先日、このコーナーで紹介した『この素晴らしき世界/ハロー・ドーリー ルイ・アームストロング・ベスト』の「チーク・トゥ・チーク」の件(くだり)。
土岐麻子のSTANDARDSシリーズ最新作『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』です。
以前秋田慎治さんのクリスマスアルバムを紹介した時に少し触れていたアルバムなのです。
「Stardust」「Misty」といったスタンダードを中心に自身が作詞してい父親の土岐英史が作曲したオリジナル、なぜかレッチリの「Californication」も収録するというジャズスタンダード??アルバなわけです。
11曲目お気に入りの「Cheek to Cheek」。
2014年にトニー・ベネット&レディー・ガガが一緒に歌ったりもしてそれはもうスタンダード中のスタンダードナンバーと思います。
1930年代の元ネタのミュージカル、ミュージカル映画の「Top Hat」より、1956年の「Ella And Louis」よりも、自分にとってはこの土岐麻子の『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』がいちばんかな。
アップテンポなアレンジで(「Top Hat」と「Ella And Louis」より倍ぐらいのテンポ?)一目惚れして(?)天国にいるようなのようなハッピーな感じがとても好きな曲です。
空耳アワーの「できれば スパゲッティー」もツボなんです・・・ご存じない方はぜひご覧あれ。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiK8PDH-a73AhXzplYBHbqHBm8QtwJ6BAgEEAI&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DbqOKVJ9JoK0&usg=AOvVaw3b6XvwP-bMGEjtHBQQaQfG
最後に10曲目の「Christmas in the City」。
いいですね〜本当素敵な曲ですね〜!
クリスマスソングですがあまり聞いたことのない曲だったので調べてみたら、ベーシストのジェイ・レオンハートの作詞作曲。
土岐麻子としてはブロッサム・ディアリーの歌唱で認識していたようです。ツーコーラス目から転調して入ってくるジェイ・レオンハートと最後に少しハモっておしまい。
シンプルだけどとてもいい。細野晴臣とデュエットもいい。
ブロッサム・ディアリーとジェイ・レオンハートの歌をとてもリスペクトしていて聞いていて都会のちょっぴり寂しげで、でも暖かな「それぞれの」クリスマスの感じがよく出ていると思います。
『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』一枚持っていれば、クリスマスシーズン含めて年間通して聴けるお買い得な内容となっております。
一家に一枚是非。
『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』
1. In a Sentimental Mood
2. Round Midnight
3. Stardust
4. Lady Traveler
5. Misty
6. The Look of Love
7. Californication
8. After Dark
9. Smile
10. Christmas in the City (Performed by 土岐麻子 & 細野晴臣)
11. Cheek to Cheek
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