ビタの・・・

クリッとしたアーモンド型のつぶらな瞳が好きだった

人懐っこい性格が好きだった

ブンブン振ってる長めのオッポが好きだった

おっきくてプニュっとしたお手てが好きだった

ムニュムニュのほっぺが好きだった

クルクルっとカールした耳の飾り毛が好きだった

座りながらウトウトしてる姿が好きだった

オッポ振りながら、嬉しそうに歩いている後ろ姿が好きだった

「早くボール投げて♪」って言ってワクワクしてる表情が好きだった

目の上に出来る『麻呂』が好きだった

「ダンダ（お風呂）入るよ」って言った時の嫌そうな顔が好きだった

お気に入りの縫いぐるみ相手にひとりで遊んでいる姿が好きだった

『カプカプ、カプカプ』・・・時々しつこかったけど好きだった



誰でも大好きで、どんなワンコともケンカしなかったビタ
ほとんど吠えることのなかったビタ
そういえばセッションした時に、ビタに「どうしてビタは吠えなかったの？」って聞いたら
「だって、吠える必要なかったじゃん」って答えたっけなぁ～
いつも私の話を聞いていたビタ
聞きわけのいい子だった
「ビッちゃん、そこどいて。邪魔なんですけど」って言うだけで、どくような子だった
言葉をどんどん覚える子だった
特におやつがらみの芸はすぐに覚えていった
５分程度を３晩も続ければ速攻で身に付けていった
本当によく理解する子だったなぁ～




ビタとの生活・・・楽しかったなぁ～


またビタみたいな子に巡り合えるだろうか・・・
ビタが生まれ変わって私のところに来てくれないかなぁ～
そんな事ばかり考えている・・・



今日は五七日・・・あと２週間で四十九日・・・



私も歩き出さなくちゃいけない
『歩け！！』