11月がスタートしました。金沢市の兼六園では雪つり作業が始まりました。雪つりは、北陸独特の湿った重い雪で枝が折れるのを防ぐために行われます。金沢の冬の風物詩ともなっています。兼六園管理事務所によりますと、1日の今日は「10年に1度の青空」ということで、予定通り、「唐崎松」から作業が始まりました。樹齢200年で園内一の枝ぶりを誇る唐崎松には、5本の芯柱が立てられ庭師が次々と縄を投げていきました。芯柱は高いもので16メートルもあり、唐崎松1本に800本もの縄が使われます。「りんごつり」といわれる雪つりです。作業は来月中ごろまで続き、松のほか、ツツジやツバキなどあわせて800本に雪つりをする予定です。
北陸朝日
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