「どこが残酷」にじむ不満=追い込み漁のイルカ調達禁止で協会会長―東京
時事通信 5月20日(水)
「いったい、追い込み漁のどの部分が残酷なのか」。
日本動物園水族館協会(JAZA)の荒井一利会長は20日夕、
追い込み漁によるイルカ調達禁止を発表する一方、
国際社会からの批判に疑問を呈し、
「協会が追い込み漁や捕鯨文化を批判しているわけでは決してない」
と強調した。
東京・霞が関の環境省で午後6時から開かれた記者会見。
海外メディアを含む60人以上の報道陣が詰め掛け、
関心の高さをうかがわせた。
荒井会長は
「追い込み漁は残酷な手法ではないと一貫して主張してきたが、
残念ながら理解してもらえなかった」と納得がいかない様子。
世界動物園水族館協会(WAZA)に対し、
「どこが残酷なのか具体的に指摘してほしいと何度も申し上げたが、
回答はなかった」
と無念さをにじませた。
海外メディアから「今回の問題で日本が失ったもの、得たものは」
と問われると、
「イルカの入手が困難になり、
日本の水族館にとって極めて不利になった。
一方で国民の関心が非常に高いことも分かったので期待に応えたい」
と話した。
私はイルカ(小型の鯨)について冷静な立場をとります。
イルカ(小型の鯨)はあれば食べますが、
禁止されたら仕方がないという意見です。
ただ気になるのは、他の問題との兼ね合いです。
例えば、闘牛。
スペインなどでオープンに行われています。
そして、犬を食す文化。
中国、朝鮮、ベトナムなどではごく当たり前のことです。
これらの問題についても議論されなければ、
話は一方方向で終わってしまいます。
どうか、
イルカ(小型の鯨)の話だけで終わったりしませんように。。