でさこー雑記帳 II

日々思うことをつらつらと。

ノルウェー旅行現地速報⑭ 帰国

2007年08月31日 22時59分38秒 | 200708 ノルウェー旅行

ブラボー、日本!!トマト1パック、カボチャ1/4カット、ナス1パック、酒のつまみのチーズを買っても25クローネ!!安いぞ!!

遠足はおうちに帰るまでが遠足です」という冗談は、校長マニュアルに書いてあるんだろうか?絶対みんな一度は聞いてるよね。あ、本人は「冗談」のつもりはないか。

帰路途中で携帯の電池が切れてブログの更新ができなくなってしまった。充電器は機内預けにしてしまったので。

なんだかここ何年だかの夢がかなってしまって、ある種燃え尽き症候群。ホセ・メンドーサ戦のあとの矢吹ジョーのようです。あれ、力石戦だっけ?

現地から投稿した記事に①からこの記事の⑭まで通し番号を打ちました。また、このあと、改めて旅行記を書くつもりもあるので、一部、日付を現地日付に直しました。そちらの方が読みやすそうなので。 また月曜から出社です。社会復帰できるんでしょうか、私?


ノルウェー旅行 日記 最終日

2007年08月30日 23時14分00秒 | 200708 ノルウェー旅行

830日(木)曇り 帰国

最後に空港で買おうと思っていた絵ハガキだの、マグネットだどうでもいいような土産の類がなく免税品しかない。観光目的外国人が少ない空港だからだろう。

普段だとめんどくさくてやらない、TAX REFUND、やってみた。だって、税金高いんだもん。この空港のリファウンドカウンターはなんとカフェでした。旗も看板も出てない。カフェの姉さんに申し出ると、手続きしてくれた。でも慣れてなさげでとっても不安。現金じゃなくてクレジットカード口座に戻してくれるんだそうだ。

やっぱりこの空港でも出国審査がないんだよー。びば、シェンゲン協定。国内線のように飛行機に乗って、コペンハーゲンについてしまった。そしてコペンハーゲン空港の外にも気軽に出られてしまった。地下鉄で移動。市街まで15分。

中央駅で地図を広げて「あーこれがチボリ公園かー」なんてやってたら向こうから来たおばさんに「May I help you?」と聞かれた。そんなに問題なかったんだが、せっかく声をかけてくれたんだからと思って教えを請うたら、親切に道順を教えてくれた後に○○の塔のパンフレットを出されたよ。けっ。英語ではWatch Towerというらしいぞ。

P8300225









とても立派な市庁舎の前のアンデルセン。

トランジットの5時間は長いが、見知らぬ街の2時間は短い。筋肉痛で無理のきかぬ脚で目抜き通りをゆっくり歩き、ジョージ・ジェンセン、ロイヤルコペンハーゲン詣で。「見てるだけ~」。コペンハーゲン空港でも見た素敵な100万円のネックレスにため息をつく。「あれはきっと私の太い首には合わないのさ」とアンデルセンのおひざ元でイソップ童話のようなあきらめ方をし、別の店でジョージ・ジェンセンの品を姉たちにみやげにみつくろい、パブでカールスバーグを飲んだら終ってしまった。宮殿まで行きたかったんだけどねー。

ノルウェーより心持ち物価は安いかな?

そして空港に戻り改めて出国審査をし、帰国。

どうでもいいけどさ、飛行機に乗るのに準備万端の男ってどうなの?あの空気を入れる枕。あれつけたままフラフラしてるとエリマキトカゲみたい。靴下脱いだ足を組むのをやめろ。そのスリッパ、何のために持ってきたんじゃ、ぼけ。隣に座った私が藤原紀香だったらそんなお行儀悪いことせんだろうに。ま、もっと藤原紀香はエコノミーには乗らないわな。

そうこうしている間に飛行機は成田に到着。私の日記もこれにて終了です。


ノルウェー旅行 日記 七日目

2007年08月29日 23時58分00秒 | 200708 ノルウェー旅行

829日(水)曇り時々晴れ時々雨  プレーケストーレンへ

朝から一人で興奮状態。心臓ばくばく。長年遠くから恋い焦がれた人に会う気分で鼻血が出そう。

旅行会社のまずいコーディネーション舌打ちしながらも、船とバスとタクシーで登山口のプレーケストールヒュッテまで。プレーケストーレンそのものは海抜600メートルだが、ヒュッテまでですでに結構登っている。

道なき道みたいなところもあり、怖い。最初の方がしんどい。後半はわりと楽。

T字型の矢印を見ながら進むとようやっと見えて来た。

P8290188




Tの字の横棒方向に進む。日本人の感覚だと「この先行き止まり」みたいだけど。

「あれかなー、あれだよなー」と近づいているうちに到着してしまった。リーセフィヨルドとのコントラストの美しさ。言葉にはつくせません。見事な断崖絶壁。怖いよー。海抜的にはプレーケストーレンより高いところもあるのだが、ぱっつり切り落とされて美しいのはプレーケストーレン。

P8290195





P8290198




寝そべって下を撮ってみました。怖かった。

P8290205




プレーケストーレンを上から撮影。リーセフィヨルドとコントラストの美しさ。

P8290196









リーセフィヨルド。

しかしつわものはどこにでもいる。サンダルで登ろうとしているばあちゃん。子供を背負っている若いおかあさん。帰路で会って「あとどれくらいかしら?」って言うから「半分位だよ」って言ったらさすがにうんざりしてたけど、進んだのかしら?

帰路の方が辛かろうと思ったがやはりその通り。雨が二回も降ったので、23回滑りそうになった。トレッキングシューズが嫌いなので、ちょっと底がくっきり目のニューバランスで行ったが、やはり慣れた感じの人々はトレッキングシューズだった。中にはストックを持つ人も。


P8290218








祝杯をあげたパブ。頭上に暖房がある。足元は寒くないのかー。

靴もどろどろだし、シャワーも浴びたいので今日の晩御飯はホテルで取ることに決め、少しスーパーで買出しをした。何番のバスに乗るんだか聞き忘れたので今日も歩く。そして今日も迷う。でもばあさんでも英語が話せるんだねー。教えてもらって無事到着。

レストランは最上階にあるのでいい気分。港までは見えないけど。シャンパン飲んでいい塩梅。魚介のポトフ(鮭、たら、あんこう)は、盛りがでかいのでこれだけで十分。鮭が柔らかくておいしかった。


ノルウェー旅行現地速報⑬ 美酒

2007年08月29日 17時31分00秒 | 200708 ノルウェー旅行

美酒
29日午後5時半です。プレーケストーレン、制覇!祝いの美酒。ビール一杯、銀座並み!明日の午後あたりから筋肉痛になることうけあいのモモの張り具合。成田につく頃が一番つらそう。プレーケストーレン登山については後日改めて記事にします。明日帰国になっちまったわ。

(この記事は当初日本時間2007年8月30日午前0時過ぎ=現地時間8月29日午後5時過ぎに投稿しましたが、後日、読みやすさを考えて8月29日付けにあらたまみちよ。)


ノルウェー旅行日記 六日目

2007年08月28日 23時53分00秒 | 200708 ノルウェー旅行

828日(火)曇り ベルゲン→スタヴァンガー

ベルゲン→スタヴァンガーへ高速艇にて移動。外海なのでフィヨルドクルーズの風情はない。

スタヴァンガーの私の滞在ホテルは港からも、港まわりにある繁華街からもちょっと遠いので、タクシーが迎えに来ていた。私と名前がよく似た女優さんネームプレート持って。

市街までは徒歩でも30分位だというので、荷物を解いてから歩いてみた。

P8280171




旧市街地。白っぽい町並みが続く。ベルゲンのブリッゲンのような商売っけはまるでなし。

プレーケストーレンへの拠点で北海油田の拠点、という以外あまり特色はない。

魚市場はすでにしまっていた。4時閉店らしい。晩御飯はここにしようと思っていたのに。

行きも帰りも道に迷った。行きにはおじさんが声を掛けて教えてくれた。帰りは、犬の散歩中のおばちゃんをつかまえたら「そっち方面に行くから」と案内してくれた。おばちゃんいわく「今年の北欧は寒くて雨も多い」とのこと。イタリアなんぞ48度になってたっていうのに、「異常気象」って暑いだけじゃないのね。

やっぱり地方の人の方が優しい気がするのは、私自身が田舎者だからだろうか。それとも、旅行も後半になってやっと私の緊張が解けてガードが下がったから?