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ひろしとのぶことミー子の日々。

秋明菊

2007年10月26日 23時39分11秒 | Weblog
庭のひと隅 秋明菊が咲き継いでいる。
まだ明けやらぬ早朝や日の落ちた夕暮れ時 はっとするような白さで咲いている。
すっと伸びた茎 丸いつぼみ ほんとうは花びらではなくてガクだというけれど私にとっては真白い花びら 白い一重の秋明菊は秋の庭で一番好きな花。

私は秋明菊というとほんとうに純粋に日本の花で白色だけだとばかり思っていた。
昨年 京都府立植物園で はじめて淡紅紫色の貴船菊{キブネギク}を秋明菊ということを知った。
古い時代に中国からわたってきた帰化植物で 白色などは後に交配してうまれたということなども知ってびっくりしたものだ。

先日 天野の里に行った時 里の民家の門辺に 白い秋明菊が思わぬ背丈に咲いていた。
澄み切った青空のもと秋明菊の 秋日にひかるような白さが稲穂の黄金色と映えてなんともいえないさわやかな風情だった。
写真に撮らなかったことが残念だけど 今も私のなかに 忘れられない風景として残っている。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
秋明菊 (「松ちゃん」)
2007-10-27 05:46:19
お早う御座います。
素敵な写真に仕上がっています。特に白が綺麗です。

俳句の世界では「貴船菊」というのですね。最近は桃色、八重とありますが、秋明菊はやはり純白の一重で可憐な姿が一番似合います。

今朝は、開きだして間もない一輪を、小さな花瓶にでも生けてみることにします。
台風20号 (しおやこまち)
2007-10-27 09:04:44
おはようございます。

夕方には台風20号伊豆諸島接近とか 残念な天候になりました。

こちらもはげしい雨風で秋明菊がたおされました。
傘をさしかけてやりたいくらいです。
秋明菊 (Rei)
2007-10-27 20:25:13
可憐なお花ですね、でも花でなくてがく?ならばお花はどれでしょう?
花言葉は 忍耐、薄れゆく愛、だそうです。
儚げな花に似合いの花言葉ですね。
秋明菊 (しおやこまち)
2007-10-28 00:03:00
Reiさん こんばんわ

秋明菊は多年草なので一度植えておけばしっかりと来年も咲いてくれますし根を張って殖えてきます。

花びらにみえるのがガクですって。
花弁はないってことらしいです。 私もわからないけれど・・・

でも花を眺める時ってそんなこと考えませんよね。

初めまして (ロードスター)
2007-10-28 06:32:22
しおやこまちさん、はじめまして。十三夜つながりでやってきました。同じ発想の写真に、私もにんまりしたところです。どうしても何かと一緒にお月様を撮らないと、ぽつんと一つではお月様がかわいそうに思ったしだいです。
このブログは、しおやこまちさんのスローライフを丁寧に書いておられるように見受けました。ゆっくりとさかのぼって読ませていただきます。よろしくお願いいたします。
十三夜 (しおやこまち)
2007-10-28 18:34:27
こんばんわ
十三夜のお月様がご縁です。

十三夜がなければそっとお訪ねしたままだったと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
菊の名 (fusan)
2007-10-28 20:56:48
こまちさん、こんばんは。

秋は殊に季語が豊富な季節のような気がします。
菊の中でも特に秋に印象深いのが秋明菊。
一重の広めの白い花弁が...
貴船菊とは、更に俳句に合った名ですね。

実は私の姉の名前、「小菊」といいます。
秋になると、何につけても思い出される名前です。
菊に似た花 (しおやこまち)
2007-10-29 20:46:44
fusanさん こんばんわ

秋は菊の季節
遠い昔 中国からこの花が入ってきた時 秋に菊によく似た花が咲くことから 「秋明菊 」という名前がついたそうです。
でも きんぽうげ科 の花だということですよ。

菊は日本のこころ お姉さまの 小菊さま なんてかわいらしいお名前でしょう。
秋にお生まれになったのでしょうか?