NPO法人「Team ちいさな足あと」

NPO法人『Team ちいさな足あと』は岡山で、捨てられたり虐待を受けた犬猫たちの保護、治療、里親探しを行っています。

倒れていた意識のない子犬、目を開けました!

2022年09月08日 | 活動報告

先生!助けてくれてありがとうございます!
もう大丈夫!!



でも低体温、低血糖症、栄養失調を患っています。
先生が診断されるには、相当の日数飲まず食わずだったと思われ
脱水状態でもあり胃の中には何もない…よく生きてた、と。
もしかしたら目が見えてないかもしれない…
悲しいけど、いい。
生きていればいい。


ここで見つけた時の様子をお話しします。
とても辛い現場を発見しました。
思い出すと涙が止まりません。
入院している白い子犬は倒れていて
その隣にはもっと小さい子犬が亡くなっていたんです。
白い小さな毛のかたまりだけになっていました。

いったい何があってこんな事に?
分からないです。
水を求め池にたどり着いた?

人知れず山の中でこんな事が起きてるなんて。
どんなに苦しかったか…。
飢えて亡くなるなんて…。
この子は隣で亡くなる兄妹を見ていたんです。
寄り添っていました。

今日も面会に行って来ます。


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子犬の捜索

2022年09月07日 | 活動報告
山は深く3人で進んだ先には何もなく生き物もいません。
カラスが鳴いているだけです。
まして子犬の気配も全く感じません。

一緒に探してくれたお二人は高齢者で疲労も限界に近くなり
引き返そうと相談していたところ…
先に池があるのが目に入り、なんとなく近付いてみました。

白いものが見えます!
子犬です!! 居ました!
大変!! 2匹が倒れていて動きません。
1匹は目を開けたまま震えています。
体は冷たく、立ち上がれず、ぐったりしています。
冷えた体の子犬たちを服で包み
走って山を下り、病院に急ぎました。



死なないで欲しい…



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裏山の奥で子犬の鳴き声が…

2022年09月06日 | 活動報告

数日前より山の方角からかすかに聞こえています。
か細い声は子犬の鳴き声に聞こえます。
今回の子犬6匹は全て捕獲し、残りは居ないと確信しています。
でも鳴き声が…

気になって仕方がない…台風の影響も心配だし探さなくては!
ただ山は広いし深く、鬱蒼としていて湿気もありマムシもいる。
鳴き声は今日はしません。
不安な気持ちを抑えて、昨日聞こえた方角に協力者の方と探しに入ります!


相変わらず役所の捕獲機がありますね。
この辺りから入ります。





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保健所より処分犬を引き取りました。

2021年04月13日 | 活動報告

人間に触らさず表情もない。
その澄んだ目でじっと私達を見、何を思ってるんだろう…。
野犬として収容されていました。
性別/オス
年齢/推定5.6歳
体重/20キロ





今日からみんなが暮らすこの保護犬シェルターで一緒に頑張ろうね!
もう心配はいらないよ!

不安なのか立ったまま座りません



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活動が「倉敷市市民企画提案事業審議会」に認められました

2011年06月18日 | 活動報告

メンバーのYさん(70歳の方です)が、コツコツと続けている猫の去勢・避妊手術。

その活動が認められ、この度「倉敷市市民企画提案事業審議会」に
Teamちいさな足あとが認められました。





Yさんからの活動報告です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5~6年前から、その近所で問題になっていた『猫屋敷』が倉敷市にありました。

飼い主さんがご病気で倒れ、世話ができなくなってしまったために
毎年、子猫がゾロゾロと生まれ、増える一方で役所や保健所もお手上げ状態。
近所の方に大変な迷惑をかけていました。

平成22年5月12日から私の長く厳しい戦いがはじまりました。

まず、毎日決まった時間、決まった場所に“エサ場”を作りました。
最初は何匹いるのか、まったく見当がつきませんでした。

近所の人は「エサをやるな!」と私を怒鳴りつけ、話を聞いてもくれません。
後日、役所の方に来ていただき、説明をしてもらっても
理解してくれようとはしませんでした。
それでも「負けてなるものか」とその『猫屋敷』に通い続けました。

エサ場に猫が集まってくるようになったので「ネコキャッチャー」を仕掛けると
順次、猫が入るようになりました。

捕まえた猫は、そのまま動物病院へ連れて行き
去勢・避妊手術と治療をしてもらいます。
どの猫もひどく痩せていて、皮膚病(疥癬)・回虫など様々な病気にかかっていました。

術後のケアのためにプレハブ小屋を借り
手術を終えた子はケージに入れたままで化膿止めや治療薬を飲ませ様子をみます。
もちろん、エサ・水・トイレ等の世話もあり
ほとんどが触らせてくれない子なので本当に苦労しました。

近所の人は私の姿を見かけると、相変わらず文句を言いにきました。

下記の表は、猫を保護した日付と猫の数です。


計34匹(子猫16匹)
まだ3匹がつかまっておらず、その中の1匹はメスです。

後半はなかなか捕まらなくなり、手術を終えた子が何度も捕まったりしました。
暑い時期だったせいもあり、私も体力的にキツく
ご近所の無理解も精神的にこたえました。
皆様から頂いたご支援でまかなえた部分もありますが
ほとんどは個人的に負担しておりましたので
手術費・治療費・エサ代・トイレ砂代など出費もかさみ、苦しい毎日でした。

全ての子猫と約半数の親猫たちにも里親さまが決まり、今は幸せに暮らしています。
残った9匹の猫たちのため、今も毎日『猫屋敷』に通って世話をしています。
捕まえられないメス猫から、今年は子猫が4匹だけ生まれました。(しましま&三毛4兄弟)
このメス猫が捕まれば、いよいよゴール間近です。
ただ、今後も猫が増えないように世話・管理が必要ですので
まだまだ長い活動になりそうです。

この間お世話になった方々には心からお礼を申し上げます。
また、目の前の事に手一杯で、皆様へのご報告が遅くなってしまった事をお許しください。
そして、今後もこの活動続けていくため、不幸な子をなくすため
ご支援をお願いしたいと思います。どうか、よろしくお願いいたします。


捕まえた猫たちの写真と、その時の状況を一部ご紹介します。

 1匹目 オス
 我が家の猫にそっくりなオス猫。暴れる事激しい。
 夕方、4時半手術。2日間、化膿止めをやって様子をみる事に。
 麻酔が切れたら、やっぱり触れない。ノミとり済。
 とても痩せている。
動物に対しての理解が全然ない人ばかりです。
さあ~これから大変だ。


 4匹目 オス
 黒い猫がいっぱいいる。
 この子は少し毛が長い。動くので写真がうまく撮れない。
 カゼをひいていて目が悪い。朝10時、手術。
 目やにとクシャミひどい。栄養状態が悪い。

 6匹目 メス
 黒い小さめの子。おとなしい。
 片目がひどい目やに。鼻くそ。
 カゼでグズン、グズンいっている。
 朝、10時半手術。
一時猫を保護する場所へ大きいケージを運んだ。
昨日の猫、何も食べない。栄養状態が、皆、とても悪い。


 13匹目 メス
 やっと4匹の子猫を生んだ親を保護。
 子猫は疥癬(かいせん/皮膚病)の治療中。
 親なのに子猫くらいの大きさしかない。
 痩せている。そんな母猫があと2匹いる。
このところ手術のすんだ猫がかかる。
病院へ行ってからわかるので、シンドイ…。


 14匹目 オス
 雨がやんで、やっとキジ猫保護。
 これから手術。
 麻酔して、レボリューションして…。

最近、雨ばかりでダメ。私の身体もクタクタ。少し休もう。
明日から友人が手伝ってくれるという。重い猫砂を運んでもらう事にした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この『猫屋敷』も飼い主さんが去勢・避妊手術をしておけば
ここまで増える事はなかったと思います。

また、庭に来たり、公園にいる野良猫・犬をかわいそうに思って
エサをあげてくださっている方、その優しい気持ち、私たちはとても嬉しい。

でも、どうか去勢・避妊手術をお願いします。
お金も手間もかかる大変な事ですが、1度手術しておけば
人知れず消えていく命が生まれてくる事はありません。
その温かいお気持ちが広がれば、不幸な犬・猫は、減っていきます。

また飼われている犬・猫にも必ず去勢・避妊手術をお願いします。

病気のリスクはもちろんですが
今回の東日本大震災のように、やむをえず外に離さなければならなかった時、
去勢・避妊手術をしていなければ、不幸な犬・猫が増え続ける事になります。

どうか、ちいさな命にも優しい世の中になりますように。
捨てられたり保健所に持ち込まれる犬・猫がいなくなりますように。
そう願って「Teamちいさな足あと」は活動しています。

※「Teamちいさな足あと」では保護依頼・TNR依頼は一切お受けしておりません。
  メンバー全員が主婦や会社員などで一般の方たちと何らかわりなく
  時間的、費用的にもゆとりがありません。
  大変申し訳ありませんがご理解くださいますようお願いいたします。


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