富士山の宝永噴火口に雪が積る頃になると 波浮港入り口では「サンマの丸干」作業が始まります。
(富士山のジオ)
(富士山は四段重ね 宝永噴火1707/12/16日噴火の第1火口が大島からよく見えます。
49日前に東海 東南海 南海連動型地震(宝永地震M8.6) 死者行方不明者2万人以上。
この地震と噴火で日本三大古湯の一つ松山市の道後温泉が止まり 江戸では降灰のため
行燈をともしました(新井白石 黒灰下る事やまずして 折りたく柴の記)
噴出物量10.15億トン 17億㎥。1986年の三原山噴火のほぼ17.5倍です。富士山の山頂噴火は
おおよそ2200年前が最後です。そのあとは山腹からの側噴火です。現在の山体 新富士火山
(1.7万年前-現在 玄武岩)の下には古富士火山(10万年前-1.7万年前 玄武岩)
小御岳火山(70万年前-20万年前 安山岩)の山体が埋没しており近年のボーリング調査で
小御岳火山の下に先小御岳火山(安山岩質)が存在することが分かってきています。
歴史時代の主な噴火は延暦噴火(800/04/15-802)足柄路が埋没→箱根路
貞観噴火(864年)側火山 長尾山付近から 青木ヶ原溶岩が大量に流出「 せのうみ 」を埋めて精進湖と
西湖ができました。
富士山は北アメリカプレート ユーラシアプレート フィリピン海プレートという三つのプレートが
富士山の場所で会合交差している世界で特異なトリプルジャンクションポイントです。
必然的に独立峰「富士山」が存在することになります)
写真 どてっぱらの雪が少ない くぼんだところが宝永噴火の第1火口 岡田港うえ 港が見える丘より

出典不詳 宝永噴火の第1火口 山頂火口より大きいのが解ります。

波浮港入り口の 干物屋さん 藤文 小宮山 マルイで購入ができます。秋刀魚苦いかしょっぱいか はらわたが美味。

源泉かけ流し露天風呂「浜ノ湯」 背景中央 芒(ススキ)の上の白が富士山
左に4000年前に噴火した標高580mの 美しい円錐形をした火砕丘の大室山 流れ出た溶岩が
伊豆高原や城ヶ崎海岸を造っています。天城山 主峰 万三郎岳1406m お兄さんの万二郎岳 も観えます。

パノラマのパのうえに富士山 要 水着 入浴料300円

オオタニワタリ 大島に自生しておりません。




島の素材


佐々木 睦彦さんの作品

磯菊 晩秋~初冬の 黄花はイソブキ ワダン イソギク

(12月の富士登山 直登します。頂上のお釜の中は無風 木綿のヤッケ キンクするマニラ麻の
12mmザイル 白黒写真の時代です。左がリーダーの安藤禎英

強風と氷の斜面 7~10秒ごとに突風とアワ(雪と氷の薄層)が斜面を流下。
その都度歩みを止めます。 最後尾がチーフリーダー 山口 武
たまたまこの日に我々の左横斜面を2人が猛スピードで大声をあげながら 頭から滑落していきました。
ガレ場まで滑落 ガレ場で out (翌日の新聞報道)。突風により転倒すると 滑落停止技術は富士山では
通用いたしません。

右端が67年前 20歳のチョモ 12月の富士山・八ヶ岳で雪上訓練→穂高・剱の正月合宿へ
左端が同期の佐々木 洋)
