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置かれた場所で咲く

教育のこと、道徳のこと、音楽のこと、書籍のこと、つれづれ、あれこれ

ポケットカスタネット

2007-05-19 23:52:34 | こころ
ポケットの中の温かさが心地よくて
少しだけ うとうとした

交わす言葉の一つひとつが 笑顔に変わって
ふわふわした感情に 酔いしれてた


今なら曲も一緒に浮かんできそうだったけど
新宿の人波や喧騒は 一個人の自由なんて
許容しない雰囲気だった


鮮やかな芝生の上で “がばぁーっ!” ってやりたくなったけど
シートも花もなくて 風どころかにわか雨まで降ってきて

差し出してくれた傘が透明ビニール傘で
その透明な膜の外から 心も体も奥底まで
全部見られちゃってる気がして

ビニール越しに並んで歩いてるだけだったのに
何だか妙に恥ずかしかった

 
流れるメロディは 緩やかなバラード


触れた指先から伝わってくる優しい言葉が
心の芯の性感帯に響いて 密かに一人でぞくぞくした

優しさに触れるたびに自責の念に駆られたけど
それさえ柔らかく笑って 免罪符を渡される快感に陶酔して
その一瞬 目の前が真っ白になった


こんなアンバランスで些細なもので
人同士が繋がっているのならば
まずは許そうと思った
あたし自身さえも

揺るぎない信頼は 小さく確かな思いから

こぼれ落ちてもいい
もう 目印の石も パンくずも要らないの
今、聴こえてくる音を信じて 頼りにして
また 一つずつ 音を重ねて

一緒に 夢を 奏でていこうね



・・・すんません、桜井さん、タイトルそのままお借りしました

※http://www.daihatsu.co.jp/showroom/cm/index.htm



瘡蓋

2007-05-15 22:58:45 | こころ
いくつもの傷が瘡蓋になってた

直したいわけじゃなくて ただ剥がすのが好きだったから

綺麗に剥がれる瞬間 痛みは快感になるの

直った傷跡は刺激に欠けて

膿んだ傷跡は脳髄に響きすぎるから

直りかけた直前の 絶妙のタイミングで いつも

血が滲むくらいが丁度良かった


奥底に潜んだ自然治癒力は

あたしの傷跡をぐいぐい治していって

跡すら消えた肌も

自然に落ちた瘡蓋も

思ってたより 案外心地よかったよ


斜に構えない自然体

意外とキモチいい




今 一番心配なのは

後であたしが これを読み返したときに

タイトルの漢字が読めないんじゃないかってこと・・・


戯れ言

2007-05-02 00:14:51 | こころ
ちょっとアタマ悪くない?


少し毒っ気のある自分が好きで
斜に構えてみる世の中がホンモノに思えた

真実って謳われていることほど見極めようとして
自分を確立するために
屁理屈という刃を振り回した

常に戦場だって意識して
微温湯に浸かる自分を良しとせずに


話し応えのある人が大好きで
話すだけで学べる人が大好きで

そんな環境をずっと求め続けてて
そんな環境ならどこだって飛び込んだ


最近ココロが妙にクリアで 毒っ気が抜けつつあって

視野の中心が自分になりつつある現状に
戸惑いと違和感が隠せないでいる

浄化されつつある感情が ここにある


上手に世の中泳いでいくのに こんな感情も必要なのかな

幸せの方程式はまだ式すら見えず
以前の自分に後ろ髪は引かれ続け
ほのかな想いを過去に残したまま


ここは幸せの入り口?
それとも自己実現への落とし穴?

この温かさは停滞の前兆なの?
ここにいる二匹のうさぎちゃんを 一緒に掴まえたいの

何も得られないかもしれないけど


起伏が激しいあたしだから 明日のことはわからない
それでも大切にしたいのは  今 あなたと繋がっていること



・・・ホント、ヘタするとめっちゃおバカブログになりそぉ・・・
とぅいまてぃぇん

実は何も考えてないってバレないよに、気をつけよ・・(笑)



新風

2007-04-30 17:15:04 | こころ
この三日間で語り合い、蒔かれた新しい種が
あたしの中で次々と芽を吹き出そうとしています


仕事のこと

今の自分のこと

未来のこと


こんなことをこんなにも熱く語り合える友達がいることに感謝しつつ、
もっともっとやらにゃいけんことがたくさんあるなぁって実感


芽吹き若葉茂るこの季節、今年は動き回りますよぉ
まずは5月にジャブ、そして本番は6月


自分自身で現地に出向いて、見て聴いて感じて考えて
今までの経験から創り上げてきた殻を
自らで破ってきます

落ち着いた 今だからこそ
自身は落ち着かずに
「動」の年に



懺悔

2007-04-25 20:32:37 | こころ
罪の意識の 欠片もなかった



大切な自分は傷つけたくなくて
のめり込みすぎず 夢中になりすぎず
スキルアップをひたすら望んだ

自分の心の揺れや動きを
客観視して 分析して
操る術を学んでいった


常に半身で勝負した
勝っても負けても 楽しかった

生温い馴れ合いよりも 緩やかな関係よりも
穏やかな日常よりも 掌の幸せよりも
欲しかったのは 毒と甘さ 刺激とスリル
ちっちゃな嘘を散りばめて
裸足で踏んで 痛がって
後ろを向いて舌を出した

罠にかかったふりをして
声で酔わせて 突き放して


絡みついて動けない
そんなことはなかったのに


ただスマートに生きたかっただけ
そこにどっぷり浸かるよりも
楽しいことはたくさんあって

感情を凍らせても
怖いもの知らずなあたしなら
それなりに楽しめたから


失ったものに気づいたのは 今




自ら冷たさに気づいたんじゃない
触れられた熱い体温で
自分の愚かさを知ったの




痛い思いはしたくない
閉じ込めて封をして 凍てついてたこの感情が

今宿ってる 微かな温もりで
少しずつ少しずつ
あたしの中で 動き出そうとしている