くろねこさんの話によれば

くろねこが思ったこと、考えたことを記すだけの日記なのだと思う。たぶん。

抱え込む

2015年12月08日 23時45分48秒 | 短文集
「そういうのは放っておくと体の中でどんどん膨らんでくることがある。抑えがきかなくなる時があるんだ。時々空気抜きをしないと、爆発しちゃう。ボンッと。わかる?」(村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」)

僕はいろいろなことを一人で抱えすぎているんだろうなぁ。

怒り

2015年12月08日 23時10分00秒 | 短文集
また怒ってしまった。怒りを表現してしまった。「お前ふざけんじゃねぇぞ」って、言ってしまった。言うつもりだったけれど。

言うつもりだったのだ。でなければ、より感情がこじれると思ってしまったのだ。

…睡眠不足で死にそう。

不眠症の夜更けに

2015年12月08日 01時58分44秒 | 比較的短文ではない文章
独りが辛くなると、僕は電車に乗ることがある。目的地はどこでも構わない。できるなら賑やかなところが良い。それは電車に乗ることの意味と似ている。

吉本隆明さんが「大勢の中の孤独」と書いていたけれど、それが全てを表している。彼はその状態にあることを「気分が良い」と記している。

大勢の中の孤独。それは「知りもしない大勢の人たちが周りにいるのに、話さなくても良いし、それが普通の状態」を指す。電車の中、喫茶店、図書館、駅前などがその典型例だ。僕が落ち着ける場所でもある。

「僕は引きこもり気質だった」というようなことを吉本さんは書いているけれど、きっと僕もそうなんだろう。シンパシーを感じてしまう。すでに亡くなってしまったのが残念だなと思う。

そう感じるならば、僕も何かを書かなくちゃいけない。というか、精神がもたない。書いて自己治癒をする以外にない。

だからこうして、不眠症の夜更けに、こんな文章を書いている。怒りも、悲しみも、不安も、全てが後退していくような気分だ。文章に触れなければ、僕は眠ることすらできない。

(そうして書き終わるころに、またネガティヴな感情に包まれていく)