2020年頃、わたしはほんとうにネットーサーフィンが好きで得意だった。
中学校から帰宅しては、エキテン、Googleマップ、電話帳、ブラウザでInstagramを開いて、他人の投稿を見て、羨む日々を過ごしていた。
そんなある日、定休日のコロナの画像を偶然目にした。
装飾テントにはコロナの3文字しか記載がないので、美容室とかの可能性もあるのでは?と思ったが、執念深く調べると喫茶店であることがわかり、直近でも営業していることをGoogleマップで確認できたので、名古屋喫茶旅行の際は必ず行こう、と心に決めていた喫茶店なのだ。
名古屋喫茶旅行最終日、車窓からコロナが見えた。
………やった!開いてる!!!本当にうれしかった。
外観のみならず、内装も期待を超えてきた。
わたしの好みにドンピシャだ。
ママさんにいろいろ話を伺うと、創業は昭和42年。
むろん、このあたりでは最も古い喫茶店だそうだ。ママさんは10代の時からお店に立たれていて、おひとりで立つようになってももう30年以上になるそうだ。
10代でお店を始められた店主ってあまり出会ったことがないような気がする。ママさん、立派ですよ…。
それこそ、ヒースロー、チコでの話題に続くのだが、むかしは何人も雇われていたそうだ。
40年以上通い続けている常連の方もたくさんおられるそう。
ママさんの人柄だな。
やっぱりステンドグラス風、いいなぁ…窓際の席はチコ同様に謎の特別感を味わえる
この喫茶店のさいだいの見どころといえば、この照明だよ…。
お気に入りの1枚
開店当時のメニュー表
窓だけでなく、ドアにもステンドグラス風のステッカーが。
この、外から中の様子が伺えないドアに惹かれるわたしです。
どんな世界が見れるのかな、といつも緊張と高揚感で扉をあける。
メニュー表、ドア、マッチとは異なる書体の「コロナ」
スナックでありがちなフォント。こっちもオシャレね。
奥が麻雀いろは荘
奥の部屋に探しに行って持ってきてくださったマッチ。
当時物はくるものがあるなぁ…デザインに時代を感じる…
2021年12月28日訪問
名古屋の喫茶コロナといえば、西区と東区にもコロナという喫茶店があった。
どちらももわたしが好きな外観だったから、廃業されているのが残念だ。
西区のコロナは後日画像をupします。