（広島）安芸灘大橋で正面衝突事故で１人死亡

呉市の安芸灘大橋（あきなだおおはし）で軽トラックが普通乗用車と衝突し、軽トラックを運転していた５２歳の男性が死亡しました。
５日の冷え込みで橋は凍結していました。事故が起きたのは呉市下蒲刈町（しもかまがりちょう）下島（しもじま）の安芸灘大橋です。５日、午前６時５０分頃、近の船員・菅原一成（すがわら・かずなり）さんの軽トラックがセンターラインを越え、対向車線の広島市安佐南区東野（ひがしの）１丁目の会社員竹内真一（たけうち・しんいち）さんの運転する普通乗用車と正面衝突しました。菅原さんは胸を強く打ち、病院に運ばれましたが、およそ３時間後、出血多量で死亡しました。安芸灘大橋は全長１１７５メートルで、事故当時、「凍結注意」の表示が出ていましたが、２台とも滑り止めをつけていませんでした。警察は、菅原さんの車がスリップしたのが、事故の原因とみて詳しく調べています。広島県警のまとめでは、県内で雪が原因で起きた交通事故はあわせて１１１件、死者１人、ケガ２３人となっています。

ＴＳＳ