黄泉の国へ

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詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-05-01 14:06:00 | 日記
 ワタシには、都会で暮らす兄が2人がいる

そういえば

父が他界したとき
上の兄がポツリと、こう言った

「お父さんって、女性にタイプとか、なかったんかな......」


人望も厚く、頼られ、慕われ、経済力も
ないわけぢゃ ない
人を見る目もある父なのだ



兄がいう以前から

女性を知って直ぐから
ワタシも、ずーっと思っていたんだけど





 父の前妻(ワタシ達の母)は
心優しく、賢妻で、努力家で、我慢強い
妻としても、母としてもだけど

何より人として
この上ない程、愛情深い
誰からも慕われる人だった

小柄で、可愛らしく
古風にいつも着物を着こなし
贅沢を好まず
自分の着物、父や子供達の浴衣も
お針子をして仕立て
お手芸なら、編み物でも、刺繍でも
何でも作れて
読書家でもあり

父は、そんな母を大切にしていたし
母は、父を尊敬し、頼りにし、
仲睦まじさは、ご近所さんでもよく知られていたくらいだ。

ただ、母は少し身体が弱く
ワタシが中学生の頃には、寝込むことも増え
じき、入退院を繰り返すようになり



先に都会の大学へ行ってしまった兄達に心配かけないように、
なるべく兄達が帰郷する時には、家に戻れるように主治医の先生に相談しながら
時には元気なフリをして



父も、母の負担を減らすために、とことん支えになっていて
母の状態をいつも傍で見ているワタシも、ハラハラするほど
母の辛抱強さには、頭が今でも上がらないし
真似できない



16年闘病し

平成12年(2000年)の12月11日
天に召された



父には、こんな素晴らしい妻が
大好きなワタシの母がいたことを
ちょっと知ってもらいたくて
母をここで紹介させてもらいました


で、


話は戻り


母国へ帰る、その女性から
母親が病気だからと言われて、
父が帰るなと言うはずがない


ただ、

ひと月に数週間
母国に帰ることを
父と生活をスタートさせて
半年続けるのだった


その間

ひとつ驚かせては
またひとつ


バレるというか
バラしてくる


安心させては
不安がらせ
また安心させては
問題をつくり





つづく