くろねこさんの話によれば

くろねこが思ったこと、考えたことを記すだけの日記なのだと思う。たぶん。

私信

2015年12月19日 22時47分49秒 | ある種のラブレターに代えて
本来なら公開するものではないけれど、私信を。読みたくない方は、読まないでくださいね。




僕にとっても、あなたと出会えたことが20代でもっとも大きな出来事でした。毎日が色づき、輝き、たとえ悲しく落ち込んだことがあっても、前に進むことができました。あなたの存在が心の支えになりました。それは、とてもとても大きな支えでした。
年齢が離れているということを当時の僕はほとんど何も考えていませんでした。僕にとっては、関係のないものだったのです。あなたの存在が、嬉しくて、愛おしくて、幸せで、それだけでした。
それゆえに悲しみもありました。いつか離れるのではないかというかすかな予感が、遠くの空に見える細い煙みたいに、心の中に漂っていたからです。そうして、僕はよく夜中に目を覚ましては気づかないうちに泣いていました。

どうしてこんなにあなたに惹かれるのでしょうね。あなたになら色々なことを話せる(たくさんのことを伝えましたね)。心を開くことができる。それは僕にとっては不思議なことで、そして大切なものです。あなたを愛おしく思うことが、そこに繋がっています。

君に触れ

そう、あなたに触れて僕は人間の温もりを知り、

恋と言うかな愛と言うかな

とても穏やかで、満たされた、大きな幸せを感じました。

それは体の中にいまでも残っている感覚です。きっと、これからも消えることはないでしょう。そう思います。こうしてあなたに向けて書くことも、僕にとっては幸せなことです。あの時から遠く離れた今だって。


私信を終わります。

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