女性に人気の高い職業の一つ、介護士になるためには、看護系の専門学校、短大、大学などで勉強することになります。それから、その上で国家試験を受け、合格してやっと介護士になれます。この国家試験については毎年、受験者の約90パーセントが合格していて、ごく普通に勉強に取り組んできた学生とってみれば、たやすい部類に入るのではないでしょうか。介護士の養成を目的とした、専門の教育機関は看護専門学校や短大など、いくつかありますが、ここ最近は、より深く学べて、助産師や保健師の資格も取得可能な4年制大学に進む人がどんどん増えてきている現状があります。労働者一般の収入と、介護士のそれとを比べてみたら、平均年収という一点では介護士の方が上なのだそうです。介護士不足に陥っている介護機関は少なくはなくいつでも人手を求めている、という事情により、例え不景気下であっても、年収額が大きく落ちることがない、というような役得もあるようです。さてそんな介護士ですが、給料は良いものの、かなり長時間のサービス残業を、せざるを得ない場合が多かったりなど、介護士の労働環境は、しっかり整っているとは言い難い状況です。介護士とはどんなイメージを持たれているかといえば、別名「白衣の天使」ということからも世間的には、好意的な印象を与える仕事であると思います。ですが、介護士の現状はというと、給料としてはまあまあもらえてはいるようですが、その実は、夜勤や長時間残業の毎日を送っている介護士も多数いるのです。良い所ばかりに目が行ってしまいがちですが、介護士が実際どのような働きをしているのかを知ってほしいと思います。すっかり少子高齢化が進んで、怪我や病気のリスクが高まる高齢者の数が増えています。これにより、介護施設を訪ねる高齢者は増えて患者数の総数を押し上げており、介護士もますます忙しくなってきています。厳しい労働環境の中で、長時間の残業と夜勤を続けたため、結果として過労死を迎えてしまった介護士もいました。夜勤のない職場に移ったとしても、訪問介護で自宅療養中の患者をみることになったり、その訪問介護も高齢者があまりにも増えて介護士の需要はうなぎのぼりとなっており、介護士は気が休まる暇もなく、業務に追われ続けています。介護機関、それも病棟に勤務する介護士であれば文字通り24時間を2分割する2交代制、3分割する3交代制により夜勤勤務に従事することになるはずです。夜勤中の業務については、日勤の場合と比べると医師や介護士など、人の数がかなり減り、それなのに、夜半にナースコールが鳴りやまない、重体患者の容体が悪化したなど、通常の業務外に、対応するべき案件がとても増えます。当然、通常業務もこなしますから、トータルの作業量としては、おおむね日勤よりも多くなるのが普通です。
長野県上伊那郡南箕輪村 北殿駅 言語聴覚士求人
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