夕食後にぼんやりとテレビを見ていたら、「おはようからおやすみまで くらしに夢をひろげる」企業のCMが2つ続けて流れていた。
一つはイソプロピルメチルフェノールという殺菌成分が含まれていることを売りにしているハンドソープ。 もう一つは殺虫剤成分を含まずに、おそらく気化熱で虫を-40℃にして殺してしまうというスプレー殺虫剤。
一つずつ別々に見せられたらあまり違和感は感じないが、2つ続けて流されるとちょっと引っかかる。 化学物質が全て危険だと感じているわけではない。 しかし、今まで普通に使う分には人体に対して安全だと信じられていた殺虫剤を否定するような商品と、手の雑菌は危険で殺菌剤を含んだハンドソープを使うべきだと主張する商品とを、同時に売ろうとすることに対する違和感。
この業界の別メーカーでも、素肌が弱酸性だから弱酸性の合成洗剤は肌に優しい、だから赤ん坊にも使うべきだという訳の判らない論法で、科学・化学に弱い消費者をだまそうとしている。 このメーカーの主張していることは事実かもしれないが、それを判断できる材料は普通の消費者には与えられていない。
科学の用語だけを持ってきて、論理は全く科学的でない広告を見たときに、「これはちょっといかがわしい」と感じる感覚を大切にしたい。
一つはイソプロピルメチルフェノールという殺菌成分が含まれていることを売りにしているハンドソープ。 もう一つは殺虫剤成分を含まずに、おそらく気化熱で虫を-40℃にして殺してしまうというスプレー殺虫剤。
一つずつ別々に見せられたらあまり違和感は感じないが、2つ続けて流されるとちょっと引っかかる。 化学物質が全て危険だと感じているわけではない。 しかし、今まで普通に使う分には人体に対して安全だと信じられていた殺虫剤を否定するような商品と、手の雑菌は危険で殺菌剤を含んだハンドソープを使うべきだと主張する商品とを、同時に売ろうとすることに対する違和感。
この業界の別メーカーでも、素肌が弱酸性だから弱酸性の合成洗剤は肌に優しい、だから赤ん坊にも使うべきだという訳の判らない論法で、科学・化学に弱い消費者をだまそうとしている。 このメーカーの主張していることは事実かもしれないが、それを判断できる材料は普通の消費者には与えられていない。
科学の用語だけを持ってきて、論理は全く科学的でない広告を見たときに、「これはちょっといかがわしい」と感じる感覚を大切にしたい。
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