〜かたることばが歌になる風になる〜

先輩の突然の訃報

私たちの年代になると、突然逝ってしまう友人がいる。

昨年秋、小学校から親しかったピアノの同門の後輩が肝臓癌で亡くなった。
何度か病気に見舞われた時に、強運なのか危機一髪で回避できた人だったけど
今回幸運は訪れてくれなかった。

そして今度は、先々週初めの先輩の突然の訃報だった。
先輩とは「女声合唱団風」の前身、大学の合唱部で出会った人。
学生時代は、合唱部の練習時くらいに顔を合わすぐらいのお付き合いだったが
私が4回生の時、教育実習で行った中学で音楽の先生をしていて再会した。

一昨年1月の合唱団指揮者大森先生の「米寿のお祝い会」があった時
久々に再会してかわした会話が思い出される。

教育実習の時、その中学の音楽主任の年配の先生が
音楽科以外の家政科などで来ていた短大生らと
授業の空き時間に、中学校のそばにある喫茶店に連れて行って下さったりした。
今の時代こんなことしたら問題になるだろうけれど
教育実習という緊張の体験時間の合間の、ほっとするひとときだった。

喫茶店で、その主任の先生がなぜか、週末に先生の息子さんの運転で
ドライブに行こうとおっしゃる。
どうも、息子さんと私とを引き会わそうとしているように感じたので
その時既に主人と婚約していたことを先生に告げると
あっけなくドライブへのお誘いがキャンセルになった。
この逸話を彼女に話すと
「私にはそんなお誘い全然無かったよ〜❗️」と豪快に笑い飛ばされた。

生前ピアノやエレクトーンやドラムなどの指導で、精力的にレッスンをしていて
亡くなるなどというイメージがない人だった。
15年ぐらい前に、うちの生徒さんも彼女のところの発表会に入れて頂き
私とはピアノの同門になる先輩も一緒に、賑やかに活動した思い出がある。

1年半ぐらい前に肺癌を発症したらしく、入退院を繰り返していた時も
生徒さんのレッスンをずっと続けて、自宅で酸素吸入しながらも
レッスン時にはそんな素振りもなく、亡くなる4日前ぐらいまで教えていたので
彼女の逝ったことは生徒さんたちには晴天の霹靂だったらしい。
天晴れ❣️❣️

数年前にお父さんも亡くなっていて、結婚していない兄妹が残された。
妹の智香ちゃんは、うちのピアノ発表会でも歌を歌ってくれた。
いまじゃおじさんになっている息子たちと同じ年代だが
年数の経過を感じさせない、清楚で健気な智香ちゃんが不憫でならない。
彼女と改めて連絡先を交換した。
お母さんの啓子さんが心配しているだろうから、、、。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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