九州旅行（二日目）

二日目は、私の生家から天草に行きました。

私の生まれは、熊本県の過疎地域の相良村です。高校3年まで過ごしました。
今は家族全員が加東市に住んでおり生家は空き家になってます。
小学校や中学校までは約8㎞を2時間をかけ山道を徒歩通学していました。

その山道を通り生家のある集落まで行きました。
あまりの凄さに全員が「どこに行くんかな？」と不安にかられたようです。
文言では、言い表すにはちょっと難しいくらいの山奥です。
3軒あった家屋も2軒は廃居化し我が家だけが辛うじて建っていました。
懐かしい思い出と共に何か寂しさと悲しさも込み上げてきました。
感慨に浸っていると他の連中が長居したくない雰囲気でしたので山をおりました。（薄情者・・・）

人吉から九州自動車で八代を経由し天草に行きました。
天草は今回一緒に行った方のご主人の生まれ故郷です。
私は「山彦」その方は「海彦」ってとこですかね（笑）

「天草五橋」全てを渡り真珠の販売所にも立ち寄りました。
海岸沿いの道は海がきれいで感動しました。

晩の泊まりは「下田温泉」です。少し古びた旅館でしたが温泉が最高でした。
かけ流しの湯で露天もあり本当に良かったです。夜2回、朝1回入りとても気持ちが良かったです。
温泉もさることながら、料理がこれまた最高でした。
天草は海の幸が豊富で、伊勢海老やアワビの造りなど食べきれないほどでとても満足しました。
感激のあまり旅館の板長を呼んで皆でお礼を言うほど満足しました。

私が生家の状態を見て少し落ち込んでいた心も癒してくれた旅館でした。