令和6年鮎釣り15戦目。
いやぁ〜毎日暑いですねえ。お盆を過ぎ、今年の鮎シーズンも折り返し地点を過ぎた感があります。それにしても前回の釣行、何だったんでしょうね、異常なまでのハネの少なさ。そしてアタリの小ささ。実はその後、仕事が立て込んでいたのと、たまには殺生は控えてやるかということで自重していたのですが、前回の釣行のあの状態からそのまま鮎が抜けて行ってシーズン終了ってことも充分考えられるなあとの不安がありました。これから後半戦、じわじわ盛り返してくれるのか、それとも衰退の一途なのか、気になって気になって仕事どころじゃありませんでしたね。
というわけで、時間が出来たので急遽夕釣りに。先日失敗してるので、いの一番にベストをクルマに積み込みます…
竿は前回φ2.3で無残にも敗退しましたんで、ここは慎重にトラウトロッドの穂先を使用。#2〜#5は旧ブランクス(インストラクターEX鮎)です。
風が強いですね。水量は渇水からかなり回復しています。
今日は調節器なしの仕掛けを組んでみます。
なので、天井糸はこんな感じ。
バリバス鮎ナイロン天井糸1.2号でダブルライン(長さ調節可能)。
道糸はPE。
アーマードF+PRO 0.06号。
これにヘラゴムとビーズ、竹田式中通しウキを通し、
ビミニツイストで天井糸に装着します。
先日毛鉤ケースを川に流してしまったんで、急遽こんなブツを作ってみました。
釣具屋で調達できるもの(ナカジマ クッション糸巻60S、明邦フックケース)を組み合わせて…材料費は数百円といったところ。
粗末な割りには結構使えそう。
毛鉤は左から八ッ橋荒巻赤底、青ライオン元孔雀、暗烏。いずれも藤本重兵衛商店。
17時半開始。先発は青ライオン元孔雀、オモリは3号。上針はナシです。
水温は26度。
濁りはほとんどないんですが、泡が気になりますね。
底は心なしか砂が堆積しているように見えます。ハミ跡らしきものも辛うじて見えます。深さは股下ぐらいの一帯にところどころ付いており、ヘチの垢は腐っています。
…ん?砂が流れたら石は綺麗になるんじゃないのかな普通?
さて、今日は時折ウグイらしきライズが見えます。やる気はないみたいですが毛鉤にも時々触ってきます。
18時05分。速めのリズムで誘っていると青ライオン元孔雀にガリガリッと強めのアタリ。ヨッシャ!と送り込んで合わせますが惜しくもこれは乗せられず。まだ明るいんですけど曇ってるせいか来ましたね。
ここで慎重を期して毛鉤を国華十号にチェンジ。
国華十号。本日初陣です。雰囲気は青ライオンに近いかなあと。
これが全くの音信不通。まっ、ホンテロン0.6号採用(これが業界標準ですが)鮎毛鉤でこれまで目ぼしい成績は得られておりませんのでもちろん期待してはいませんでしたが。
18時15分。パシャン! 今度は鮎らしきライズが確かに見えました。群れではなく単独で、明らかに下流から上流に向いて跳んでいましたね。跳んだ角度はライナー。これは鮎が表層を泳いでいると推測するワタクシ。
一方、ローテーションした国華十号に全く反応がなく、そろそろ本命の青ライオン元孔雀に戻します。
するとやはり反応があります。ですがしっかり咥えてくれない感じ。先ほどの警戒が解けるにはまだ早かったでしょうか。
ちょっとここでポイントを休ませます。この間にいったんクルマに戻り3号のオモリを補充、毛鉤も八ッ橋荒巻赤底にチェンジ。立ち位置はこの感じなら全然イケるだろうとやや上手に着陣。
八ッ橋でサワリはあるんですがやっぱり青ライ系に比べるとアタリが弱い感じ。青ライオン元孔雀に戻します。
するとすぐに来て、
18時35分。
毛鉤は青ライオン元孔雀(藤重)。
続いて18時40分。
毛鉤は同じく青ライオン元孔雀(藤重)。
ベタ底からじっくり攻めていると、着底直後かすかにプルプル!これはすっかり油断していて掛けられず。
ここでアタリが途切れます。
引き続きハネは出ていますので、目先を変えるため、毛鉤を八ッ橋荒巻赤底に替えます。
竿を約8mに縮め、通常通りのやや速めの誘いを続けていたところ、表層付近でいい感じのアタリ。竿先を送って行くと途中で手応え消失…抜けた?と思ったらグググ…竿がもう完全にシモ向いてるのでやむを得ず横からテンション掛けてフッキング…乗りました。そのまま岸に引っ張りますが強い強い。アタリは小さかったんですが結構大きいのかも?しかも全然ヘバる様子なし。フルパワーで暴れまくります。鮎を遊ばせないように練りを入れて行きますがここで強烈な絞り込み。竿を柔らかく持ち角度を付けて何とか凌ぎます。再度練りを入れて行きますがまたしてもここで絞り込み。これも何とか耐えもういいだろうと寄せに入るとここでまさかのバレ。切られたかと思って鉤を点検しますが鉤は残っています。口切れでしょうかね。角度的に厳しかったんですがもうちょっと深くフッキングを決めていればと悔やまれます。いったん手応えが抜けて再度喰い直すという喰い方は昨年10月12日と全く一緒でした。共通しているのはいずれも浅いポイントだったということ。これには何か理由がありそうですね。
いやぁ〜八ッ橋ムズいっすね。獲れてれば藤重八ッ橋初の快挙となっていたはずなので次回頑張ります。ともあれ八ッ橋はこれまで夕釣りで実績がなかったんですが今回好感触が得られて良かったです。
19時。ここで当然のごとく青ライオン元孔雀に戻しますが、こんどはハネの方もすっかり落ち着き、まったりムード。全く当たって来ません。
そこでオモリを2号に落とし、誘いのスピードをスローにして行きますが効果なし。風が強いので表層でうまく誘えないということも影響しているのでしょう。
19時15分、ライズが復活してきて時折見られるようになり毛鉤を暗烏に交換。
しかしなぜかサワリもカスリもせず。いつもはこんな感じでも暗烏なら喰ってくるんですが。
19時35分、これは何か変だな?と思い、八ッ橋にチェンジ。
駄目押しで誘いもいろいろ変えてやってみましたがやはり反応なし。
ここで強風のため身体が冷えて終了。
今日は深いところは駄目でしたね。結構手前の緩流帯でした。それと第二ラウンドが無かったですね。早い時刻から当たり始めましたんで、パターンが違うんでしょうかね。
本日の釣果2尾(リリース)。
アタリの傾向:
暗烏(藤重) 0
青ライオン元孔雀(藤重) 10回未満
青ライオン(藤重) 使用せず
八ッ橋荒巻赤底(藤重) 数回
明烏(まさる) 使用せず
国華十号 0
[日時]2024年8月22日(木)
[天候]曇り一時晴れ、強風(鮎タイツ+ラッシュガード着用)
[水温]26度、平水
[時間]17時半〜20時
[スイカの匂い]あり
[釣果]16cm、14cm
[バラシ]1(合わせ角度不充分)
[掛けミス]2(表層の送り遅れ1、着底直後の合わせ遅れ1)
[アタリ]10回程度
[誘い方]オモリをストンと落とし、中速で聴き上げる(1.0m中層)
[竿]旧オリムピック インストラクターAL鮎 ドブ100(#1φ1.8mmトラウトロッド、#2〜#5旧ブランクス、8〜9mで使用)
[毛鉤]上針:なし
下針:青ライオン元孔雀(藤重)⇔八ッ橋荒巻赤底(藤重)→暗烏(藤重)→八ッ橋荒巻赤底(藤重)、※国華十号も一時使用、ハリス40cm
[天秤]自作片天秤(燐青銅40mm、北陸型)
[天井糸]バリバス 鮎ナイロン天井糸1.2号 50cm(ダブルライン)※調節器なし
[道糸]アーマードF+PRO 0.06号
[先糸]ライカ 川釣りスペシャル 0.5号 30cm(←短すぎ。メインラインへの鉤素の絡み1回有り)
[穂先から錘まで]2.5m
[天秤から錘まで]2cm
[インジケーター]東邦産業発光玉ソフト6号+東邦産業発光玉ソフト5号+東邦産業発光玉ハード6号+ハヤブサ発泡シモリ5号
[オモリ]3号→2号
[小遣い]千円(ホットコーヒー、ドーナツ他)
[感想]コケ少なく粘土風味の鮎でした。
いやぁ〜毎日暑いですねえ。お盆を過ぎ、今年の鮎シーズンも折り返し地点を過ぎた感があります。それにしても前回の釣行、何だったんでしょうね、異常なまでのハネの少なさ。そしてアタリの小ささ。実はその後、仕事が立て込んでいたのと、たまには殺生は控えてやるかということで自重していたのですが、前回の釣行のあの状態からそのまま鮎が抜けて行ってシーズン終了ってことも充分考えられるなあとの不安がありました。これから後半戦、じわじわ盛り返してくれるのか、それとも衰退の一途なのか、気になって気になって仕事どころじゃありませんでしたね。
というわけで、時間が出来たので急遽夕釣りに。先日失敗してるので、いの一番にベストをクルマに積み込みます…
竿は前回φ2.3で無残にも敗退しましたんで、ここは慎重にトラウトロッドの穂先を使用。#2〜#5は旧ブランクス(インストラクターEX鮎)です。
風が強いですね。水量は渇水からかなり回復しています。
今日は調節器なしの仕掛けを組んでみます。
なので、天井糸はこんな感じ。
バリバス鮎ナイロン天井糸1.2号でダブルライン(長さ調節可能)。
道糸はPE。
アーマードF+PRO 0.06号。
これにヘラゴムとビーズ、竹田式中通しウキを通し、
ビミニツイストで天井糸に装着します。
先日毛鉤ケースを川に流してしまったんで、急遽こんなブツを作ってみました。
釣具屋で調達できるもの(ナカジマ クッション糸巻60S、明邦フックケース)を組み合わせて…材料費は数百円といったところ。
粗末な割りには結構使えそう。
毛鉤は左から八ッ橋荒巻赤底、青ライオン元孔雀、暗烏。いずれも藤本重兵衛商店。
17時半開始。先発は青ライオン元孔雀、オモリは3号。上針はナシです。
水温は26度。
濁りはほとんどないんですが、泡が気になりますね。
底は心なしか砂が堆積しているように見えます。ハミ跡らしきものも辛うじて見えます。深さは股下ぐらいの一帯にところどころ付いており、ヘチの垢は腐っています。
…ん?砂が流れたら石は綺麗になるんじゃないのかな普通?
さて、今日は時折ウグイらしきライズが見えます。やる気はないみたいですが毛鉤にも時々触ってきます。
18時05分。速めのリズムで誘っていると青ライオン元孔雀にガリガリッと強めのアタリ。ヨッシャ!と送り込んで合わせますが惜しくもこれは乗せられず。まだ明るいんですけど曇ってるせいか来ましたね。
ここで慎重を期して毛鉤を国華十号にチェンジ。
国華十号。本日初陣です。雰囲気は青ライオンに近いかなあと。
これが全くの音信不通。まっ、ホンテロン0.6号採用(これが業界標準ですが)鮎毛鉤でこれまで目ぼしい成績は得られておりませんのでもちろん期待してはいませんでしたが。
18時15分。パシャン! 今度は鮎らしきライズが確かに見えました。群れではなく単独で、明らかに下流から上流に向いて跳んでいましたね。跳んだ角度はライナー。これは鮎が表層を泳いでいると推測するワタクシ。
一方、ローテーションした国華十号に全く反応がなく、そろそろ本命の青ライオン元孔雀に戻します。
するとやはり反応があります。ですがしっかり咥えてくれない感じ。先ほどの警戒が解けるにはまだ早かったでしょうか。
ちょっとここでポイントを休ませます。この間にいったんクルマに戻り3号のオモリを補充、毛鉤も八ッ橋荒巻赤底にチェンジ。立ち位置はこの感じなら全然イケるだろうとやや上手に着陣。
八ッ橋でサワリはあるんですがやっぱり青ライ系に比べるとアタリが弱い感じ。青ライオン元孔雀に戻します。
するとすぐに来て、
18時35分。
毛鉤は青ライオン元孔雀(藤重)。
続いて18時40分。
毛鉤は同じく青ライオン元孔雀(藤重)。
ベタ底からじっくり攻めていると、着底直後かすかにプルプル!これはすっかり油断していて掛けられず。
ここでアタリが途切れます。
引き続きハネは出ていますので、目先を変えるため、毛鉤を八ッ橋荒巻赤底に替えます。
竿を約8mに縮め、通常通りのやや速めの誘いを続けていたところ、表層付近でいい感じのアタリ。竿先を送って行くと途中で手応え消失…抜けた?と思ったらグググ…竿がもう完全にシモ向いてるのでやむを得ず横からテンション掛けてフッキング…乗りました。そのまま岸に引っ張りますが強い強い。アタリは小さかったんですが結構大きいのかも?しかも全然ヘバる様子なし。フルパワーで暴れまくります。鮎を遊ばせないように練りを入れて行きますがここで強烈な絞り込み。竿を柔らかく持ち角度を付けて何とか凌ぎます。再度練りを入れて行きますがまたしてもここで絞り込み。これも何とか耐えもういいだろうと寄せに入るとここでまさかのバレ。切られたかと思って鉤を点検しますが鉤は残っています。口切れでしょうかね。角度的に厳しかったんですがもうちょっと深くフッキングを決めていればと悔やまれます。いったん手応えが抜けて再度喰い直すという喰い方は昨年10月12日と全く一緒でした。共通しているのはいずれも浅いポイントだったということ。これには何か理由がありそうですね。
いやぁ〜八ッ橋ムズいっすね。獲れてれば藤重八ッ橋初の快挙となっていたはずなので次回頑張ります。ともあれ八ッ橋はこれまで夕釣りで実績がなかったんですが今回好感触が得られて良かったです。
19時。ここで当然のごとく青ライオン元孔雀に戻しますが、こんどはハネの方もすっかり落ち着き、まったりムード。全く当たって来ません。
そこでオモリを2号に落とし、誘いのスピードをスローにして行きますが効果なし。風が強いので表層でうまく誘えないということも影響しているのでしょう。
19時15分、ライズが復活してきて時折見られるようになり毛鉤を暗烏に交換。
しかしなぜかサワリもカスリもせず。いつもはこんな感じでも暗烏なら喰ってくるんですが。
19時35分、これは何か変だな?と思い、八ッ橋にチェンジ。
駄目押しで誘いもいろいろ変えてやってみましたがやはり反応なし。
ここで強風のため身体が冷えて終了。
今日は深いところは駄目でしたね。結構手前の緩流帯でした。それと第二ラウンドが無かったですね。早い時刻から当たり始めましたんで、パターンが違うんでしょうかね。
本日の釣果2尾(リリース)。
アタリの傾向:
暗烏(藤重) 0
青ライオン元孔雀(藤重) 10回未満
青ライオン(藤重) 使用せず
八ッ橋荒巻赤底(藤重) 数回
明烏(まさる) 使用せず
国華十号 0
[日時]2024年8月22日(木)
[天候]曇り一時晴れ、強風(鮎タイツ+ラッシュガード着用)
[水温]26度、平水
[時間]17時半〜20時
[スイカの匂い]あり
[釣果]16cm、14cm
[バラシ]1(合わせ角度不充分)
[掛けミス]2(表層の送り遅れ1、着底直後の合わせ遅れ1)
[アタリ]10回程度
[誘い方]オモリをストンと落とし、中速で聴き上げる(1.0m中層)
[竿]旧オリムピック インストラクターAL鮎 ドブ100(#1φ1.8mmトラウトロッド、#2〜#5旧ブランクス、8〜9mで使用)
[毛鉤]上針:なし
下針:青ライオン元孔雀(藤重)⇔八ッ橋荒巻赤底(藤重)→暗烏(藤重)→八ッ橋荒巻赤底(藤重)、※国華十号も一時使用、ハリス40cm
[天秤]自作片天秤(燐青銅40mm、北陸型)
[天井糸]バリバス 鮎ナイロン天井糸1.2号 50cm(ダブルライン)※調節器なし
[道糸]アーマードF+PRO 0.06号
[先糸]ライカ 川釣りスペシャル 0.5号 30cm(←短すぎ。メインラインへの鉤素の絡み1回有り)
[穂先から錘まで]2.5m
[天秤から錘まで]2cm
[インジケーター]東邦産業発光玉ソフト6号+東邦産業発光玉ソフト5号+東邦産業発光玉ハード6号+ハヤブサ発泡シモリ5号
[オモリ]3号→2号
[小遣い]千円(ホットコーヒー、ドーナツ他)
[感想]コケ少なく粘土風味の鮎でした。