ビタとインスリノーマ

インスリノーマとの戦い? 2010年1月5日から

1ヶ月

2010-08-30 18:56:13 | 日記
昨日の日曜日で丸1ヶ月が経った
「まだ」なのか「もう」なのか自分でもよく分からないけど1ヶ月が経った
確実に時間は過ぎていっているんだなぁ~って思う

金曜日はお給料日だった
銀行で下ろしたお金をいつもみたいに生活財布に振り分けた
『光熱費他』『お家賃』『食費』『おこづかい』・・・『ビタ費』・・・
そっか・・・今月からもうビタの予算は必要ないんだよなぁ~・・・って・・・涙が出た

土曜日、予定していたお友達の訪問が途中でトラブルが発生したため中止になってしまった
思いがけず時間が空いた私は1週間ほど前から考えていた美容院へ行く事にした
美容院・・・実に10年振りくらいなのではないだろうか・・・
髪を切って縮毛矯正をかけたら気持ちも少しは切り替えられるかな・・・などとかすかな期待をして
初めての美容院、ビタの事を全然知らない人と話をするのは気が楽だった
(ビタの事を知ってる人と話をするのが嫌とか、辛いとかって意味ではないです)
久々にかけるストレート、ちゃんとかかるかな・・・と不安だったが、まぁ何とかまとまった
気持ちはと言うと・・・少しは上向きになったような気もするけど・・・


日曜日、前から所沢に行こうと決めていた
でもやっぱり、かなりの勇気が必要だった
行く前からドキドキした。気合をいれて家を出た
思った通り、行く道すがら泣いてばかりだった
受付で看護師さんとの会話までは良かったけど、O先生の顔を見た瞬間号泣だった
先生と診察室でお話している間ずっと泣きじゃくっていた
帰りは何とか笑顔で別れたけど
ダメだなぁ~全然立ち直れてないんだぁ~って実感した


何とかして、どうにかして、気を紛らせよう・立ち直ろうとモガイテイル自分がいる様な気がする
だって、努力しないと本当にいつまでたっても立ち直れない気がするもの
同じ悲しみを経験した人たちはどうやって立ち直っていったんだろうか
やっぱり次の子を迎えるのが一番なのかなぁ~・・・
でも今の私にはちょっと無理かもなぁ~

この悲しみから抜け出せる日はくるんだろうか
インスリノーマと闘っている時はビタも一緒だったけど
今、私はこの苦しみとひとりで闘わなければならない
あの頃「この辛さを乗り越えたら何が待ってるんだろう・・」ってよく思ったけど
結局待っていたのは別の辛さに過ぎなかった(何て後ろ向きな考え方だろうか・・・)










今でも夜と週末は苦手だ





そうそう、ビタが逝ってしまった数日後からずっと気になってて・・・でも怖くて確認できない事があった
土曜日、美容院へ行く前に勇気を出して確認してみた


・・・私の後頭部に500円玉より大きなハゲが出来ていた









活き活きと・・・四七日

2010-08-25 18:51:55 | 日記
あと3ヶ月で4歳って時の写真
お友達が一眼で撮影してくれた写真も見つかった
この写真A4サイズでプリントしようかな・・・
部屋中ビタの写真だらけになりそうだ








そして今日は四七日
普賢菩薩さんにお裁きを受けてるのかなぁ~
普賢菩薩さんはきっとニコニコしてビタを通してくれたんだろうね

ビタも頑張って前に進んでる
お姉ちゃんも進まなくっちゃいけないよね
いつまでも悲しんでいたらビタが前に進めなくなるもんね


でもね
やっぱり逢いたいと思っちゃうんだ・・・いいよね、思っても



夢で

2010-08-20 12:22:53 | 日記
一昨日の晩・・・そう、三七日の晩から2晩続けてビタの夢を見た
父親は未だに夢にも現れないのに・・・
三七日過ぎてビタも落ち着いてきたのかな・・・?
ちょっとは力が与えられるようになったのかな・・・?
それに一昨日から時々「あれ?」っと思う事もあったりしている

夢の中でもビタはインスリノーマだった
夢だから辻褄が合わない部分が結構出てくるんだけど
低血糖と闘っているビタと私がいた

それでも、そんな夢でもビタと一緒にいられて嬉しかった




三七日

2010-08-18 18:43:20 | 日記
今日は三七日・・・

なかなか感じる事が出来ないけど、ビタはまだ私の傍にいてくれてるはず
いつまで傍にいてくれるのかなぁ~
私が泣かなくなるまでいてくれるのかなぁ~
四十九日が終わったらいなくなっちゃうのかなぁ・・・



ビタと交信するにはどうすればいいんだろうか・・・





お盆休み

2010-08-16 18:25:04 | 日記
5日間あったお盆休み
ビタを中心に予定が組んであったから初日と2日目はその予定通りに過ごしていた

初日の午後、友人がコッカーの縫いぐるみを届けてくれた
ちょっとビタに似たかわいい子だった
手触りがビタを撫ぜているようで・・・その子を抱きしめながら3時間ぐらい友人と過ごした


3日目は何もやる気が起きず、午前中メッセージカードを購入に出掛けただけで
ただただビタの事を考えながら
前日届けられたコッカーの縫いぐるみを抱えて1日ぼぉ~っと過ごした

こんな過ごし方勿体無いなぁ~・・・と思いながら
帰省しようかなぁ~、お世話になった人たちに挨拶に行こうかな・・・とも思ったりしたんだけど
家を長時間空ける気持ちになれなかった



4日目
ビタの写真立てやその他必要な物を購入しに少し出かけた
(チョコチョコ出掛けて気を紛らせていたんだろうか・・・)

帰宅して何だか分からないけど掃除をひたすらしていた
カーテンも洗ったりして
クイックルで拭き掃除もしたりして
窓も拭いたりして
ずっと放置してあったベランダのプランターも片付けた

でも掃除やお洗濯をする度に
「段々とビタの匂いが消えていくんだなぁ~ビタの毛もなくなるんだなぁ~」と思うと複雑だった

ひと段落してベランダを眺めていたら花を育てたくなった
近所の園芸店へ行きつぼみが付いている苗を購入、早速片したプランターへ植え替えた

4日目はなんとか時間を無駄にしないで済んだ



5日目
この日は「富士山に登るから登山用具貸して」と言って友人が来ることになっていた(黒ちゃんだ)
昔登った富士山の写真を見せてあげようとアルバムを探していると
ビタが3歳くらいまでの写真が入ったアルバムがあった事に気がついた
すっかり忘れていたが最初の頃はちゃんとプリントしてたんだぁ~って事を思い出した
懐かしい写真がたくさんあった
でも彼女がいる前でじっくり見返す勇気がなかった

その日彼女も私もビタの事にはほとんど触れることなく数時間を過ごし
駅まで送っていく数分の車の中で初めて彼女がビタの事を話題にした
「なんかまだビタが居るみたいなんだけど、でもトイレに行くと『あぁ~いないんだ・・・』って思った」って
私はその日言いたいのに言えなかった一言をやっと言うことが出来た

13、14、15日の3日間で
少しは気持ちが落ち着いてきたのかなぁ~と思ったりもしたんだけど
この悲しみはまだまだ続きそうだ
PCが故障してて良かったのかも
ビタの今までの写真を眺めながらひたすら泣いてるお盆休みにならずに済んだからね


あれもしよう、これもしよう・・・と思う事はたくさんあるんだけど
ゆっくり少しずつ片付けるしかなさそうだな



取り急ぎビタのフォトブックを作りたいな・・・









なぜ病院で・・・

2010-08-10 18:43:57 | 日記
ビタは病院で息を引き取った
最期はお姉ちゃんの傍で逝くんだよ・・・って約束してたのに病院で逝ってしまった
あの日「あと3時間待っていてくれたら・・・なんで待ってくれなかったの?」そうビタを責めた

ある人がビタの事を書いてくれていた
その中で
>>犬はね、死ぬときどういう死に方をするのが自分の飼い主にとって一番良いかを考えて<<
>>最後の瞬間を選ぶんだと思う<<
>>生前世話になった人達みんなとお別れできる場所とタイミングを選んで逝ったんだよな~<<
とあった
それを読んで
あぁ~ビタは先生たちとお別れをする為に病院を選んだんだ・・・って分かった
きっとビタの中で私とのお別れは済んでいたんだ・・・と

実はあの日私も「今日、ビタが逝くんじゃないか・・・」そんな気がした瞬間があった
それを感じる前に打ち消したというか・・・思わなかった事にしたというか・・・
あの日は珍しく何日かぶりの雨が降った日だった
雨が落ちてくる空を眺めながら「まさか・・・ね・・・」と思ったのだ

あの日の朝ホッペの噛み防止の為の包帯を外した
そして暖めた濡れタオルでビタのクチ回りやクチの中、お顔を拭いた
今思うとあれがお別れだったのかな・・・と



ビタが病院を選んだのにはそんな理由があったのかな・・・と思った







それに私ひとりの時に逝ったら私が狂ってしまったかもしれないものね・・・




8月10日(火) お花が・・・

2010-08-10 17:31:43 | 日記
今日、昼間やまと運輸さんから電話が入った
「○○○○・・・さんからお花が自宅の方に届いてるんですが・・・」と
夜配達してもらうようお願いした

ビタ宛のお花だ

まだお花が届くなんて・・・
ビタ、幸せだね


しっかり前を向かなくちゃ!って思うんだけど・・・



インスリノーマと闘っていた時の方が前を向いてたな・・・
こんなんじゃビタに怒られちゃうよね・・・


明日からお盆休み
ビタがいない長いお休み・・・どうしようか・・・




ペットボトル

2010-08-10 12:36:06 | 日記
小さい頃ビタはペットボトルのフタが大好きだったなぁ~
いっつも噛んではボロボロにして外してたっけ・・・









そして私の足の間が好きだった・・・






ビタ・・・お姉ちゃんのとこに来てくれてありがとう

・・・あの時怒ってごめんね・・・ほんとにごめんね、ごめんね・・・ごめん