お世話になっているお寺で、今年7月末に「合祀墓(ごうしはか)」が建立され
開眼法要が行われた。
私の実家では私が長女で三人姉妹。みんな他家に嫁いでいる。
私は実家の敷地内に結婚した時から棟は別にして住んでいて
長男のような役割をすることを自負して暮らしてきた。
父は次男なので、その当時としては自分の家のお墓を建立することは
当たり前の考え方で、38年前に市の共同墓地を借りてお墓を建てた。
亡くなった時入って6年が経つ。母は今年90歳で介護付き住宅に入居している。
今回、私にお墓と仏壇の仕舞いを任していて、今年3月の父の7回忌を終えた後
これらを実行した。
また、四男である主人が生前の時から我が家はお墓を作らないと合意していて
主人のお骨や、自分が亡くなった後をどのようにするかを思案していた時
主人の長兄の先生仲間の方が地元のお寺の住職さんで、宗派は違うが
合祀墓建立を計画中だと知り、実家のこと、自分の死後についての段取りも
着々と実行することができた。
実家がお世話になっていたお寺さんの柔軟な後押しと、実家が女子ばかりだったこと、
父も母も既成概念に拘らない人たちだったことが、スムーズに事が運ぶ要因だったと思う。
先日、最終手続きとなる市への墓地返還手続きが終了した。
→
私の心身が健在な今の時に実行できてようやく安堵している。