老犬チロとの生活

雑種の元保護犬チロです。
 2014年3月12日 17歳4ヶ月で
 虹の橋へと旅立ちました。

今年最後の病院

2013-12-28 17:39:28 | 病気・病院
今日で年内の仕事は終わりです。
5日まで休み~(*^_^*)


チロは元気です(^^)








22日の日曜日は今年最後の通院日でした。

まずは体重。
先月が9.65キロ
今月は9.75キロ!

今月は減っていませんでした♪ わーいわーい♪
今年に入ってから減る一方だったので、たとえ100グラムでも嬉しいー(*^^*)

心臓の方はずーっと横ばいだそうで安定しています(^^)
血液検査と超音波検査もオッケーでした。

そして膀胱炎。
相変わらず細菌は退治できてはいませんが、完全に効かなくなるギリギリまで今の抗生剤を
使っていきます。
チロは血尿などが出たことはありません。


毎月の通院がだいぶ疲れるようになってきて、チロがちょっと可哀想です(涙)
でも老犬にとって2か月はさすがに長すぎるのかなぁ。。。

今、カート散歩もどうしようかと考えています。
1日中寝ているチロの少しでも気分転換になってくれたらと思い、日曜日だけでも
連れ出していますがチロは疲れるみたいで。。。
休みの間も天気とチロの体調をみて散歩に行こうと思います。


チロのためにどうしてあげることがベストなのかといろいろ悩むところです。
何でもよく食べてくれるけど、本当は何が食べたいのか教えてくれたら
たくさん食べさせてあげるのになぁ。


毎晩ステーキ!!牛ヒレね♪



え~!!(汗)


いっぱい考えていい方へ向うよう、チロの幸せのためにがんばるからね。
チロの幸せは母さんの幸せ(*^_^*)

チロの脚(後編)

2013-12-25 14:17:32 | 病気・病院
クリスマスなのに楽しいお話じゃなくてすみません(^^;
やっと後編です(笑)



ちょうど4年前の12月、チロ13歳。

右後ろ脚の肉球に嫌なモノを見つけました。
しこりというよりはデキモノのような感じで、歩くと出血するし、日に日に大きくなってくるしで
とても嫌な予感がしました。

病院へ連れていくとすぐに簡易検査をしてくれましたが「良くないモノかもしれないので、とって
病理検査に出しましょう」と言われ、その日のうちに局所麻酔で摘出することになりました。
待っている間に、若い女医さんから説明を受けました。
「メラノーマの可能性があって、もしそうだとなると転移が早いので脚の付け根から断脚することに
なります」と。

その後の病理結果で、皮膚組織球腫という良性腫瘍だとわかり一安心。
ただ肉球部分だったこともあり、最後の抜糸までの3週間はまともにお散歩ができなかったため
かなり後ろ脚が弱ってしまいました。



その1年後の同じく12月、チロ14歳。

弱々しい脚でがんばって歩いていたチロ。
昔からアレルギーもあり皮膚は丈夫ではありませんでしたが、急に体全体の毛が薄くなりました。



この時はアトピーという診断でステロイドを処方されました。(後に甲状腺機能低下症と判明)
最初の5日間は多め、そして時間をかけて減量しながら結局2か月間飲み続けました。
その間チロが久しぶりに小走りすることがあったりして、改めてステロイドの消炎効果を実感する
と同時に恐ろしさも感じました。

ステロイドは良くないというイメージが強いですが、実際はこの薬のおかげで救われている
ニンゲンや動物はたくさんいます。
でもやっぱり副作用はつきもので、チロの場合も「筋肉が減ることによる筋力低下」でいっきに
後ろ脚の筋肉がブヨブヨになってしまい、この時さらに弱ってしまいました。



さらにその1年半後の平成24年5月、チロ15歳。
いろんな事情が重なり、今の病院に転院しました。

整形が専門の副院長に診ていただいたところ、右股関節は中度、左股関節は重度とのことでしたが
たぶん寿命まで歩けるのではないか?とこの時言われました。
素直じゃない私は(笑)それって、そろそろ寿命ってこと?と思いましたよ(-_-)

その後もなんとか歩けてはいましたが、
今年の5月、頸椎の神経麻痺からついに前脚も力が入らなくなり歩くことができなくなりました。


5月19日、この日が自力でチロが歩いた最後の日となりました。








あれから7か月、チロは歩くことはできなくなってしまいましたが、おかげさまで食欲も落ちず
毎日穏やかに過ごせています。

いつもたくさんの応援と励まし本当にありがとうございます(*^_^*)

ありがとう、べべちゃん

2013-12-21 19:23:44 | 友達
いっしょにがんばってきたラブラドールのべべちゃんが、12月21日午前1時47分に
16祭8か月と7日で天使になりました。


べべちゃんは今年癌を患ってしまいましたが、本当にがんばっていました。
べべちゃんのがんばる姿にチロと私はたくさん力をもらってきました。

べべちゃんとチロは歳が近いだけではなく、脚が弱ってきた時期、心臓病や膀胱炎など
たくさん重なる部分も多くて、いつも励ましあってきました。
というよりも、ほとんどは私が励ましてもらっていました。

ももちぇりさんから学んだことは、ここには書ききれないほど本当にたくさんあって
圧迫排尿など実際の介護の仕方だけではなく、老犬との向き合い方を私に教えてくれました。

べべちゃんの食欲が落ちた時、べべちゃんが食べたいタイミングを逃さないようにと
真夜中でも何種類ものごはんを用意して食べさせたり、べべちゃんがなかなか眠れない時は
気分転換にと夜中でも外に連れていってあげたり、他にもたくさん私にはとても真似出来ない
それはそれは献身的な介護をされていました。



深夜に連絡をもらってから、私は泣きすぎて今日は目の奥が痛いです。
心にぽっかり穴が開いてしまった感じです。
でも、明日は笑顔でお空を見上げてお見送りしたいと思います。



べべちゃん、ありがとう。
安らかに。


※べべちゃんのブログからお借りしました。

チロの脚(中編)

2013-12-19 17:08:23 | 病気・病院
前回の続きです。


右の膝蓋骨脱臼手術の後は、さすがに前と同じような遊びはできませんでしたが
普通に走ったりもでき経過は良好でした。

チロが手術をした病院は家から少し遠く、高速を飛ばして約1時間のところにあり
渋滞にはまると最悪(涙)でしたが、9歳までお世話になりました。
ここは珍しく入院中面会ができない病院で、入院中の1週間はチロに会えませんでした(T_T)
1週間後の退院の時、チロが出てくるところで両手を広げて「チロ~!!」と待ち構えていた
私を、嬉しさの余り通り過ぎて走り去ったことは今でも忘れません(笑)

右膝が完治してからは、激しい運動をしなければ左膝は手術をしなくても大丈夫、との診断で
結局左はそのままになりました。

しばらくは不安を抱えて過ごしていましたが、そのうち膝のことは忘れてしまうほど
違和感なくボール投げなどもしていました。




そして時は流れ、チロ10歳。(だいぶ飛びましたね・笑)

そろそろ先のことを考えてもう少し近い病院へ移ろうと思い、保護直後に連れて行った
地元では大きめの病院でまた診ていただくことにしました。
ここでは生後約半年の時に去勢手術をしています。


翌年のチロ11歳。



千葉県の富津岬に出かけた時に、左の後ろ脚が震えていることに気づきました。

病院でレントゲン(背骨、膝)を撮ってもらいましたが、画像上は特に問題なく
老化による関節炎の痛みから震えることがあるのでしょう、ということで
そのまましばらく様子を見ることになりました。
その後も半年の間に3回定期チェックに通いました。



半年後。。。

朝、チロが突然歩けなくなりました(涙)
なんとなく頼りない病院へ連れて行くのはやめて、怖いけど腕は確かという院長がいる
病院へ思い切って行ってみました。

「ちょっと歩かせてみて」と言われ「それはムリムリ」と内心思いながら床におろして
みると、チロは普通に歩きだしました。むしろ早歩きで(汗)
当然「どこが痛いのかな?」となりましたが(^_^;)一応レントゲン(胸部、背骨、股関節)
を撮ってもらい、その時にはじめて股関節の異常を指摘されました。

手術も可能と詳しい説明も受けましたが、12歳を目前に現実的な話ではないと感じ
「手術はしません」と即答しました。
薬は痛み止めのリマダイルが処方されました。

そしてその日は股関節の異常だけではなく、心臓の異常も指摘されました。
聴診器をあてた先生に「この子は心臓のお薬を飲んでいますか?」と聞かれ
「え?心臓???」と思いがけない言葉にボー然としました。

というわけで、この日をもって大きいけど頼りない病院とはオサラバしました。

幸い心臓はこの時初期の段階で、早めに投薬治療を始めることができました。
この3年半後には今の病院に転院することにはなりましたが、心臓病を見つけてくれた
前の病院には今でも感謝をしています。



続きはまた近々お話させてください。
そろそろ仕事に戻ります(笑)

チロの脚(前編)

2013-12-14 18:29:09 | 病気・病院
今週は仕事でバタバタしていてなかなか皆さんのブログにおじゃますることもできず(涙)
やっと更新ができます。(今も職場ですが・笑)


前回から少し間が空きましたがチロは元気にしています♪
食欲も変わらずバッチリです(^^)v


元気だよー♪



元気だけど、顔が。。。細長い(涙)




今日はチロの脚についてお話しようと思います。


さかのぼること1歳。

チロは1歳の時に右の膝蓋骨脱臼手術をしています。
その頃のチロはお友達のアービー(ゴールデン)と、ほとんど毎晩のように公園のグラウンドで
走ったりプロレスをして転げまわったりしていて、白い毛がグレーになることもしばしば(笑)
それはそれは楽しそうでした♪
夜な夜なの遊びだったので写真がないのが残念(T_T)

しばらくしてアービーは引っ越してしまいましたが、今度はご近所のウェンディ(ゴールデン)と
また同じように楽しく遊んでいました。
するとある日から、走っている最中に後ろ脚を時々ケンケンするようになりました。
でも遊びたいからまた走り出す。。。
だんだんそれが頻繁になってきたので病院へ連れていくと「膝蓋骨脱臼」という診断でした。
4段階のグレードに分けるとチロのグレードは2で、時々脱臼はしますが自力で戻る程度でした。
でも手術をしないと、靭帯が伸びてしまったり、歳をとって筋肉が落ちてしまうと自力で戻す
ことができなくなって外れっぱなしになるそうで、私は迷わず手術を選びました。
チロの場合は先天的なもので両膝でしたが、まずはやや酷い方の右膝から手術をして様子を
見ることになりました。
完治までは3本脚の生活でしたが、その後はまた元気に走れるようになりました(^^)


途中から私も薄々わかってはいたんです。
本来ならば膝関節の悪いチロが、骨の成長期に体格差のあるお友達と遊ぶことには注意が
必要だったのかもしれません。
でもでも。。。全身から伝わるチロの「楽しいー!!」を止めることができなかったのです。


少し長くなりましたので、続きはまた次回にお話させてください。
そんなに引っ張る話でもないのにごめんなさいね(^_^;)