上映2週目でますます好評&好調な『バジュランギおじさんと、小さな迷子』。ツイッター上には感動のコメントが溢れていますが、毎日新聞や朝日新聞でも紹介され、ネットでの紹介記事もどんどん増えています。それに従って上映館も拡大中。詳しくは作品公式サイトや公式ツイッターをご覧下さい。
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私も先日、「BANGER!!!」のサイトに拙文を掲載していただいたのですが、その続きがアップされました。こちらです。また、最初の記事(1/2)はこちらです。本当は1回で掲載されるはずだったんですが、私が長く書きすぎてしまったので、2分割となりました。
今回の記事の中では、11月&12月の「スペース・アーナンディ/インド映画連続講座:ジェスチャーを読む!」で取り上げた、トイレにまつわるジェスチャーに言及しています。画面撮りで申し訳ない(配給会社様にも、それから読者の皆様にも)のですが、下のシーンですね。さて、このVサインの意味は? 私も「半信半疑」と書いていまして、3月にインドに行った時に友人に確かなところを聞いてくる予定です。びろうな話なのでちょっと聞きにくいのですが、男性に聞かないとダメだろうし...と考えて、かなり年下の映画研究者に聞いてこようと思っています。もし、皆さんの中でご存じの方がいらっしゃいましたら、「映画の使用法は正しい」とか、コメントをお寄せ下さい。
「BANGER!!!」の文には書かなかったのですが、もう一つとっても印象に残る、ムンニーことハルシャーリー・マルホートラちゃんのジェスチャーがあります。平手でおでこをペチッと叩くしぐさです。これは、「もう!」「この人、なんてバカ!」「救いようがない!」、あるいは自分に対して同様に感じたり、「しまった!」といった時にインド人がやるしぐさで、普段でも見かけますが、映画の中にもよく出て来ます。再び画面撮りの写真ですみません、これです。
ムンニーがやるとおしゃまでとってもかわいらしく、一緒にやりたくなってしまいます。上の写真はパキスタン大使館に行った時のシーンですが、予告編を見るとほかのシーンでもやっている姿や、何とパワン(サルマーン・カーン)までやっているシーンが出て来ます。ため息に代わる、定番ジェスチャーなんですね。
映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』予告編
なお、このジェスチャーをやる時には、「レー!」という感嘆詞をよく発します。さあ、あなたもおでこペチッ、「レー!」を練習して、今度インドやパキスタンに行った時にやってみましょう!
インド全土、誰でも知ってるとのことでした。
やっぱり、現実に使われているジェスチャーなんですね。
確認していただけてスッキリしました。
ありがとうございます。
しかし、さらなる疑問がありまして;
①ではインド人は、Vサインをしないのでしょうか? あるいは、○ン○を連想させるな、と思いつつも、スポーツで勝った時や、写真を撮る時にはVサインをするのでしょうか?
②”小指立て”のジェスチャーに比べて、”Vサイン”ジェスチャーは映画の中にほとんど出てきませんね。やはり、「尾籠度(?)が高い」ということで避けられるのでしょうか?
①、もしおわかりになりましたら、教えて下さいませ~。
さっそく同じスタッフに聞きましたら、ずっとインドではVサインはウン○の意味だったので、写真を撮る時や他の場面でVサインをすることは、ほとんどなかったそうです。でもこの10数年前くらいから海外の影響で、若者や抵抗なく写真の時Vサインする人も出てきたそうです。
しかし、映画やテレビだけでなく人前でトイレに行く時Vサインをすることは、下品なのでほとんどないということでした。
そう言えば、インド人って写真撮るの大好きですが、Vサインするのはあまり見ない気がします。男性は腕を組んでかっこつける人が多い気が。
数人にしか聞いていないので、違う意見もあるかもしれません。
①にも②にもお答え下さり、ありがとうございます!
これで疑問がとけました、スッキリしました~~~。
中国の人はVサインが好きで、写真を撮る時の定番ポーズなのですが、私も『バジュランギおじさん~』を見てから、「そういえばインドの人で写真を撮る時Vサインする人は見かけないなあ」と思っていたのでした。
会社のスタッフの方にドライバーさん、なかなか観察眼もあって、スグレモノでいらっしゃいますね。
おついでの折、よろしくおっしゃって下さいませ。
https://www.youtube.com/watch?v=9tcYSvNqZZ0
こんな画像があったとは、知りませんでした。
早速、マヨさんというインドに留学中?の方の投稿画像を見てみたのですが、この方自身も、「小指1本立てで”トイレ”はよく見かけるけど、Vサインの方は見たことがない。でも、~だそうです」という言い方をしてらっしゃいますね。
アールーゴービーさんの調査を裏付けるものだなあ、と思ってしまいました。
というわけで、皆さん、「映画で憶えたから」とトイレに走る時にこのVサインをなさると、ちょっとひんしゅく~~~になったりするかも知れないので、お気を付けて。
ほぼ下調べなしで,残虐っぽいのじゃないなとか,Gになってるなとかを確認したくらいです。
映画が始まってから,あのサルマン・カーンやカリーナ・カプール(この2人がすぐわかるだけでもいちおうボリウッド初心者とはいえますかね)が!で,あの子役の子,かわいい!
おでこに手をあてる仕草も,さきほど先生の説明を読み,なるほどと思った次第です。
砂漠の国境警備隊長,バス車掌,警官,記者さん,いいひとたくさんで,私の好みでした。
ラスト30分くらい,泣いてました!
この映画でインドもパキスタンもますます好きになりました!
ほんとに、お久しぶりですね。
サルマーン・カーンとカリーナ・カプールの顔がおわかりになっただけで、もう立派にボリウッド映画ファンと言えますよ。
これで、ナワちゃんことナワーズッディーン・シッディーキーがおわかりになれば、上級者です。
サルマーンにナワちゃん、そしてかわいいハルシャーリーちゃんと、完璧なトリオでしたね。
今年の公開作はあとがまだ情報解禁になっていないのですが、大阪アジアン映画祭の『ブルブルは歌える』もうまくお時間が合えばぜひ見て下さい。
珍しいアッサム語(正確に言うとオホミア語)の映画で、音楽もいっぱい聴けるようですので、ぜひどうぞ。
あの記者さんも有名な方だったのですね。
最初のイケテナイだめ記者さんから,後半のあの行動力,youtube?にアップしはったくらいから,泣いてました(笑)。ナワーズッディーン・シッディーキーさん,覚えておきます!
あの子役さんはハルシャーリーさんですか!こちらも覚えておきますね。映画はもう4年近く前らしいのでハルシャーリーさんの現在はかなりかわってはるんでしょうね。旅行代理店で密入国のお金渡す時に,信じていいかい!と思ったら案の定,売春宿。ま,ストーリー展開はほんまベタで読めちゃうけど,勧善懲悪はいいですね!
大阪アジアン映画祭は気になってました。地下鉄にパンフ目立つように置いてましたし。『ブルブルは歌える』のトレーラー今みてみました。ヒンディじゃないのですね!
そういえば,『バジュランギおじさん』で,はじめてダンニャバードがきこえてきました。これ,ヒンディー語にはあるけど,大抵はタンクス使うって思ってたんです。
ではブルブル,時間など調べてできればみてみます。教えていただきありがとうございます。
バジュランギは米国アマゾンでDVD注文しました。
日本版が出たとしても,最近の日本版DVDは英語の字幕ないことが多いので,英語の授業でちょっと使うのができないんですよね。
ではまたこちらをたまに覗かせていただき,いい映画を見逃さないようにします! バジュランギおじさんもちゃんと紹介されていて,あ,ここみとかないとだめだと思った次第です(笑)。
先生,特にお返事は結構ですよ。ご多忙のところ丁寧に対応されていて,敬服です。インド映画はじめアジア映画の普及に尽力されているの,伝えわってまいります。
答えんでもええと言わはっても、そこはブロガーのさがですやん、つい御礼を言うてしまいます。
ナワちゃんは、『女神は二度微笑む』でもええ仕事してはりますよってに、ぜひ見といてほしいです。
ハルシャーリーちゃんは、もうえらい大きなってしもて、”かえらしい女の子”から"美人のティーン”に変身してしもたみたいですよ。
インスタグラムがありますよってに、アドレス付けときますね。
https://www.instagram.com/harshaalimalhotra_03/
ほなら、また~~~。