2/20 YO LA TENGO／on air EAST

チケットがAの130番台だったので、久々に戦闘モード。
前日から気合いで仕事を片付け、Tシャツを仕込み、準備は万端です。
開場とともに入ったら最前列が空いていたので、1列目いっとく？…と思ったのですが、
ふと2階を見上げると椅子席が空いていたので猛ダッシュ。
なんせ我々、オーバ－30だもん、しょうがない。でも結果的にそれが良かった。

ヨラは、メンバーが楽器をとっかえひっかえして、立ち位置を変えながら演奏するから、
最前列っていっても、いつも全体が見渡せるわけじゃないんだ。
それに、いっつもライヴは超満員で、ほとんど見えてないに等しいからね。
その点、中央を2階から見下ろすとひとつひとつの動きまでよく見えて、
「このノイズはこうやって出してんだ！？」ってことが初めて分かりました。

一つ曲が終わって、バンドと観客の緊張感がほどけるたびに、
階下からムワ～ッと熱い空気が上がってきたので、フロアは相当暑かっただろうね。
でもそれは「人の体温で酸素が薄くなるような暑さ」じゃなくって
「ヨラに打たれた熱気」って感じだったから、全然、気持ちの悪いものじゃなかったよ。

ライヴは言うに及ばず最高だったんだけど、今回やっと「音」と「ヴィジュアル」が
自分の中で一致して、初めてちゃんとヨラのライヴを見れた気がしました。
それにしてもロックは見た目じゃない、ほんとかっこいい中年たちでした。神降臨！

ライヴは3回ものアンコールで終了。
ライヴ終了後はサイン会。写真はカプラン夫妻。素敵な夫婦です。
ジェームスはフロアでファンの人に囲まれて談笑してました。
さっきまで取り憑いていたロックの神はどこへやら、すっかり菩薩顔の3人でした。