NOBUKOのページ。

ひろしとのぶことミー子の日々。

お願い

2008年09月21日 23時05分50秒 | Weblog
           

寂しいことですが しばらくNOBUKOのページをお休みさせていただきます。

再開の折にはぜひお訪ねくださいませ。お待ちしております。

秋の庭

2008年09月20日 21時00分54秒 | Weblog
            

台風の影響もなく 静かな朝

朝一番の仕事は ベッドの上でのひろしのリハビリ
理学療法士の先生のリハビリを見よう見まねでのぶこせんせいが足を持ち上げたり伸ばしたり・・

リハビリがはじまると ミーコは必ず そばにきて 足のそばにねそべったり ひろしの お腹の上に足をのせたり。
邪魔をするのか手伝っているつもりなのか? 
「みーこ ありがとね お手伝い」

 


9月にはいってから咲き始めた我が家のちいさいひまわり  白妙向日葵(しろたえひまわり)
ゴッホが描いた ひまわりのように大きくはなく 白妙向日葵は 花は小さく 葉や茎全体が白っぽい綿毛でおおわれている。
このひまわりも亡き父の思い出の花。

元気だった父が玄関先に植えてくれたこの 白妙向日葵 もう父が亡くなって7年も過ぎているのに毎年咲いては種を落とし 翌年おのれ生えの花をさかせてくれる。

お彼岸の入り の今日 お墓参りの花にこのひまわりを何輪かそえてお参りをすませた。

            

むらさきしきぶの実も日ごとに紫色が濃くなってきた。
花は地味で目立たないけれど このみやびな感じの紫果は 秋の深まりの色。


             

しだれるように咲きはじめた白萩
今年は少し花がすくないようだけれど 先日のお月見にはご近所のかたに配ってよろこんでもらった。

萩は秋の七草の筆頭。

秋知草(あきしりぐさ)月見草(つきみぐさ) 野守草(のもりぐさ)鹿鳴草(しかなぐさ)庭見草(にわみぐさ)ともよばれて
万葉集のなかの植物ではもっともたくさん歌によまれているという。


萩の花は 紅色も白色もそのちいさく零れ落ちるような様子がひかえめで可憐 秋らしい花だなあとそっとそのしだれた枝にふれたくなる。

      手鏡の角度かへれば萩の花     のぶ子


           


今年 はじめて我が家の庭に登場した 零余子(むかご)

自然薯や長いもなどの葉腋のところにでてくる肉芽のこと。
何年か前 カメラマンのTさんの案内で むかご採りに山へ行ったっけ。

葉が黄色くなってくると 手をふれただけでぽろぽろと落ちてくるむかごをたくさん拾って はじめて炊いた零余子飯(むかごめし)

その零余子飯の野趣の味がなんともいえずおいしくわすれられない味となった。

その時にぱらぱらと庭に蒔いたむかごがでてきたのだろう。
庭木にからまって蔓をのばし むかごをつけてくれた。
ふたりのむかご飯を炊くくらいは収穫できるだろうか?


台風の去ったあと 秋暑しの日々だけど たくましい雑草にもめげず 杜鵑草(ほととぎす) 水引草 秋明草と庭はすっかり秋の花へと移っている。






天野(あまの)の里

2008年09月15日 22時31分28秒 | Weblog
             

連休前の一日 天野の里をたずねた。
でかける度に 天野の里は ブログにアップしているような気がするけれど 初秋の天野ははじめて。

紀ノ川沿いを 果物の里らしい 桃や柿 イチジク キイウィなどの畑の中をぬけて 高野山の麓へと。

平成になってようやく開通したという 天野トンネルをぬけると ぱっと異空間の風景がひろがる。

            

まばゆいばかりに稲穂の波 うっとりするようなしずかな山里の風景

白洲正子が名著 「かくれ里」のなかで 

「こんな山の天辺に田圃があろうとは想像もしなかったがそれはまことに「天野」の名にふさわしい天の一角の開けた広大な野原であった。」と絶賛した 天野の里

彼女がおとずれたのは 昭和の40年代だから このトンネルも開通していなかったからたぶん山越えでいらしたのだろう。


           

今日の私たちの目的は この天野に大阪から移り住んで 天然酵母のパンを焼いているお店 思季うらら でティータイムを過ごすこと。

まわりを稲穂にかこまれた てづくりのお店
テラスで自然の風をうけながら パンと紅茶

目の前 赤とんぼが飛び交っている稲田のひろがるテラス。
山のふもとにはうっすら白く蕎麦の花がさいているらしい畑もながめられる。

「きょうはおいでていただいて丁度よかったですよ。
 もうあちこち稲刈りが始まって このながめもなくなります。」とオーナーが笑顔でむかえてくださる。

うれしいことに このお店は 入り口に段差がなくて 車椅子でもはいりやすくて テラスまでも 気持ちよく通してくださる。

こんな里山のお店だけれど 障害者のことを一番に考えたとおっしゃって お手洗いも店内の広さからくらべるとびっくりするくらいにゆったりととってくださっている。

私たちにとっては 安心してゆっくりさせていただける場所なのです。


            

天野は標高400メートルの高原盆地
昼夜の温度差が大きくて 紀ノ川の支流 貴志川の最上流にあたり 水がとてもきれいで しかも土壌が稲作に敵しているため おいしいお米 天野米 として有名。

昔から 天野米は 紀州藩主さまに献上され また高野山にも 納められたといわれている。

でも 私たちは 名前をきくばかりで 口にしたことがない。

天野米の収穫が今 はじまったばかりだ。

            


天野にくれば 丹生都比売(にうつひめ)神社にお参りしなければ。

「紀伊山地の霊場と参詣道」として 世界遺産に登録された 神社。
朱塗りの鳥居をくぐれば おおきな朱塗りの反り橋  そのむこうの杉木立のなかに楼門が見え その奥に堂々と本殿が鎮座している。

   反り橋を朱色に映し水澄めり      のぶ子

空海が高野山を開かれたとき その領地をゆずられたことから 丹生都比売神社は真言密教の守り神とされている。

神仏融合のめずらしい神社であり また全国に点在する 丹生神社の総社でもある。

こころをこめて鈴緒を鳴らし おまいりし 厄除けお守りをもとめました。


http://blog.goo.ne.jp/chikonokkomi/d/20080508              http://blog.goo.ne.jp/chikonokkomi/d/20071012        

万葉の小路

2008年09月11日 23時52分14秒 | Weblog
            

季節は二十四節気の白露へと移り 今日までが第一侯 草露白(くさつゆしろし)で草に降りた露が光るという時節。

朝夕は涼しくなったけれど まだ残る お昼間の暑さをのがれて 片男波海岸から片男波公園の万葉の小路へ 車椅子の散歩。

和歌川の河口に沿った長い砂州の公園のはずれが万葉の歌碑を配した万葉の小路。
東側におだやかにゆったりとした名草山を望み 黒松の枝々を過ぎてくる潮騒をききながらの
大好きな散歩コース。 その一番奥に モニュメントが建っている。






 若の浦に潮満ちくれば潟(かた)をなみ 
      葦辺(あしべ)をさして鶴(たづ)鳴き渡る   山部赤人

和歌の浦に潮が満ちて 干潟がなくなったので こちらの葦辺のほうに向かって鶴の群れが羽ばたき飛んでくるよ  

モニュメントは この万葉集の歌から 飛び立つ鶴をイメージして製作されたものだということ。
いつもここまで車椅子を押してきて このモニュメントの下で休憩していたのに つい最近まで このモニュメントが鶴の姿をイメージしているってしらなかった。


いつのまにか あたりは夕ぐれてきた。



            
    

潮風がほんとうに心地よく しずかに暮れゆく海はいつみても こころを落ち着かせてくれる。

ひろしが「包んで景色を持って帰りたいって歌 えーと」
 
    玉津島見れども飽かずいかにして
           包み持ち行かん見ぬ人のため    藤原卿

万葉の時代 日ごろ海をみることのない 都人にとっては 目のまえにひろがる和歌の浦の風光は目をみはるものがあったのだろう。


            


海の家は
 もう閉じられてしずかな 夕波の音と夕風が透ってくる。






モロヘイヤ

2008年09月10日 22時52分34秒 | Weblog
            

今年の夏は モロヘイヤ年だった。
家庭菜園をなさっている方たちが どっさり 届けてくださった。

今朝も 妹から電話があり もうそろそろ最盛期が過ぎて 硬くなりそうだからはやく 摘んだほうがいいんだけど とのこと。

フルタイムの仕事をしている妹は 忙しくって摘んでいる時間がないから自分で摘んでほしいという。

土つくりから丹精こめた 妹の畑
さんさんと朝日を浴びた モロヘイヤの畝 
つぎつぎとやわらかい茎を手でつんでゆく。いろんな方からお野菜をいただいたけれど 暑い中 みなさん こうして一本一本手作業で摘んでくださったのだなあと改めて 感謝の念が沸いてきた。


            

モロヘイヤは原産地はエジブトといわれ、古代エジブトの伝説に どんな薬をのんでも治らなかった王様の難病が モロヘイヤのスープで治ったとい話があるという。
王様の野菜「ムルキーヤ」が モロヘイヤ の語源のようです。

古代エジブトの上位階級の人たちの栄養源だったそうで 今では エジブトの国民の大切な食べ物で モロヘイヤを刻む専用のナイフもあるという。

            

趣味で野菜を育てていた亡父が もう10年以上も前にモロヘイヤを育て 「とっても体にいい野菜だよ」と 届けてくれた。
でもその時は 茹でてお浸しにするくらいの料理法しか知らなくて いつも「そんなにたくさんいらないよ~」と ・・・・

検索してしらべてみると モロヘイヤには ミネラルやビタミンが豊富にふくまれていて 老化の原因になる活性酸素の働きを抑える効果があるとか 免疫力を高める効果があるとか・・・

刻むとでてくるネバネバが ムチン という成分で このネバネバパワーが 血糖値の上昇を抑えるし 体にいいと・・・

今夏の我が家の食卓は 毎日 モロヘイヤでした。
さっと茹でてお浸し 冷奴の上に 納豆にまぜて 味噌汁の具に 天ぷらに もちろんスープもグラタンも・・・

でも一番のヒットメニューは 「毎日 モロヘイヤのちぢみ風お好み焼きで ぐっとビールよ! 」と 友人が教えてくれた 簡単お好み焼きをポン酢でいただくものだった。

モロヘイヤのお陰かどうか 暑かった夏をふたりとも夏バテもせず 食欲旺盛ですごすことができました。


            

次々と新しい葉がのびていたモロヘイヤに かわいい花。
ながめるのはいいけれど ・・・・

こんなに栄養のあるモロヘイヤも種子には毒素があるそうです。        蕾の段階以降は 食べないで!ということです。






studio 麻音の発表会

2008年09月07日 20時39分51秒 | Weblog


今日は ピアノと歌の教室 studio麻音(スタヂオ マーオン)の発表会。

名古屋を中心に ピアノの講師をはじめ 幅広い 音楽活動をなさっていたASAKOさんが 結婚を機に名古屋から和歌山に 居を移してから 始められたstudio 麻音

昨年につづき第2回めの発表会

プログラムの最初は かわいい 子供たち四人のアンサンブルで と「なりのトトロ」の 曲

くったくない 子供たちに 笑いがふきだした。

子供たちのピアノの発表につづき 歌の部
知人のS子さん  大病のあと 発声の練習をかねて レッスンをはじめられて まだ 半年 
学生時代のなつかしい 「庭の千草」
そして 心をこめて 「愛燦燦」

大病を乗り越えての チャレンジ  娘さんから送られたというブルーのドレスに身をつつみ 少しまだ細いけれど澄んだ声での切々たる歌声に心打つものがあった。

愛燦燦  いままで聞いた 歌手たちの歌よりも 私は心うたれて 聞いていると 涙がでそうになった。

A子さんの 明るい歌

そして ASAKO先生の 特別演奏  ラヴェル作曲の 水の戯れ

まだまだはじまったばかりの studio 麻音

でも先生の音楽を愛する気持ちが満ち溢れている 楽しい発表会だった。

生徒のひとりである ひろしも来年の発表会までには 度胸をつけてステージにたてるように がんばってほしいと思ったことでした。





山路をゆけば

2008年09月06日 23時27分12秒 | Weblog
           

この季節 山道や田舎みちを走っていると 遠見にも真っ白い小花が群れ咲いて 木々を覆っている。

川の向こう側だったり 急いでいたり カメラを持っていなかったり なかなかゆっくりと花を見ることができなかった。

加太へ行った折 山越えでの帰り道はいたるところ この花が満開に咲き 木々にからみ たれさがって目の前でみることができた。



           

鮮やかなくらいに 真白なこの花 仙人草(せんにんそう)

花が終わり果実を結ぶと 種子から羽毛状の長い毛がでてきて それが仙人のひげのようだということで 仙人草 となづけられたという。

キンポウゲ科の花で 全体に有毒成分があって 馬も食べないということで 馬食わず ともよばれるという。


            

そんなこと 知らないから 車から降りなかったひろしのために 一枝手折り 手渡し 「いい匂いがするよ~」と 鼻にくっつくばかり近づけた。


真白い花弁のようにみえるのはガクで 仙人草は花びらを持たない。

群れ咲いているさまは よく目立って その白さがとっても清潔そうな美しさ まじかに見ても 小さいけれど その一輪一輪が可憐でかわいい。




           

大きな葉隠れに 葛の花も咲いていた。

葛は葉ばかりが目立ってついつい花を見過ごしてしまいそうになる。
山道に紅紫色の花がこぼれ散っていて はじめて 葛の花に気がついた。

 葛の花 踏みしだかれて色あたらし この山道を行きし人あり   釈迢空


生い茂った葛の葉にかくれるように 葛の花は咲いていた。

    手のひらにこぼれ色濃き葛の花     のぶ子


だれも通らないこの山道

でも花たちはいっしょうけんめい 美しい姿をみせていた。




月下美人(げっかびじん)?

2008年09月03日 23時17分56秒 | Weblog
            
  
夜の10時過ぎ 「きっと今夜くらいに咲いているはず 」と思い出して庭に出た。
雨の日が多くて 庭に出ることがなく 忘れてしまっていたのだ。

やっぱり 開いていた 月下美人。

深夜 月の光の下で美しい花を開くのでこの名前がつけられたという 月下美人。
今夜は 月も見えない 闇夜だけれど 花はだまって開いていた。

サボテン科の 多肉植物。
植物図鑑によると 茎は平たい多肉質 と説明しているんだけれど うちのこの花の茎は 平たくなくて太いのです。
花のすがたも ちょっとちがうような・・・・・

父が大切に育てていて 月下美人 とよんでいたけれど もしかしたら 別の名前かもしれない。だれか 名前がわかったら教えてください。

でも こんな夜中に咲き始め そして夜明け前にはしぼんでしまうサボテン科の花にはまちがいないのです。


    夜半の雨月下美人に音すなり    阿波野青畝

女王花(じょうおうか)という別名もあるくらいに  しずかな闇夜のなかで見るとなんともいえない存在感がある。

 
    開きゆくちから闇夜の女王花    のぶ子


           

三日まえの 月下美人のつぼみ
ちょっとアップ過ぎて グロテスク?
こんな華やかな花に変身するとは 思えないかたち。

人間の世界にどんな騒ぎがあろうとも また天候がどんなに不順でも 開くべき季には 静かに 闇の中で開花する ちからというものの不思議さに感動します。

二百十日

2008年09月01日 23時35分26秒 | Weblog
           

きのうの日曜日 
洗濯も干し終えたころ 「こんなに空もはれてるし どっかへ行きたいね」と いつもの調子でお出かけムードのひろし。

私はこの間からブログ「 生石高原・紀伊の風」をみていて こころは生石高原だったので 「じゃあ 生石高原」ということに。

出発の10時ころは晴れ渡っていたのに やっとふもとにきたころには なんだかあやしげな雲行き

でもやっと着いた すすきの穂波のゆれている 頂上からは 私たちのまちのあたりははっきりときれいに見えている。
名草山 や和歌浦の海 遠く淡路島をながめながらお弁当を。


            

ちょうど食べおわったころから 急に雨がぱらぱら
たちまち霧がたちこめたようなすすきが原に。

おいしの家 で雨宿り。

でもせっかくここまで来て 硯水(すずりみず)湿原 の花に会わずに帰るなんて・・・




まだ小雨だし 何回もきたことのある山だから大丈夫 ちょっと歩いてくるねと私は 外にとびだした。

小雨のなか 足元に かわらなでしこが濡れていた。
ああ やっぱり来てよかった。

雨にけむる すすきが原もいいなあ。 


           

女郎花(おみなえし)の花も 高原に咲いているとどうしてこんなに風情があるのだろう。

つりがねにんじん まつむしそう おとこえしの花などみつけながら 私は気分もたかまって すこしずつ激しく降りだした雨にも引き返さずに どんどん頂上へ。
頂上についたころには あたりは霧が立ち込め 雨はふりつづく。

でもここから300メートルほど下がったところに 硯水湿原だと思うと私はもうどうせ濡れたのだからと雨の中を降りていった。




雨宿りしているような蝶 

硯水についたころには 雨がはげしくって 念願の さわききょうを見ただけでもう引き返すことにした。

おいしの家にびっしょりぬれて帰ってきた私をみて呆れ顔のだれかさん。
なにか言いたそうだったけど あまりにも私が満足そうな顔をしているのでなにも言わなかった。

そういえば きのうは二百十日の厄日 
昔から 立春から数え二百十日め 稲の開花の時期にもあたるこの時期 今年は8月の31日を   季節の変わり目にあたる気象の変化のために 暴雨風雨がやってくることが多いため厄日としての心構えをしたという。

各地でも豪雨による被害がニュースで知らされている。
被害にあわれた皆様方にはお見舞い申し上げます。




山のパンやさん

2008年08月29日 22時35分42秒 | Weblog
           

雨があがって明るい朝日で目がさめた。

気分がいいところで 一走りしようかと 山の上のパンやさん ドーシエルへ。
昨年 行ってブログにもアップしたけれど 今度はもう道もおぼえていた。

山道へと曲がりどんどん山へはいっていく。
稲穂が実ったまだ青々とした棚田 青い柿の実の柿の木畑 蜜柑畑 枝豆らしき作物の畑など右に左にとながめながらどんどんと山深くのぼっていく。

道が分かれるところには 小さな見過ごしそうな看板があり赤い矢印がついている。
「あ!こっちだ」 といいながらの運転。

何回きても ほんとうにまちがってないかな・・と不安になりながらの山道。

最後のカーブをまがり目の前に見覚えのある あの建物  「ああ  着いた」

家をでてから一時間あまり  

こんな山の頂上というか峠というか こんな場所にパンやさん。
合歓の木にまだうすいピンクの花が咲いていて 風にゆれているのを眺めながら
店内へ。

車椅子でも入れるように スロープもついているので安心。

            

いつも満員のお店だけれど 今日はまだ11時 
ゆっくりとランチをいただけそう。

ぷーんとパンのいい匂いと開けっ放しの窓から山の涼しい風。


           

目の前にまで山の斜面が迫っていて草木に手を伸ばせそう。

さえぎるものがなにもない なんと気持ちのよい風。
焼きたてパンのお野菜たっぷりのサンドウィツチとミルクテイ
ちょっと贅沢すぎるくらいの ランチタイム。


           

きょうは靄がかかっているけれど 山並みのかなたがわたしのふるさと
晴れていれば 紀淡海峡までみえるはずなんだけどなあ。


          

15年くらい前のオープン当初からのオーナーの自然にこだわるポリシーは少しも変わらない。
 
自家製の天然酵母 国産の小麦粉をつかってのパンはもちろん 店内も自然。
真夏も天井にまわる扇風機と開け放った外からの山の風

「今年はとっても暑かったけど?」と店員さんに伺うと 「奥の一室だけはさすがにクーラーをいれました」とのこと。




咲き始めている萩 秋明菊ももう蕾をつけていた。
山の上のドーシエルにはもう秋がただよっていた。

焼きあがったばかりの店内のパン ぜーんぶ買って帰りたいくらいだけれど ぐっとがまんをして ご近所のかたへ少しお土産を買って帰途につきました。