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ちょろぐ

ちょんのちょっとちょろい日々*手作り、雑貨、食べ歩き、おやつ、競馬、ゲームなど趣味の事。+実家の犬たち☆

おすすめ漫画

2007-07-20 20:06:28 | 
最近超純粋な少女漫画系を読まなくなってきているような。。。
そんなワタクシのお薦めにしばしおつき合いを。

チェーザレ』惣領冬美


惣領さんの作品はほぼ読んでいますが、
過去の恋愛物はせつない作品が多いですねぇ。
長編も短編もとても内容が深く
かわいい絵も描けば、大人っぽい雰囲気の漂う絵も描く
器用な作者さんだと思います。
最近の作品はとくにがらっと雰囲気を変えて
サイコサスペンスっぽいものもありました。
で、今回は初(だと思うのですが)‘歴史物’です。

中世ヨーロッパが舞台のお話です。
チェーザレ・ボルジアを主人公とした
学生生活、権力争い。。。
さくっともあらすじの説明出来ませんが
コロンブスやレオナルド・ダ・ヴィンチといった
有名人も出て来るので歴史にうとい私でも
とても興味深く読めます。
なによりチェーザレがかっこいい!(←重要)
バナナフィッシュとか好きな人はぜひお薦め!
現在3巻。継続中。

***

次はいかにもな少年漫画。
これも歴史物ですが舞台は中国です。

キングダム』原泰久



弟の反乱に都を追われた若き秦王の政と
知り合った孤児の信が玉座奪還のために戦う。
秦の始皇帝ストーリー。
初めて読む作者なので最初馴染みにくかった絵ですが
2巻にもなるとかわいく感じられてきました
信が時々発する熱いセリフに感動させられます
ビバ!少年漫画!(笑)
4巻表紙の貂(てん)の行く末も気になるところ。
現在4巻。継続中です。

読書の秋準備

2006-08-30 19:03:17 | 
読みたい本が貯まってきています。
東野圭吾さんの新作『赤い指』を買いました。


ドラマ『白夜行』と直木賞で話題になったので
(にわかファンと思われたくなくて。。。)
ついつい買い逃していた『容疑者Xの献身』も
やっとこさ購入。


で、新聞を見ていたら
おおっ!!宮部みゆきの新作がっ!!


絶対買わねば

**以下ネタバレ注意**

東野作品のお気に入り『手紙』が映画化されるらしいです。
ぜひやめて頂きたい
配役が山田孝之くんというのも安易だし
(彼は若い人の中ではいい俳優さんだと思いますが。。。)
きっとまた内容が変わるんだろう、と思っていたら
なんと主人公が‘お笑い芸人’を目指している設定らしい
実際は‘歌手’です。

賢い弟の学費の為に犯罪を犯してしまう兄。
その兄のせいで犯罪者の家族のレッテルを貼られて
仕事も続かない、恋人との別れ、歌手になる夢さえ
断ち切られて苦しい人生を歩む弟。
手紙がつなぐ兄弟、被害者、周りの人たち。。。
最後にある決心をした弟が
昔あきらめた夢、歌を唄いに
兄のいる刑務所の慰問に訪れる。。。

というお話なのですが
(実際はもっと東野さんらしい伏線がてんこもりです)
ここで‘お笑い芸人’ってどうよ?
最後の慰問は漫才じゃー絵にならないでしょう
しかも歌に出会うのは事件後。
事件後の深刻な時期にお笑い芸人を目指すってありえない。
そもそもお笑い芸人を目指すような弟じゃー
弟の学費の為に犯罪をおかしてしまう
兄の立場がなりたたないでしょう。

映画化って今までロクなことがないんですよ。
宮部みゆきさんの「模倣犯」「理由」
は複雑な人間関係が1本につながっていくすばらしい作品なのに
映画ではどうしても短すぎてドラマにならなかったし
大事なところや大事な人間がはしょられる始末。。。
変にお笑い芸人を出演させているのや、
CGの映像も浮いていて目につきました。

東野さんの「レイクサイド」も悲惨でしたね。
いきなり主人公の子供が女の子なんですもん
えー!!ラストに繋がらないじゃない
と思ってたら案の定、まったくぐだぐだのラスト。
最後の最大の作者の伏線が無視されてるなんて。
原作を読んでいない姉は
「結局なんやったん?」
「犯人わからないままなん?」
と言っていました

原作者の許可とかとってるんだと思いますが
もともとのストーリーは守ってほしいなぁ。。。
とりあえず「手紙」はホントやめてほしいです

マンガを読む

2006-07-16 22:30:00 | 
実家に帰ってやること。
マンガを読む

姉の家は子供がいないので、本来子供部屋であろう2階の
1部屋を『マンガ&ゲーム部屋』にしています。
マンガは私と一緒に昔から買っていたモノ全部と
(現在も共同購入。私は転勤族で置き場がないので)
旦那さんのモノもあるので、普段読まないような少年マンガもアリ。
作者にかなり片寄りはありますがプチマンガ喫茶状態
ゲームもいろんなハード&ソフト有り。

今読んでいるものは
・NANA     矢沢あい
  続き。TVアニメも平行して見ています。
  これを読み始めてから昔の著書も少し買いました。
  話自体は王道の青春モノっぽいけど
  今どきな恋愛模様が面白いです。ハチがかわいい。

・風光る    渡辺多恵子
  続き。『新選組』の少女漫画版。
  作者が好きなのと大河ドラマの『新選組』にはまったので
  買い始めました。真面目なストーリーの中にも
  やっぱり面白いです。
  マニアックですが『ジョセフへの追想』が最高でした。

・PLUTO    浦沢直樹
  続き。『MASTERキートン』から読み始めて過去の著書も購入。
  スポーツ漫画の『YAWARA!』『HAPPY!』は買っていなかったのですが
  姉の旦那さんが持っていて、「あぁ、同じ作者でも好みって違うな」
  と思いました(笑)結果オーライです。  
  今は『20世紀少年』と平行して読んでいます。
  どれも読みごたえがあっていいですね。

・海皇記    川原正敏
  続き。姉の旦那さんが買っています。
  国や登場人物の名前が独特でかなり馴染みにくいですが
  ストーリーは少年漫画らしくてさくっと読めます。
  姉はすでに誰が誰か判らなくなってきているらしい。。。

・デスノート  大場つぐみ
  全巻一括。姉が買いました!エライ!
  本当にジャ○プに載っていたのか?と思うほど(←失礼)
  綺麗で細かい絵、細かい設定、心理戦。
  映画の前に読んだのは間違いだったかも〜。
  Lが出ていた頃がやっぱり楽しかったけど
  ラストは納得の内容でした。
  やっぱり死に神は死に神なんだなぁ。。。


結構速読する方なのですが、デスノートは焦って読んで
ちょっともったいなかったかも
次回帰ったらもっとゆっくり読み直そうと思っています。
NANAもTVアニメ見ていたら初期の頃が懐かしいので
読み直そうかなぁ〜

他に読んでいる作者は。。。
吉村明美 ほとんどあるハズ。
      『麒麟館グラフィティー』を読んでハマリましたが
      最近は絵とストーリーが粗くなってきている感じ。。。
日渡早紀 『僕の地球を守って』コレはよかったですねぇ。。。
      続編はだんだん相関図が判らなくなってきました(困)
      過去作品は持ってません。
総領冬美 『ボーイフレンド』ぐらいからハマったはず。
      『THREE』は昔版『NANA』かな。懐かしいなぁ。
      最近の作品『ES』ががらっと作風を変えていて
      びっくりしたけど良かったです。短編もいいです。
篠原千絵 『闇のパープルアイ』でハマった。
      短編はいまいちな感じがするので
      とにかく長編を楽しみにしています。
成田美名子『エイリアン通り』以降全部買っています。
      中学校の友だちはみんなセレムさんファンでした(笑)
      人間の関わり合い、内容が深くて好き。
吉田秋生 強烈な印象の『吉祥天女』を読んでハマリ
      『BANANA FISH』以降すべて買っています。
      内容はもちろんの事、だんだんと絵が綺麗に
      なってきたのと、時々入るかわいい絵も好きです。
      でも初期のタッチもいいんですよねぇ。
      『ラヴァーズ・キス』の構成が好き。
萩尾望都 野田秀樹の演劇『半神』で知って原作を購入。
      『残酷な神が支配する』『フラワーフェスティバル』
      他にも短編を少し。
      短編でも独特の世界を描くあたりはすごいです。 
      『残酷な神が支配する』の内容のスゴさと
      効果的なコマ割りに感動した。

こんな感じです。
あ、作者敬称略ですが気にしないで下さい。。。
『先生』とか書くの恥ずかしいので
どの作者も中学校時代あたりからずーっと読んでますねぇ。
(萩尾望都はさすがに社会人になってからですが)
新しく他の作者の作品も読んでみたいので
お薦めあったら教えて下さいね〜

レシピ本新作

2006-06-05 11:00:00 | 
いつものお菓子作りのバイブル
たかこさんの焼き菓子シリーズ(シリーズ3册)をメインに
作っていますが、別のところから出版されている
たかこさんとみかさんの本(シリーズ2册目)が出ました〜。



みかさんはパン作りの方なので半分はパンのレシピです。
私も『パンも楽しそう。。。』と思うのですが
じろうがパンはあまり食べないし、強力粉まで買いだしたら
キリがないような気がするので、とりあえずは見るだけです
ちょん姉はホームベーカリーを持っているので
今度実家に帰ったら作ってみようかなぁ

今回はシフォンケーキの作り方が詳しく載っているので
作ってみたいです!!


月館の殺人

2005-08-29 20:07:49 | 
『月館の殺人』(つきだてのさつじん)
漫画:佐々木倫子
原作:綾辻行人

‘2大ストーリーテラーが贈る
 至極の鉄道ミステリ’

だそうです(笑)
鉄道ミステリと言えば『時刻表』
『乗換え』『臨時電車』等々、
私の苦手なトリックだらけなのでは。。。

佐々木さんは『動物のお医者さん』とか
いろいろ読んでいるので結構好きな
漫画家さん。独特のトボケた感じがいいです。
綾辻さんは『館シリーズ』のミステリを
読んでいるので超楽しみ。

とりあえず、上巻を読んだ限りでは
どちらの持ち味も生きていてよかった
まだまだ推理も出来ないくらい序章なのでは?
と思うのだけど、『上』って事は
次の下で終わりか、中があって3册か。

うーん。面白いなぁ。
推理してるサイトでも探して
他の読者と語り合いたいわ

狂骨の夢

2005-08-23 15:26:19 | 
どんどん読んでます。京極ワールド。
『狂骨の夢』(きょうこつのゆめ)上・中・下
これは。。。ちょっと。。。

かなり精神だとか宗教だとかのハナシが
出てきて、今までで一番???でした。
下巻に関してはほとんどななめ読み
本線は理解出来るからいいのですが、
そんなコトでいいのか!ちょん!
あ、もちろん何度も読む派のワタシですから
反すうしますよ。次ぎの分冊文庫はまだまだ
出ない様ですしね。

ところで、このお話も映像化は無理ですね
『姑獲鳥の夏』は結局映画を見ていませんが
シリーズ化しようとは考えてないだろうなー。

しかーも、私のお気に入りの監察医が出てない
榎木津くんはどんどん楽しさ爆発していて
よかったですが(笑)

今後の分冊文庫予定が帯にあったので
書いておきます。読みたい方はぜひ参考にしてね。

10/14 鉄鼠の檻1、2
11/15 鉄鼠の檻3、4
 1/13 絡新婦の理1、2
 2/15 絡新婦の理3、4
 4/14 塗仏の宴
       宴の支度 上、中、下
 5/16 塗仏の宴
       宴の始末 上、中、下

多っ!
しかも来年まで。。。待つか
      

初京極

2005-08-10 23:54:26 | 
とうとう読みました
めくるめく、京極夏彦の世界。。。

なんだか妖怪ちっくなタイトルに引いてしまい
手をつけていなかったのですが、
『姑獲鳥の夏』(うぶめのなつ)の映画化に
伴い、読む事にしたのです。
(CMがインパクトあったので。でも読んだ後で
 キャスト見たら観る気が薄れてきた

はっきり言って面白いです!
私は綾辻行人の『館シリーズ』は読んでますが
これもいわゆる本格ってやつですか?
何が本格なのか、よく判りませんが。。。

でもほんと、映画は無理でしょう!(笑)
主人公の(一応ここでは関口)の心情を
よっぽど細か〜く描いていないと
しょうもない謎でしかありません。
読んだ人しか判りませんが、ある意味
筒井康隆の『ロートレック荘殺人事件』並みに無理
(↑古いですが、これも面白いですよ!
 作者にダマされたいならぜひ!)

『姑獲鳥の夏』を読んで調子に乗り、
『魍魎の匣』(もうりょうのはこ)も読破
私はこっちの方がかなり好み。良かったです。
ついでに言うと監察医の里村さんが好きです
っていうとヘンな人みたいですが

京極堂の一見むずかしーいお話につまづきそうに
なりながらも、がんばって読みすすめるべし!
あぁ、そういう事だったのね
と、後々生きて来る有り難いお話ですから。
パターンが判ると親切で読みやすいですね。

続編が読みたいけど、どこも在庫切れ
ネットで買ってみたいけど、きれいなのが
送られてくるのか不安だしなぁ

果てしなき渇き

2005-07-06 20:13:49 | 
東野圭吾さんの本がひかえてるのに
買ってしまった、例の、このミス大賞の本
『果てしなき渇き』深町秋生、を読み終わりました。
以下かなりネタバレです。

なんだか少年マンガを読んだような感じ。。。
犯罪性とか暴力シーンとかは今風なんだけど
内容に深い考えとか感情が見つけられない。
まぁ、よく考えたら新人作家さんなんですよね。
だから伏線とかトリックとかを求めるのは酷なのかも。

出だしの事件の残虐な描写、行方不明の娘の謎、
娘と知り合った少年の運命(別書体で差し込みする
形式で書かれている)と気になる事柄はてんこもり。
なのに話しの核になる娘は出てこず、
(そういう演出なんだろうけど。。。)
謎もって感じ。

なんというか、とても男目線で書かれてるので
主人公の元刑事のおじさんにぜんぜん感情移入出来ない。
『娘にひどい事して、それがそもそものきっかけなのに
 覚えて無い!?なんてありえる?』
『っていうか、そんなきっかけで普通の女の子が
 ここまで大勢を牛耳る人間になれる?』
『娘の描写が足りないので↑より現実味がない』
『こんなんで妻と娘とやり直したいって思ってるの?』
(特に元妻へのひどい仕打ち、ありえない)
『愛してた!ってやたら出て来るけど
 自分が家族について知らなかった事を
 知ってる他人に嫉妬しているだけって感じで
 イマイチ嘘くさい。』

娘の行く末も『えっ?』ってくらいあっけないし
なんだかなぁ。。。
最後に選考委員全員のコメント全文が載っているんだけど
意外や意外、ほとんどがほめてない!?
今回はとびぬけていい作品はなかった、みたいな。
意見が割れたけど、受賞なしにするほどでも
ないので2作品受賞にした、みたいな。
売るためにほめてる一文だけを帯に書いた、のか?
それを目安に買ったのに裏切られた気分

まぁ、いい勉強になったかな
東野さん、後にしてよかった

告白

2005-06-14 23:39:00 | 
最近読んでいる本です。
町田康『告白』
まーったく著者のことを知らずに、新聞の書評を読んで
買ったのですが、意外と若い方なんですね、町田さんって。
しかもミュージシャンびっくりです。
河内弁で書かれている会話部分は
わからないと読み辛いように思うけど
私は泉州弁なので結構面白く読んでいます。

賭場の場面は特に身にしみて(?)
ここだけじろうに読み聞かせまでしてあげました。
『勝ったり負けたりするもんや』ってね
もうすぐ後半に突入。どうなるのかドキドキ。

次に読む予定は
東野圭吾『さまよう刃』
お馴染みの東野さんです。結構読んでます。
こっちの方が先に買ってたんだけど
なんとなく後まわしになっちゃった。
梅雨だし、まぁゆっくり読むとするかなー。