くろねこさんの話によれば

くろねこが思ったこと、考えたことを記すだけの日記なのだと思う。たぶん。

私信

2015年12月19日 22時47分49秒 | ある種のラブレターに代えて
本来なら公開するものではないけれど、私信を。読みたくない方は、読まないでくださいね。




僕にとっても、あなたと出会えたことが20代でもっとも大きな出来事でした。毎日が色づき、輝き、たとえ悲しく落ち込んだことがあっても、前に進むことができました。あなたの存在が心の支えになりました。それは、とてもとても大きな支えでした。
年齢が離れているということを当時の僕はほとんど何も考えていませんでした。僕にとっては、関係のないものだったのです。あなたの存在が、嬉しくて、愛おしくて、幸せで、それだけでした。
それゆえに悲しみもありました。いつか離れるのではないかというかすかな予感が、遠くの空に見える細い煙みたいに、心の中に漂っていたからです。そうして、僕はよく夜中に目を覚ましては気づかないうちに泣いていました。

どうしてこんなにあなたに惹かれるのでしょうね。あなたになら色々なことを話せる(たくさんのことを伝えましたね)。心を開くことができる。それは僕にとっては不思議なことで、そして大切なものです。あなたを愛おしく思うことが、そこに繋がっています。

君に触れ

そう、あなたに触れて僕は人間の温もりを知り、

恋と言うかな愛と言うかな

とても穏やかで、満たされた、大きな幸せを感じました。

それは体の中にいまでも残っている感覚です。きっと、これからも消えることはないでしょう。そう思います。こうしてあなたに向けて書くことも、僕にとっては幸せなことです。あの時から遠く離れた今だって。


私信を終わります。

性懲りもなく手帳を買うの

2015年12月19日 22時26分10秒 | 比較的短文ではない文章
きょう、性懲りもなく手帳を買った私です。どうせ使わないことが多いのでしょう、なんて心の中でつぶやきながら、2500円もするものを購入しました。やれやれ、どうかしてますよね。

大学生の時から、手帳を買わない年がないのです。はじめのうちは青系統の外観が多かったけれど、最近では赤や黄に偏り、2016年版はオレンジ。なるべく明るく過ごしたいのでしょうね、ある種の願いが込められています。ちなみに、2011年だけは白でした。まっさらな、白でした。

何を書きましょう。そう、まずは「手帳を買った」こと。そこから始まります。手帳を買ったことが、最初に記すことです。それから、秘密のパスワードを総ざらい。夢、目標、願い。自分だけの禁断の書ができあがります。

そうは言っても、あまり書き込まない私です。それが毎年のこと。ただただ、年を刻むように手帳を買うのです。それは恒例行事であり、儀式であり、あるいは鮭が遡上するような本能的なものです。

でもね、手帳を机の上に置いてごらんなさいな。どこからともなく、まっすぐな芯のようなものが体に入ってくるから。それは、少しだけ、お金を出しても良いと思える感覚です。性懲りもなく、手帳を買う私は、そうして、手帳を買うのです。

詠む

2015年12月19日 22時21分41秒 | 空想だったり創造だったり
歌会始めに合わせて、「人」をテーマに短歌を詠んでみます。仕事から帰る車中で考えました。


君に触れ温もりを知る人間の
恋と言うかな愛と言うかな

携帯の電源を切り独りきり
人恋しくてだけど気ままで


僕と他人との関係性から考えてみました。ちょっとした遊びです。