフォン進出などで対抗する構えだが、アップルに対抗するまでには相当な時間がかかりそうだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。