グリーンドームねったいかん
(熱帯環境植物館)

東京都のはずれにさりげなく存在する熱帯植物園。小規模ながら水族館やカフェもあるのでゆっくり過ごすのにも良いところです。
【営業時間】
10:00~18:00(入場17:30まで)
【定休日】
月曜、年末年始
【料金】
¥240
【アクセス】
都営三田線 高島平駅 徒歩7分
【見学所要時間】
30分~
前回:
【栃木】真冬に咲く花とイルミネーション『あしかがフラワーパーク』(富田駅/足利市)
≪以下レポート≫
2/11(土)
■植物館へのアクセス
三田線の終点1つ手前、高島平駅にきました。

落ち着いた雰囲気の町並みは、のんびり散歩しても楽しそう。
駅から歩くこと7分で到着。

入館料は240円。めっちゃ安いです!

こちらの熱帯環境植物館は板橋清掃工場からの余熱を利用してつくられた温室なのです。
再現された熱帯雨林やミニ水族館が待ち受けています。
■ミニ水族館とはいっても・・・
入館すると、まずはミニ水族館。

転がる『カラージェリーフィッシュ』のお出迎え。

べったりとへばりつく『ミナミトビハゼ』。

沖縄ではトントンミーというらしい。
ミニ水族館というので、てっきり小さな淡水水槽があるだけかと思いました。
ところが、海水魚います!!
カッコいいデザインの『ヤシャハゼ』。

水槽に近づくと穴に隠れてしまうので、少し離れたところからの観察です。
あら、穴からエビ出てきた!同棲してたのですね。

名前そのまんまの『イガグリガニ』。

大きな『タカアシガニ』もいます!

なんか照れてます。ずっと照れてます。ポリポリ
『サザナミフグ』

目とじた!

観察していると、たまにぎゅーって目を閉じます。まぶたあるサカナってめずらしい!
『アカモンガラ』

水槽の奥をひたすら往復しつづけています。しかも高速で!狂気を感じます。
全く赤くないのにアカとつくのは、どうやら歯が赤いらしい。
ますます狂気を感じます。
気がつけば、海水と淡水が混ざる汽水コーナーへ。

すっけすけのこの魚、『トランスルーセントグラスキャットフィッシュ』といいます。

『スッポンモドキ』

スッポンみたいですが、スッポンと違いウミガメみたいな泳ぎやすそうな足をしてます。
そして、淡水魚コーナー。

世界最大の淡水エイ、『ヒマンチュラ・チャオプラヤ』が!淡水エイってみんな名前が難しい!

アジアアロワナなどの大型淡水魚が泳ぐ水槽の上は、マングローブ林!

ここから熱帯雨林へ。
■熱帯雨林に突入!

ドーム型の大きな温室の中に広がる植物たち。東京であることを忘れてしまいそう。
ついでに冬であることも忘れてしまいそう。
『トレベシア・パルマータ』

まるで、雪の結晶のような不思議な葉っぱ。
別名はそのまんまスノーフレーク。
50cmくらいの大きな葉っぱです。部屋に飾りたい。
『マドカズラ』

虫に喰われたわけでもないのに穴空きの葉っぱ。観葉植物で有名なモンステラの仲間だそう。
部屋にかざったら、名前はマドカにきまりだ。
実がなっているこちらの植物は『バニラ』

バニラビーンズです。
鼻を近づけてみても、バニラの香りはしません。加熱して、その後何日もかけて発酵させないとあの香りにはならないそう。
名前は甘王にしよう。
そんな熱帯雨林にとても似合う『マレーハウス』には、カラフルなマレー凧『ワウ』が飾られてます。

ほどよく暖かい大温室、寒い冬には特におすすめです。
■期間限定!葉っぱ展

開催期間:1/24(火)~2/26(日)
様々な企画展を行っている熱帯環境植物館。
ただいまの期間は葉っぱ展。
さあ、葉っぱ展ときいてもあまりテンション上がらないかと思います。
でも、さきほどの温室で面白い葉っぱたくさんありました!
これは期待できそう!
『ユーカリ(ツキヌキユーカリ)』

まさかの貫通スタイル!こんな葉っぱあるんですね。
『フィッシュボーンカクタス』

もうプラスティックの飾りみたいですが、こちらも葉っぱ。
そして、今回1番のお気に入りはコチラ。
『ジュエルオーキッド』

カタチは普通ですが、迷路のような葉脈がキラキラ光る!
なんかとってもサイバーな感じの葉っぱです。

今回は閉店していたので利用できませんでしたが、カフェもあります。

ナシゴレン¥880やマレーミルクティ¥450など、東南アジアっぽいメニューが。

熱帯雨林を眺めながら食べるエスニックは、ちょっとした外国気分を味わえそうです。
さらにドクターフィッシュもいます!

もちろん無料で体験できます。
手がガサガサする冬場におすすめ。
次回は江東区亀戸!
かつて住んでいたこともあるので、私にとっては思い出の場所なのです。
次回:
【東京】都会に突然現れる江戸屋敷『亀戸梅屋敷』(亀戸駅)
都内の熱帯植物園といえば、こちらもオススメ!
【東京】巨大植物と巨大カボチャと食虫植物『夢の島熱帯植物館』(新木場駅)