もうすぐ１年

今年もあと３ヶ月

先日ふと気がついた
ビタが逝ってしまってまだ２ヶ月だけど
発症してからもうすぐ１年が経とうとしていた
あの日からあと３ヶ月で１年なんだぁ～・・・そっかぁ～・・・１年も経つんだぁ～・・・
昨年の今頃は岩手と秋田の県境までビタの為に湯治計画立ててたっけなぁ～・・・

いまだにブログを読み返すことは出来ずにいる

ビタと一緒に闘った７ヶ月
毎日発作の心配をして・・・ビタの事を気にかけ、１日も気が安まる日はなかった
手術後は記憶を失ったビタのポケッとした顔を見ると切なくて仕方がなかった
ビタの事愛おしくて、可愛くて仕方が無いのに・・・
毎日色んな想いが交錯して、色んな想いと闘っていた気がする


日が経つにつれ徐々に日々の生活もなんとか送れるようになり
これなら大丈夫かなぁ～と思えるようになった時突然の再発
再発から１ヵ月半後、ビタは逝ってしまった
（あぁ～ほんとうに逝っちゃったんだよなぁ～・・・って今改めて思ったりして）


私はビタと７ヶ月闘えた
しんどい日々だったけどビタと一緒に闘えて幸せだった
そう、しんどかったけど、逃げ出したかったけど・・・でも幸せだった



世の中には闘うことすら許されず別れを迎える飼い主さんもいる







ビタの事もういちど抱きしめたいなぁ～・・・

ビタ・・・逢いたいよぉ～

お彼岸

ずっとどうしようか悩んで
やっとの思いで１７日(金)に社長に有給休暇のお願いをした
それでも出発(１９日)の朝まで悩んでいた

悩みに悩んだ末ビタと一緒に帰省した




３泊４日の帰省
お墓参りをして、お母ちゃんの顔を見て、懐かしい方達に会って

２０日の晩はビタと私の事をずっと見守ってくれていた従姉妹のお姉ちゃんとも会えた
ビタの事たくさん話した。
伯父ちゃんや伯母ちゃんの前だったけど涙ぐみながら話した
（ビタは伯父ちゃんとこにも泊めてもらってるんだ）

高校からの友人にも会った
「良かった、もっとげっそりしてるかと思った」的な事を言われ
「これでも３Kg痩せたんだけど・・・何処が痩せたか不思議なんだよね（苦笑）・・・」と。

行くときは高速道路で何度か涙ぐんだけど
帰りの道は比較的元気に帰れた

帰省してよかった

何故か分からないけど、ちょっと・・・だいぶ・・・元気になれた気がする
ビタがいない淋しさは埋まらないけど
相変わらず張りのない毎日かもしれないけど・・・でも何だか目標が出来たみたいな感じがしている

頑張って頑張って、絶対に来年の冬には新しい子を迎えようと思う

多分、もう大丈夫
今までみたいな超ジメジメは卒業できそうな気がする




ブログの更新が少なくなるのは元気になっていってる証拠だと思って下さいね。

「ビタちゃんに・・・」

昨日夕方会社にお花が届いた
運転手さんが気を利かせて会社に届けてくれた

四十九日だからだろうか・・・と思いつつお礼のメールを入れた
やっぱりそうだった

あたし本当に友達には恵まれてるなぁ～って思う
兄弟や男性には恵まれなかったけど（苦笑）ほんとに友達に恵まれてるって思う
ほんとに幸せだよな・・・って

たくさんの人に見守られてる気がするもの
コンタクトがない方からも見守られてる気がするもの・・・
このブログのアクセス数を見ればそれが分かるもの・・・

時々「ビタちゃんにお花贈りたいから住所教えてもらえませんか」って連絡をいただくの
でもその度に「ありがとうございます。でもお気持ちだけで充分ですから」ってお返事してる
ほんとにお気持ちだけで充分なんですよ
お花とかサプライズが届くととっても嬉しいし、ひとりじゃないんだよな・・って実感します
でも何も届かなくても、このブログを読んでくれてるって思うだけで充分だったりもするんです

届けてくださるお友達の気持ち すっごく伝わります
（私も気持ちを形にしたいって思ってるから）
すっごく嬉しいです
すっごくハッピーな気分になれます
涙が出てきちゃいます
でも、形が無くても皆の優しさや温かさを私は感じてるってことを知ってて下さいね
未だに私の事を気に掛けてくださって、心配してくださって
ほんとにみなさんありがとうございます

なんかうまく言えないけど
わたしはみ～んなに感謝してるってことです

みんな！　ありがとぉ～




ビタの周りがまた賑やかになりました




ビタ・・・ビタもお姉ちゃんも幸せだね

非力・・・

見守ることしか出来ないけど
　　（何も出来ないって、こんなにはがゆい事なんだね）
どうか・・・どうか・・・

インスリノーマと闘ってるお友達も、他の病気と闘ってるお友達も、
どうか・・・



少しでも幸せな時間が過ごせることを・・・

とうとう四十九日・・・

ついに四十九日がきた

私の中でこの日がひとつの区切りみたいな思いがあった
ビタはどの道を選んだんだろうか
輪廻先は何になったのかな・・・
『地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天』

天道
天道は天人が住まう世界である。天人は人間よりも優れた存在とされ、寿命は非常に長く、また苦しみも人間道に比べてほとんどないとされる。また、空を飛ぶことができ享楽のうちに生涯を過ごすといわれる。しかしながら煩悩から解き放たれていない。天人が死を迎えるときは五つの変化が現れる。これを五衰（天人五衰）と称し、体が垢に塗れて悪臭を放ち、脇から汗が出て自分の居場所を好まなくなり、頭の上の花が萎む。

人間道
人間道は人間が住む世界である。四苦八苦に悩まされる苦しみの大きい世界であるが、苦しみが続くばかりではなく楽しみもあるとされる。また、仏になりうるという救いもある。
修羅道
修羅道は阿修羅の住まう世界である。修羅は終始戦い、争うとされる。苦しみや怒りが絶えないが地獄のような場所ではなく、苦しみは自らに帰結するところが大きい世界である。

畜生道
畜生道は牛馬など畜生の世界である。ほとんど本能ばかりで生きており、使役され、なされるがままという点からは自力で仏の教えを得ることの出来ない状態で救いの少ない世界とされる。

餓鬼道
餓鬼道は餓鬼の世界である。餓鬼は腹が膨れた姿の鬼で、食べ物を口に入れようとすると火となってしまい餓えと渇きに悩まされる。他人を慮らなかったために餓鬼になった例がある。旧暦7月15日の施餓鬼はこの餓鬼を救うために行われる。

地獄道
地獄道は罪を償わせるための世界である。詳細は地獄を参照のこと。
このうち、地獄から畜生までを三悪趣（三悪道、あるいは三悪、三途）と呼称し、これに対し修羅から天上までを三善趣と呼称する場合がある。また地獄から修羅までを四悪趣と称することもある。

こうやって見るとどの道も過酷だなぁ～・・・
結局生きるって事は苦しみを伴うってことなんだよね
意外とビタは人間になって私の元に戻ってきたりして・・・
でもやっぱり私はビタとして戻ってきて欲しいなぁ～
絶対　絶妙のタイミングで出会えるような気がしてるんだよね・・・なぜかそんな気がする
いや、そう思いたいだけかもしれない・・・





月曜日の晩、意味も分からず泣けて仕方がなかった
自分をコントロール出来なかった
どうしてだろう・・・
ビタは私に何を言いたかったんだろう・・・

ひまわり

土曜日、お花をいただいた
ビタが亡くなった日に病院で持たせてもらったお花もひまわりだったなぁ～

もうすぐ四十九日・・・いまだに無意識にビタがそこに居るような気持ちになってる時がある
ここ２週間ばかり思うところがあってミシンに張り付いてる
その方が色んな事を考えずに済むから精神的には良いのかもしれない
相変わらず突然悲しみが襲う
でも何かに集中してる間は悲しみから逃れられるから・・・

少しずつ、ゆっくりと
もうすぐ３連休・・・休みくださいって言い出しにくくて・・・
それに、もひとつ気持ちが前向きになれなくて・・・
帰省どうしよう・・・
待っててくれる人はたくさんいるんだけど・・・




のんちゃんもインマリママさんも頑張ってるみたいで安心した
でも・・・きっとそれぞれの思いを胸に抱えてるんだと思う
私がそうだったように、皆折れそうな心を何とか奮い立たせてるんだと思う
見守ることしか出来ないけど・・・頑張れ！

皆、優しくて・・・あったかくって・・・

ビタがちっちゃい頃から通っていた近所のドッグカフェ・・・
行きたいんだけど、でもなんか、こう・・・勇気が出なくて避けていた・・と言うか行けずにいた

先週そのオーナーさんからお仕事絡みの連絡が入った
なんだかビタが誘い水を向けてくれたような気がして、悩んだけど昨日勇気を出して出かけた

最初に仕事の話を片付けて、その後は看板２ワンも奥から出てきて
・・・２ワンに触れた瞬間涙が出そうになるのを堪えた
２ワンにおやつをあげながらビタの事を考えていた（ビタとだぶらせていた）
その後はずっとビタの話、コッカーの話、友達ワンコの話をしていた
ちょうど昨日は六七日・・・いい供養になっただろうか・・・

これでカフェも克服した
ちょっとずつ色んな場所を克服しよう
今月の３連休、まだ決定ではないが仕事の都合がついたら有給を取って帰省しようかと思っている
ビタがいない長い道のり、ビタとの思い出がたくさん残っている道中・・・正直これも怖い
（怖いという表現っておかしいかもしれないけど、でもこの言葉が私の中ではぴったりなんだ）
怖くて仕方がないけど、
でもきっとビタは傍にいるんだって自分に言い聞かせて頑張って出かけようと思う

帰宅すると郵便受けに「不在通知」が入っていた
本日の配達受付けは１９時までとあった、あと５分！急いで電話をして配達してもらった
その荷物が配達された３０分後？また荷物が届いた





みんな優しくって・・・ほんとに優しくって、あったかくって・・・
気持ちが嬉しくて
ビタに話しかけながら昨夜は違う意味で号泣した







インスリノーマと闘っているお友達のサイトをほぼ毎日確認している
どの子も元気そうで安心する
のんちゃんは元気かな・・・インマリママさんも頑張ってるかな・・・
みんな負けないで元気に頑張って欲しい

頑張れ！！

あと1週間

今日で６週間・・・
私は相変わらずな毎日を過ごしている

でも、少し涙の量は減ってきたかも・・・
でもやっぱりどこか抜け殻みたいな生活を送っている

ビタのいない生活がこんなに味気ないものだとは想像してなかった
ビタがいなくなって改めてビタの存在の大きさを痛感している

ビタ・・・今頃どこを歩いてるんだろう
今日のお裁きもすんなりいったかな・・・
早くお姉ちゃんのところに戻っておいで


今でもビタのホッペやお手ての感触が私の手にしっかり残っている

ビタの・・・

クリッとしたアーモンド型のつぶらな瞳が好きだった

人懐っこい性格が好きだった

ブンブン振ってる長めのオッポが好きだった

おっきくてプニュっとしたお手てが好きだった

ムニュムニュのほっぺが好きだった

クルクルっとカールした耳の飾り毛が好きだった

座りながらウトウトしてる姿が好きだった

オッポ振りながら、嬉しそうに歩いている後ろ姿が好きだった

「早くボール投げて♪」って言ってワクワクしてる表情が好きだった

目の上に出来る『麻呂』が好きだった

「ダンダ（お風呂）入るよ」って言った時の嫌そうな顔が好きだった

お気に入りの縫いぐるみ相手にひとりで遊んでいる姿が好きだった

『カプカプ、カプカプ』・・・時々しつこかったけど好きだった



誰でも大好きで、どんなワンコともケンカしなかったビタ
ほとんど吠えることのなかったビタ
そういえばセッションした時に、ビタに「どうしてビタは吠えなかったの？」って聞いたら
「だって、吠える必要なかったじゃん」って答えたっけなぁ～
いつも私の話を聞いていたビタ
聞きわけのいい子だった
「ビッちゃん、そこどいて。邪魔なんですけど」って言うだけで、どくような子だった
言葉をどんどん覚える子だった
特におやつがらみの芸はすぐに覚えていった
５分程度を３晩も続ければ速攻で身に付けていった
本当によく理解する子だったなぁ～




ビタとの生活・・・楽しかったなぁ～


またビタみたいな子に巡り合えるだろうか・・・
ビタが生まれ変わって私のところに来てくれないかなぁ～
そんな事ばかり考えている・・・



今日は五七日・・・あと２週間で四十九日・・・



私も歩き出さなくちゃいけない
『歩け！！』