『ダンガル きっと、つよくなる』を都内の劇場で見てきました。本当は、たくさん観客のと共にレディースデーに見たかったのですが、水曜日は残念ながら行けず、次の日のお昼の回になりました。少ないかなあ、と思っていたら、チケット売り場でまず「通路側のお席はほとんど埋まっていますのでご了承下さい」と言われ、ちょっとびっくり。結局、前から4番目の通路側の席しか取れなかったのですが、中に入ってみるとどの列の真ん中部分もある程度埋まっていて、嬉しくなりました。観客の年齢層は幅広く、30歳前後のプロレスが好きそうなガタイのいいお兄さんから、熟年世代のご夫婦や、シニア割引の効きそうな女性(私もそうです)の方まで。平日の昼間とあってか、女性のお一人様も結構いらしたようです。
(c)Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016
映画が始まっての観客の反応は、子供時代のシーンで何度か笑い声が起き、大人になってからのシーンでも、オムカルのトホホぶりとかで笑いが起きていました。また、レスリングの試合シーンは場内緊張、というか、私自身が手に汗握ってしまい、周りの反応など気にしている暇がありませんでしたが、同じベクトルが画面に向いている感じだったので、皆さん集中してご覧になっていたようです。で、緊張がほどけたエンドロール、確かにしゃくりあげるような流れ方ですね。これまでマスコミ試写とかで見ていた時はあまり気にならなかったのですが、大画面で前から4番目の席で見ると、流れ方が気になりました。涙腺はやはり、ギータが勝利してバビータがマットに上がった時に決壊。でも、以前見た時ほど涙は出なかったので、そのあとバビータがレフェリーに、「そろそろお姉さんから離れて下に降りなさい」と身振りでうながされているのがわかったりしました。試合シーンはどの場面も、ぐっと肩に力が入ってしまいますね。
(c)Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016
試合シーンで得点ポイントを挙げた時に、「ギータ、××、ナオミ××」とかいうアナウンスがよく出てきたと思いますが、字幕と点数ボードに数字が出ているので、ヒンディー語の数字を聞き取れるようになった方もいらっしゃるかと思います。ちょっとここで、ヒンディー語の数字0~6の発音を書いておきましょう。
<ヒンディー語の数字>
0 シューニャ
1 エーク
2 ドー
3 ティーン
4 チャール
5 パーンチ
6 チェー
というわけで、アナウンサーは「ギーター、ティーン、アンジェリーナ、シューニャ(ギーター3点、アンジェリーナ0点)」とか言っているわけですね。英語で「ゼロ」と言っている時もありましたが、基本ヒンディー語の数字でしゃべっています。この機会に、ぜひ憶えてみて下さい。
(c)Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016
ところで、幼いギータとバビータが体を作るために禁止された食べ物、パーニープーリーですが、銀座にあるインド料理店「ダルマサーガラ」から先日届いた案内ハガキによると、期間限定で食べられるようです。ハガキには「パニ プリ(ポテトとひよこ豆入りのミニプーリー、冷たいハーブスープ付き)」とあって、お値段も864円(税込み)とリーズナブル。ゴールデン・ウィークの3日間だけの特別料理みたいなので、「ダルマサーガラ」HPで提供される日にちをご確認の上、「♫ダンガル・ダンガル♫」と歌いながら食べにいらしてみて下さいね。
『ダンガル きっと、つよくなる』は5月に入ってから公開される映画館もたくさんあります。桜前線ならぬ「ダンガル」前線、あなたの街へも近づいていますよ。...と書いていたら、たった今、ギャガの方から「来週の金曜日に『ダンガル きっと、つよくなる』の応援上映2回目を実施致します! 明日よりチケット発売開始になりますので、ぜひ宜しくお願い致します!」とのメールが!! というわけでアドレスを付けて下さった公式サイトを覗いてみたら....おおぉ~~~、なお知らせが載っていました。とりあえず、ここに貼り付けてしまいます。「おおぉ~~~」の箇所は、赤字にしておきました。
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★応援上映会“応援すればもっと、つよくなる” アンコール緊急決定!★
発声可能!コスプレOK!タンバリン・鈴の使用可能!
入場者特典として非売品プレスシートを特別にプレゼント!また、入場者の方の中から抽選で日本版サウンドトラックをプレゼント致します!
ギータ、バビータ姉妹の成長、父マハヴィルの挑戦をみんなで応援して奇跡の大逆転をいっしょにつかもう!
【日時】4/27(金) 19:30の回
【会場】TOHOシネマズ 日比谷
【入場者特典】非売品プレスシート(全員)、 他抽選プレゼントも!
<料金>
通常料金
<チケット購入方法>
○4/21(土) 00: 00(4/20金24: 00)からTOHOシネマズのインターネットチケットvitにて発売します。
○4/21(土) 劇場オープン時から劇場窓口にて発売(※残席ある場合のみ)
<禁止事項・注意事項>
※タンバリン・鈴以外の楽器の使用は禁止です。
※座席の上に立ち上がる、登るなどの行為、スクリーン前の占拠、長時間のスタンディングなど、他の観客の観劇を妨害する行為はお断りします。
※上映中劇場内を走るなどの危険行為、他の観客へのヤジや妨害、前の座席を叩く、蹴る等、直接不快感を与える行為、性的な表現や差別的な表現を含む発声はおやめください。
※紙くず、飲食物をまき散らす等、劇場を汚す行為、顔以外へのペインティングは禁止です。
※鋭利な金属、固い突起などがついた衣装の着用、その他危険と判断される行為の禁止。
※当日スタッフの指示に従っていただけない場合は退場いただく場合がございます。
※お着替え場所のご用意はございません。お手洗い等でのお着替えはご遠慮ください。
協力:V8japan絶叫上映企画チーム twitter@V8japan
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ギャガさん、「パンフ、ないのぉ(泣)」という声に応えて、ついにやってくれましたね。今回プレゼントされるのはマスコミ試写の時配られたプレスシートで、早い段階で作られたためちょっと間違いもあるのですが(それとも、訂正されてるのかな?)、あれがあれば映画鑑賞後の余韻に浸れます。今回だけの特別プレゼントだと思いますので、ほしい方はぜひ今回の応援上映にGo! チケット争奪戦に勝て! ♫ダンガル・ダンガル、ダンガル・ダンガル♫
いつも貴重な情報ありがとうございます。
「ダンガル~」は公開初日に観に行きました!
ぜひ多くの方に観てほしい作品ですね!
インド料理大好きなので、パーニープーリーの場面は気になりました。秋葉原の北インド料理店「アールティ」では、レギュラーメニューなので、ディナータイムならいつでも食べられますよ。他にもインドスナック沢山あるのでお薦めです♪
パーニープーリーが毎日のメニューに入っているお店があるなんて、知りませんでした。
秋葉原の「アールティ」ですね。
食べログの記事を見てみたら、トップの写真の中にパーニープーリーがありました!
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13091984/
これは行かねば。
情報、ありがとうございました~。
『ダンガル』のラストですすり上げていた嫁さん、会場を出るなりパンフレット売り場に直行していたのですが「パンフレットは作ってないみたいだよ」と教えるとガッカリしていました。プレスシート、非売品などと言わずに売ってくれれば売れたのに。
昨日はテニスに行っていたのですが、そのテニス仲間のひとりがFaceBooKに書いた僕の感想を読んで「あのインド映画、面白そうですね。観に行きますよ」と言ってくれました。まさかインド映画を観るような人とは思っていなかったのでビックリ。
地元の映画館で上映しているからこそなんですけど、少しずつインド映画も市民権を得てきたようです。
ご家庭内での布教活動、ありがとうございます(^^)。
プレスシートはいろいろ契約上の問題があって、売り物にはできないらしいです。
というわけで、「応援上映でプレゼント」という苦肉の策になったのでしょう。
ちょっと薄いですけどパンフレットっぽい作りになっていますので、もらった方は嬉しいと思います。
アーミル・カーンのお父さんの名前を間違えていたり(×父ターヒル・スタイン→○父ターヒル・フセインorフサイン)とかいくつか小さなミスがあるのですが、本物のギータ、バビータの写真もいっぱい載っていて、満足度高いです。
皆さん、ぜひ金曜日の応援上映会に行ってゲットしましょう!
私がやってるツイッターでフォローしてる格闘家の方も「ダンガル」観たようで、アーミルの肉体と映画に感動してました。
私はといえばNetflixで念願の「ラガーン」とそのメイキングを観て「ダンガル」に備えています。
今までのインド映画でどのくらいパンフレットがあったのかわからないのですが、私が劇場で初めて観たインド映画「サラームボンベイ」は当時のミニシアターブームもあってキチッとしたパンフでしたね。今も持ってます。あの映画で知ったナーナー・パーテーカルさんはその後どうなっているのかなと思ったりしてます。芸術映画ぽい映画だったので、3大カーンなんかの映画にはお目見えしてないんだろうなと思ってます。
そういえば「ラガーン」を観たあとでYou tubeを漁ってましたら、アーミルの次にインパクトのあった占い師の方が2年前に亡くなったニュースを見つけてしまいました。あの特徴的な三白眼とワイルドな感じがクリケットというスポーツの中では異彩を放っていたので今さらではありますが、残念に思いました。
インド映画はやはり奥が深いです。
今回の『ダンガル きっと、つよくなる』のパンフは、決して配給会社さんがネグったとかそんなのではないので、非難するのはちょっとお気の毒かなあ、と思います。
まあ、いつか、「実はあの時は...」と関係者が話して下さる時が来るかも知れません(時効は何年?)。
『サラーム・ボンベイ!』は最初に岩波ホールで公開されたので、とてもしっかりしたパンフが作られたのだったと思います。
まあ、パンフもいろいろで、『バーフバリ 伝説誕生』ではプレスにもう1枚足した、A3判2枚つなぎを四つ折りにしたA4判パンフで、これも結構文句を言われましたっけ。
『バーフバリ 王の凱旋』では立派なA4判22ページの美麗パンフとなり、売り切れ続出でした。
さらにさらに、『バーフバリ 王の凱旋』<完全版>では、また別のパンフが作られるらしいです。
<完全版>は鹿児島でも公開される予定なので、ガーデンシネマでぜひパンフもご確認下さい。
『ラガーン』は製作からもう20年近く経つので、占い師を演じたラージェーシュ・ヴィヴェークだけでなく、ヒロインの父親を演じたシュリーヴァッラブ・ヴャースも今年初めに亡くなっています。
あの作品も、イギリス軍の通訳だったラーム・シンが、村人のためにメガホン持って試合解説をやってくれたので、クリケットのルールを知らない日本人観客にもよくわかってありがたかったですね。
『ダンガル』も、上手にレスリング・ルールを説明してくれるシーンがありますので、お楽しみに。