8月29日(水)曇り時々晴れ時々雨 プレーケストーレンへ
朝から一人で興奮状態。心臓ばくばく。長年遠くから恋い焦がれた人に会う気分で鼻血が出そう。
旅行会社のまずいコーディネーション舌打ちしながらも、船とバスとタクシーで登山口のプレーケストールヒュッテまで。プレーケストーレンそのものは海抜600メートルだが、ヒュッテまでですでに結構登っている。
道なき道みたいなところもあり、怖い。最初の方がしんどい。後半はわりと楽。
T字型の矢印を見ながら進むとようやっと見えて来た。
Tの字の横棒方向に進む。日本人の感覚だと「この先行き止まり」みたいだけど。
「あれかなー、あれだよなー」と近づいているうちに到着してしまった。リーセフィヨルドとのコントラストの美しさ。言葉にはつくせません。見事な断崖絶壁。怖いよー。海抜的にはプレーケストーレンより高いところもあるのだが、ぱっつり切り落とされて美しいのはプレーケストーレン。
寝そべって下を撮ってみました。怖かった。
プレーケストーレンを上から撮影。リーセフィヨルドとコントラストの美しさ。
リーセフィヨルド。
しかしつわものはどこにでもいる。サンダルで登ろうとしているばあちゃん。子供を背負っている若いおかあさん。帰路で会って「あとどれくらいかしら?」って言うから「半分位だよ」って言ったらさすがにうんざりしてたけど、進んだのかしら?
帰路の方が辛かろうと思ったがやはりその通り。雨が二回も降ったので、2,3回滑りそうになった。トレッキングシューズが嫌いなので、ちょっと底がくっきり目のニューバランスで行ったが、やはり慣れた感じの人々はトレッキングシューズだった。中にはストックを持つ人も。
祝杯をあげたパブ。頭上に暖房がある。足元は寒くないのかー。
靴もどろどろだし、シャワーも浴びたいので今日の晩御飯はホテルで取ることに決め、少しスーパーで買出しをした。何番のバスに乗るんだか聞き忘れたので今日も歩く。そして今日も迷う。でもばあさんでも英語が話せるんだねー。教えてもらって無事到着。
レストランは最上階にあるのでいい気分。港までは見えないけど。シャンパン飲んでいい塩梅。魚介のポトフ(鮭、たら、あんこう)は、盛りがでかいのでこれだけで十分。鮭が柔らかくておいしかった。