4年前の今日、闘病仲間が亡くなった。
入院中細やかな気遣いをしてくれた大好きな人だった。
いつも研究会に出席した後に、附属病院に寄っていた。
亡くなる二週間ほど前に、お見舞いに行ったとき
また来るからねと約束したが、次の研究会の前に
亡くなってしまった。
肝臓に転移したガンが、どんどん大きくなり
外側に盛り上がっているのがはっきりとわかった。
「おっぱいがもう一つできたみたいでしょ?」と
笑いながら言っていたけど、それがどれほど恐ろしいことか
がん患者として私自身も十分推測できた。
今のように数値が安定している状態が続くと、
そうした感覚はすっかり忘れてしまっている。
せめて命日には、闘病仲間の冥福を祈りつつ
病気や死に対する恐怖をじっくりと思い出すよう努めたい。
入院中細やかな気遣いをしてくれた大好きな人だった。
いつも研究会に出席した後に、附属病院に寄っていた。
亡くなる二週間ほど前に、お見舞いに行ったとき
また来るからねと約束したが、次の研究会の前に
亡くなってしまった。
肝臓に転移したガンが、どんどん大きくなり
外側に盛り上がっているのがはっきりとわかった。
「おっぱいがもう一つできたみたいでしょ?」と
笑いながら言っていたけど、それがどれほど恐ろしいことか
がん患者として私自身も十分推測できた。
今のように数値が安定している状態が続くと、
そうした感覚はすっかり忘れてしまっている。
せめて命日には、闘病仲間の冥福を祈りつつ
病気や死に対する恐怖をじっくりと思い出すよう努めたい。