〜かたることばが歌になる風になる〜

持病の不思議

何度か書いた持病の関節リウマチのこと。
この何年かでリウマチの治療薬はかなり進歩しているようで、特効薬がない時代は、その痛みを取るために、気休めの痛み止めを処方するぐらいで、副作用のきつい副腎皮質ホルモンなどのステロイド投与という処方しかなかった膠原病の1種。数年前最初に見て頂いたお隣のかかりつけ医のお話だった。
無駄に?薬を処方するお医者さんではない信頼できる先生で、リウマチの専門医ではなかったけれど、この時処方して下さったリウマトレックス(メトレート)が、私にうまく適合して2週間ほど経った頃から徐々に痛みが取れていった。

30歳の夏、三男を産んだその秋頃に最初の肩の痛み発症。しかし子育て真っ最中でお医者にも行かずやり過ごした。痛みが出ても数日で消えて行ったり、思い出したように出るだけという症状で何十年も騙し騙しきたけれど、7年前に1週間ぐらい出たり引っ込んだりで良くならず、ようやく血液検査をして病気が判明した。
伯母さん(母の姉)がリウマチを患い、長寿の母方の家系の中では77歳で亡くなっている。その血筋なのかと思う。
女性に圧倒的に多いリウマチは、私のように出産後発症することも多々あるとのこと。しかし幸いにも私は中でも症状が軽いようだ。
最近、徐々に自分の中で自覚する現象がある。
持病によるものや、体の変調には少なからずストレスが関わっていると思うようになった。
ピアノを弾く者にとって関節の痛みや指の腫れは致命傷だが、これまでどういうわけか本番には出なくて、終わった途端痛み出すことがしばしばあった。
今回20日と25日の2回で、久々のピアノソロのことで、結構図太い神経の私も少し神経質になっていたと思う。
20日本番の数日前から、右肩に痛みが来て、いつものようにある角度に腕を回すと痛い。困ったなぁと思っていると、さらに手首などにも。
現在はリウマチの専門医に診てもらっていて、時折出る痛み軽減と、肝臓の機能への影響のあるところの境界で、メトレートの量を増やしたり減らしたりしながら調節している。同時にフォリアミン(葉酸)服用で、肝臓機能に影響が少ないように毒消しもしながら、ここ数ヶ月寛解(小康状態)の状態だった。

20日の本番前から出だした痛みは、引っ込んだり強くなったりを繰り返して、20日のコンサートにはあまりスッキリしない状態で、でも何故だかピアノを弾く頃になると忘れているのに、プログラムが全部終了して着替えをしようとしたら右肘あたりに筋肉痛のような痛みが走った。
25日のことを考えると憂鬱になったが、25日前日には右肩から今度は左肩に痛みが。右手の甲と左親指も腫れて最悪な朝を迎えた。
しかし、体を動かしているので血流が良くなっているのかリハーサル時には忘れている。
そんなこんなの体調だったが、とっても解放されて楽しい時間を満喫させて頂いた。

翌日は定期検査の採決、検尿の日。この日の朝にはほとんど痛みが薄らぎ、この日の夜にはすっかり無くなって、約10日間の体調不良は消えて現在に至っている。いっときの張り詰めた神経がそうさせるかもしれないが、「自分がやりたいことをやってのける」これが体調を良好にする薬💊になるのかもしれない。


ハガキのサイズぐらいまで開くハイブリットティーローズ「パローレ」
イタリア語(或いはフランス語とも、スペイン語とも書かれていた)で「言葉」とか「囁き」の意味だそう。
情熱的な色と芳醇な香りで癒される。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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