NPO法人「Team ちいさな足あと」

NPO法人『Team ちいさな足あと』は岡山で、捨てられたり虐待を受けた犬猫たちの保護、治療、里親探しを行っています。

トラバサミにかかってしまったのは……なんと犬でした!

2019年10月03日 | 保護中の犬猫の様子

許せない!!

犬は狩猟するものではありません!
有害動物でもありません!

見て下さい!
トラバサミは鳥獣保護法で原則使用が禁止されています。
そんな危険な罠にかかってしまっています。



罠にかかっている足の写真です。
クリックで大きくなりますので苦手な方はクリックしないようお願いします。


早朝、遠くで鳴き叫んでは消え、しばらくしたらまたけたたましく鳴いている。
あんな鳴き声聞いた事ない…
一瞬夢‥かな?と思いました。
ただ事ではないような声。

同じ地区に住むMさんは、もっと前からこの声を聞いていました。
明るくなるのを待って山を声が聞こえる方に進みました。
声がだんだん小さくなって、クンクンと鳴いてます。
やっぱり犬だ!!
坂道を登ったら大きな木の近くに居ました。
近づくと怪我をして血を流してる犬が…
かわいそうに。
弱ってる。
何か手に付いてる?
驚きました。
罠!! です。

私達だけではどうにもなりません。
これ以上の恐怖を与えたらこの犬は死んでしまうかもしれない。
少しでも暴れたら手がちぎれそうに見えます。

警察を呼び、食べ物と水を取りに戻り、再び山へ。

動転してしまい何をしていいか…
怯えて弱りきった犬は、4本足で立っていたのに横たわってしまっています。
まず水を飲ませようとしたら…うーーっと鳴きましたがその後水をがぶ飲み。
罠みたいな物を外そうとしても動きもしない。
警察の方が来るまでの時間が長かった事。

警察の方に罠を外してもらい犬を毛布で抱きかかえ病院に行きました。
早く気づいたおかげで、命は落とさずに済みました。

法律で禁止されていても
未だトラバサミなどの危険な罠を仕掛けている人がいると思います。
(トラバサミを違法に設置した場合は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の刑が科せられます。)
または、以前仕掛けたものが、そのまま残されている場合があるかもしれません。
もし、トラバサミを見つけたら、
標識(氏名、住所、その他)が見やすい所に着いているか確認してください。
標識のないトラバサミ(箱わなを含むすべてのわなも)は全て違法なので、
直ちに警察および都道府県か市町村の鳥獣保護担当者、および鳥獣保護員に通報し、
撤去してもらってください。

犬猫などがかかったら動物虐待です。
人間がかかる事だってある、大変危険なものです。
見つけたら必ず通報をお願いします。


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