
「もうきっと 朴の花 咲いているころだよ」
「今年こそ 間に合うように見に行こうよ」
根来寺{ねごろでら}の境内 五百仏山{いよぶさん}の川沿いに 朴の大樹が何本か立ち並んでいる。
2年まえの冬 遊歩道でおおきな朴落ち葉をみつけて 見上げるとおおきな朴の木
そして去年の5月の末ごろ 花を見ようとやってきたら もうすでにほとんどが散ってしまった後だったのだ。
今年は ちょうど まにあった。
でも 高い場所のしかも大きな葉に包まれるように咲いている花は 仰ぎ見るばかり。
カメラの構えられる低さの一枝 これからひらかんとする朴の花。

広い大きな朴の葉にさえぎられている 朴の花を木のま下で あんぐり口をあけてながめていたら
「こんなところで なにしてるん?」
と 犬の散歩中らしきお爺さんに声をかけられた。
「朴の花見ているんだけど 高いので」
「ああ ほんとや。毎日通ってるのに気がつかんかった。もう咲いてるんだねー」と。
「この近辺では 朴の木はここだけやね。」
そして 自分は若い頃 材木屋で 朴の木もよく取り扱ったこと。朴は材質がやわらかくって材質が均一なこと 細工しやすいから 製図板やピアノの鍵盤 精密機械の木部などに重宝だったことなど話してくれた。
「朴歯の下駄だけは知ってるけど・・・」


葉の長さ 30センチくらいから もっと長いかな
葉のみどりだけでも光がさして美しい。
葉も香りがよく 昔 この葉に食べ物を盛ったから 飯盛葉{めしもりば}ともよばれていたとか。
そして 包{ほう}の意味で朴{ほお}名がついたという。
そういえば 高山で香りのよい 朴葉味噌をいただいたっけ。
晩秋 この大きな葉が乾いて褐色になって ばさり ばさりと落ちるのだろう。

対岸の 車窓から ひろしも遠景の朴の花を見ることが出来たよ。
望遠レンズがないから ぼんやり写った高い梢の朴の花。
緑に包まれて 白い大きな花
み空より授かりしもの朴の花 鷹羽狩行
確かに大きな木のためカメラに収めるのは大変な様ですね。でもよく撮られていますよ。
小生のブログにはまだ登場していない植物です。三浦半島に自生しているか調べてみます。
梯子を掛けても撮ってみたいです。
写真のつぼみの朴の花は一番下の梢の先 この花が咲けば ぱっちりと写せるんだけど・・・・・その時にちょうど行けるかどうかわからないので あきらめました。
松ちゃんさんのカメラなら梯子かけなくても大丈夫。
美しく写してください。楽しみに待ってます。
大好きなエゴの花も もう咲いていますかァ
冬にほうの葉を踏んで歩いたのを思い出しますが・・
こんな花だったんですね~
こまちさんに お願いが・・・
バトンが回ってきたので 勝手に回してしまいました。よろしくお願いします
http://blog.goo.ne.jp/tukikusa510
朴の花蕾、初めて拝見しました。
朴葉味噌は40年も前に関ヶ原のあたりの民宿で頂いたことがあるだけです。
何分若すぎる頃のことで味も香りもあまり覚えていません。
いつかあらためてじっくり味わってみたいと思います。
有難うございました。
開くのがおそくなりました。
昨年は遅すぎたので 今年はがんばって 朴の花のきれいな間にと 走りました。
バトンってどうしたらいいのですか?
私も質問に答えるのかな?
40年も前の朴葉味噌を味わった方 どなたでしょう?
朴の花の蕾 ひらくまではゆっくりのようです。
花は朴散華 て美しい季語があるけれど 散るときはほんとうは 花が茶色くなってしまいます。
ありがとうございました。
大変失礼致しました。
なんて歌がありましたね、我がよき友よ?でしたかしら?
気がつかない人もいるのに、こまちさんに見てもらい高い所に咲いたお花も喜んでいますよ。
fusanさんのコメント拝見してニヤニヤしています。
ウッカリは私の専売特許です、侵害なさらないでください。
相当な雨が降っています。
朴葉味噌から学生時代を思い出していただいていたのは fusanさんでしたか。
ありがとうございました。
ウッカリのあわてんぼうは私の特技?です。
これからも よろしくおねがいします。
下駄はほとんどはかなくなりましたね。
なつかしい歌です。
こちらも雨です。
朴の花も痛むでしょうね。
fusanさんへコメントありがとうございます。私もよく似たような・・・で 安心いたしました。
おやすみなさい。