goo blog サービス終了のお知らせ 

アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

『ストリートダンサー』のチラシはデザインが素敵!

2024-02-15 | インド映画

3月1日(金)から公開されるヒンディー語映画『ストリートダンサー』のチラシをいただきました。表側は宣伝用素材として画像を早くからいただいていたのですが、裏面を見てそのデザインの素敵さに惚れ惚れ。今回は、日本公開の宣伝が始まった時にまず本国版のポスター画像が配布され、その後日本版が登場したのですが、これが本国版をうまーく変えてあって感心しました。その2つを並べてみましょう。

 

間違い探しじゃないけれど、どこがどう変わったかおわかりでしょうか? デザイナーさん、凄腕ですねー。そして、日本版の裏面はこちらです。

こちらもいいデザインですね。使ってある場面写真のうち、元の画像がもうちょっと...というものもありますが、ま、ダンスシーンは静止画像をキメるのが難しいのでご勘弁を。実際に画面で動く絵を見ると、目を奪われますよ。劇場の大きなスクリーンで拝見するのが楽しみです。

👯 💃 👯 💃 👯 💃 👯

ところで、インド映画界の三大ダンサーは? と聞かれたら、私はリティク・ローシャン、プラブデーヴァー、そしてジャーヴェード・ジャーフリーを挙げます。ジャーヴェード・ジャーフリーって誰? と思う方が多いと思いますが、『きっと、うまくいく』(2009)の本物のランチョールダース・チャンチャル、と言えば、顔が浮かぶでしょうか。この人も、プラブデーヴァーほどではないのですが”軟体動物タコ人間”で、アクロバティックな踊りを得意とします。1985年のデビュー作『私の闘い』では、主人公(アニル・カプール)の妹(クシュブー)をたらし込む、悪徳弁護士の息子を演じてダンスもたっぷり見せてくれました。そのソング&ダンスシーンはこちらをどうぞ。

©Remo D’Souza Entertainment ©T-Series ©UTV Motion Pictures

相手役の可憐なクシュブーですが、その後南インド映画界に活躍の場を移し、今も現役バリバリで政治家としても活躍中。NTR Jr.主演作『ヤマドンガ』(2007)の、閻魔様のお妃役の女優、と言えば、あまりのギャップに驚かれる方も多いはず。こんな風に、昔から「ダンス映画」は繰り返し作られていて、最近のピカイチシリーズが本作「ストリートダンサー」シリーズ、というか「ABCD」シリーズと言えます。タイトルがいろいろ入り組んでいるのでわかりにくいのですが、第1作は『ABCD:Any Body Can Dance』(2013)で、第2作が『ABCD2』(2015)、そして今作は原題が『Street Dancer 3D』(2020)となるシリーズです。一貫しているのは監督がレモ・デソウザ、主演の一人がプラブデーヴァーということだけで、設定はその都度変わるものの、いずれの作品でもダンスに命を賭ける若者たちの姿が描かれます。本作の主演は『ABCD2』と同じくヴァルン・ダワンとシュラッダー・カプール。最大の見せ場はダンスコンテスト、というのは変わりませんが、本作ではロンドンを舞台にして印パ関係を描いてみせているところがちょっぴり新しいですね。映画のデータと予告編を再度付けておきますので、2週間後の公開を楽しみにしてお待ち下さい。

©Remo D’Souza Entertainment ©T-Series ©UTV Motion Pictures

『ストリートダンサー』 公式サイト
 2020年/インド/ヒンディー語/142分/原題:Street Dancer 3D/日本語字幕:佐藤裕之
 監督:レモ・デソウザ 
 出演:ヴァルン・ダワン、シュラッダー・カプール、プラブデーヴァー、ノーラー・ファテーヒー
 配給:SPACEBOX
 ※3月1日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国公開

映画『ストリートダンサー』予告編

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 南インド映画小ネタ:マニラ... | トップ | 御礼:NHK文化センター青山教... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

インド映画」カテゴリの最新記事