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アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

4月のインド映画自主上映会『Sardar Gabbar Singh』

2016-04-04 | インド映画

Periploさんから寄せられた情報です。

『Sardar Gabbar Singh(サルダール・ガッバル・シン)』

Sardaar Gabbar Singh.jpg

2016/テルグ語/165分/英語字幕

 監督:K.S.ラヴィーンドラ
 主演:パワン・カリヤーン、カージャル・アグルワール、シャラド・ケールカルほか

■日時:2016年4月9日(土)午後 5:30~
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza アクセス
■料金:大人2,600円
■主催:インドエイガ・ドットコム HP 予約

Periploさんの詳しいご紹介ページはこちらです。


何だかパワン・カリヤーン劇場みたいな雰囲気のポスターですね...と思い調べてみたら、2012年に『Gabbar Singh(ガッバル・シン)』という彼の主演作が作られて、大ヒットしていました。その続編のようです。Periploさんの上記ご紹介ページによると、前作の『ガッバル・シン』『ダバング 大胆不敵』(2010)の大胆なリメイク(つまり、忠実なリメイクではなく勝手なリメイク)なのだとか。というわけで、今回も型破りな警官ガッバル・シンが大暴れするお話らしいです。予告編はこちらです。

Sardaar Gabbar Singh Official HD Theatrical Trailer || Power Star Pawan Kalyan, Kajal Aggarwal

ボリウッド映画ファンにとっては、「ガッバル・シン」と聞けば『炎』(1975)に出てくる盗賊(インドではダコイト、ダークーと呼ぶ)の頭目の名前なので、すぐにあのアムジャド・カーンの顔(下のポスター右端)が浮かびますね。彼のセリフはいくつもが名セリフとして観客に記憶されているのですが、たとえばこんなセリフだと、ボリウッド映画ファンなら誰でもがすぐ口にできます(YouTubeでは、こちらでそのシーンを見ることができます)。


Gabbar : Kitne aadmi the?
ガッバル:相手は何人だったんだ?
Daku : Sardar, do aadmi.
手下:2人です、親分
Gabbar : Do aadmi.(間)Suar ke bachcha!
ガッバル:相手は2人だと.....このクソ野郎!
Woh do the, aur tum teen. Phir bhi waapas aa gaye, khali haath?
    向こうは2人、お前たちは3人。それでも逃げ帰ってきたのか、しかも手ぶらで
(中略)
Gabbar : Tera kya hoga, Kaliya?
ガッバル:お前はどうかな、カーリヤー
Kaliya : Sardar, maine tumhara namak khaya, sardar.
手下カーリヤー:親分、俺はあんたの塩を喰ったんだ(忠実な子分だった)
Gabbar : Ab goli kha.
ガッバル:今度は銃弾を喰らえ

この中で、手下がガッバル・シンに「サルダール(頭目、親分、親方、大将、司令官、などの意味。シク教徒に対する呼称としても使います)」と呼びかけていることから、今回の作品の題名には「サルダール」が付いたのだとか。でも、名前に付く「サルダール」は、インドの人にとっては独立運動期の政治家「サルダール・パテール(本名ヴァッラブバーイー・パテール)」を連想させるので、この題名はひょっとして、パワン・カリヤーンの政治家志向を象徴しているのかも。兄チランジーヴィと共に、政界進出にも大いに意欲を見せるパワン・カリヤーン。まずは、画面で大暴れの巻、のようです。   




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